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奇妙

今年おもしろかったテレビ番組ってなんだったかな、と振り返ると、
NHKスペシャル』でほぼ同じ時期に放送された次の2本だ、ということに自分のなかでなった。


「象徴天皇 素顔の記録」(4月10日放送)
「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」(4月12日放送)


どっちも、ものすごく奇妙な体験だった。


テレビをみるときには、
メディアリテラシーを身につけた賢い視聴者になることが大切、
「内容」から「演出」を腑分けしながら情報を取捨選択することが大切、
テレビ的な「お約束」をあらかじめ頭に入れておいて日々更新することが大切、
なのだろうけれども、
タブーに包まれた日本の「天皇」、
文明から遠く離れた民族「ヤノマミ」、
天皇」の前でふるまう著名人や市井の人びと、
「ヤノマミ」族を撮るために10年も交渉してきたというNHKの人たち、
予期せずして画面に映されたそういう奇妙なモノは端的におもしろかったし、
映っているものに奇妙を感じている自分もまた奇妙でおもしろかった。


唐突な奇妙体験がテレビの悦楽。


そういう意味で、
昨日の『いいとも特大号』の香取慎吾のモノマネ「おとな店長」は一晩たってもわけが分からないし、おもしろい。