- 『いいとも』(10月14日)
客席に座る子どもたちに「SMAPになる方法」をレクチャーした際の香取慎吾の一連のことば。
子どもたちの後ろに座っていた大勢の親御さんは,さて,何を思うのか。
- 『ホリデーインタビュー』(10月14日)
- 『ボクらの時代』(10月20日)
是枝「複雑でわかり難いものをわかり易くみせました,っていうことがテレビを作ることだと思われてるかもしれないけど,だけど社会は複雑なんだもん。だったらむしろその複雑さに届くような,簡単に割り切ってたものを,もっと複雑だよって提示することの方が大事」『ホリデーインタビュー』10/14
佐藤浩市「われわれ映画をつくる側も悪いんだけど,お客さんも自分たちがわかんない映画はそれでもう制作サイドの問題だ,っていう投げ方をするのだけはやめてくれ。もしかしたらこの映画のことがわかんない自分には,わからない理由が自分のなかにあるんじゃないか」/『ボクらの時代』
インタビューに答える是枝裕和のことばと,
香取慎吾・阪本順治との対談での佐藤浩市のことば。
客を早々に「お客さま」に仕立てあげる「お・も・て・な・し」な社会で,
客を簡単に「お客さま」にしようとはしない人たち。
- 『5時に夢中』(10月15日)
もし自分が矢口真里ならどう対応していた?と聞かれた際の岡本夏生のひと言。
何も足さない。何も引かない。(©サントリー)
- 『リーガルハイ』(10月16日)
古美門「私は共同と名のつくものがすべて嫌いだし,手に手をとってパワーアップするのはパーマンが空を飛ぶときだけだ」/『リーガルハイ』第2話
羽生に共同弁護をもちかけられた古美門のセリフ。
フィクションを共有する人たちだけに通じる共同性からの離別宣言。
- 『マツコ&有吉の怒り新党』(10月16日)
マツコ「男性目線でつくった女性への情報番組ほどたちの悪いものはないわね」/『怒り新党』10/16
有吉がレギュラー出演している番組に言及しながら発された,マツコ・デラックスのひと言。
マツコはテレビの少し外側から,有吉は少し内側から,
テレビの輪郭をなでまわしている。
- 『徹子の部屋』(10月18日)
八木「黒柳さんとは違って本当にすごいたくさん失敗は多くて」 徹子「すごいですね,それでもずっと続けて12年フジテレビでやってらしたっていうんだから相当いいアナウンサーなんだと思いますよ」/『徹子の部屋』
ゲストの八木が司会術について黒柳に質問をする,というパターンがみられたこの回。
そんな回での,黒柳のナチュラルな自負と失礼。
- 『ニュースウォッチ9』(10月18日)
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「飛び方」を忘れないように,なんて現世では許された者しか言えない。