ドキュメンタリーとしてのR-1

R−1ぐらんぷり2008 - お笑いを見るにあたり&アナログゲームを遊ぶにあたり


あ、確かに。と思って、先日の『R-1ぐらんぷり』の結果発表時をビデオで見直してみた。


なんか、自分の点数が出るときの芸人それぞれの振る舞いがおもしろい。
COWCOW山田よしのウハッと口をあける表情、
土肥ポン太のなぜか両手で髪をかき上げながらのカメラ目線から急に得点ビジョン目線で無表情、
鳥居みゆきの笑顔と「やったー、フゥー」というつぶやき、
あべこうじのいったん軽くお辞儀をした後に上げた顔のやるせなさと小首のかしげ方、
中山功太のもう単純に苦い顔、
世界のナベアツの宙を大きく仰ぎ見てからのマジの悔しがり方、
とここで3位までの発表で、
「優勝の前にいったんCMです」
のときに大きくリアクションをしていたのはMC陣と前に進み出ていたなだぎ武芋洗坂係長、そしてナベアツ、
鳥居はあいかわらず「ふっふー」顔、
そして、優勝発表、
芋洗坂係長の一歩後ろに下がりながらの手を頭上に挙げての大きな拍手、
そしてなだぎ武の少し演劇的な驚きからの、号泣。


うわー。なんだか、悲喜こもごも。人生かかってるな、と。


で、なだぎ武の号泣の後ろで、
もらい泣きしそうになってるCOWCOW山田よし
少し口をとがらせながら得点ビジョンを見るあべこうじ
目つきの鋭い中山功太
やっぱり「ふっふー」な鳥居、
そして、
蛍原にマイクを向けられて「やれるだけのことはやったんで、結果は、はい」と最後にキャラクターを脱いで言う芋洗坂係長こと小浦一優


うわー。これはドキュメンタリーですよ。


個人的に印象に残ったのは、
これが勝負であることを隠さないナベアツ、
鳥居みゆきのタレントとしての自身の立場の達観っぷり、
そして、あべこうじの深すぎる傷。


あの舞台の上は、ラブワゴンの中よりよっぽどドラマチックだった。