先週みたテレビ(1月27日~2月2日)

笑っていいとも!』(1月27日)

 

タモリとサシで話をする「じっくり話太郎」のコーナーにて,

スポーツの上達法についてレクチャーする武井壮

 

スポーツ以外のいろいろな分野にも汎用性があるような,

原色の表紙の翻訳もののビジネス書に書いてあるような,

なんだかそういう風に聞こえる話でもあるけれど,

にしても語れる武井壮

 

5時に夢中!』(1月27日)

 

動物に襲われた際の対処法について,

「動物危機管理のスペシャリスト」として意見を求められた松島トモ子

 

もう,次のマツコのコメントにつきる。

 

 

『100分de名著』(1月29日)

 

世阿弥の『風姿花伝』の解説を受けて,伊丹十三監督から聞いた話について述懐する伊集院光

 

話はちょっとちがうのですが,

ぼくは「子ども」を主題にした物語があまり好きではないので,

『明日,ママがいない』は全然みていないのだけれど,

上の「リアル」と「リアリズム」の区別を例の「騒動」に援用するならば,

「リアリズム」を画面上に構築するドラマは,

児童相談所等々の「リアル」をそのまま写実するわけではなくて,

それはもうそういうものなのだから,

そこについていろいろ注文をつけるのは野暮なのだけれど,

でも,件のドラマが「リアル」を知る人に対しても充分な説得力をもつような,

そういう「リアリズム」を提示できてたのかってのはあって,

「取材不足」*1って話は,それができてなかった,ってことなんだろう。

あと,「リアリズム」に対して「リアル」の側から異議申し立てが起こる,っていうのは,

この作品に限られず,いつでも当然ありうる話だと思う。

 

アメトーーク!』(1月30日)/『バラエティ司会者芸人夢の共演スペシャル』(2月1日)

 

同期のピースについて語る『アメトーーク!』の平成ノブシコブシ・徳井と,

芸人の「立ち姿」について語る『司会者芸人』の千原ジュニア

 

似たような話だったので並べてみた。

で,そういう話でいえば,Perfumeの「立ち姿」は大変うつくしい。 

 

笑っていいとも!』(1月31日)

 

「負けず嫌いマッチ」にて,ネコの重さを当てるというゲームに挑む爆笑問題・田中。

 

ちょっとよく意味がわかりません。

 

朝まで生テレビ!』(1月31日)

 

東京都知事選にこれまで7回立候補しているドクター中松にインタビューする田原総一朗

 

東京都知事選の候補者にインタビューしてたこの日の『朝生』。

候補者の掲げる政策についてあれこれよく知ることができるというよりも,

田原総一朗のインタビュー術ないしインタビュー芸が堪能できる構成だった。

 

話したいことを聞いて話させて相手を気持よくさせてもっとたくさん話してもらう。

で,話すだけ話させといて,「もっと他にやることあるんじゃないですか?」です。

 

これはやられる方としてはおそろしい。

で,やられた方からは,「印象操作」とかそういう風にいう向きもあったりするわけだけれど,

いやいや,自分が話したいことを聞かれたら気持よくなって必要以上に話してしまう,

そういう親しみやすい御人柄は大変よく伝わりました。