先週みたテレビ(2月3日~9日)
『徹子の部屋』(2月3日)
1979年放送の『徹子の部屋』のVTR。渥美清の観察眼の鋭さを賞賛した後で。徹子「その観察をね,お話になるのがとってもいいの。だから私ね,人間っていうのは,世の中みるのは目の大きさじゃないな,って,失礼だけれども,ホントにそう思う」/『徹子の部屋』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 3
山田太一をゲストに迎えたこの日,
渥美清が『徹子の部屋』に唯一出演した回の映像が一部流された。
上の引用部は,渥美の観察力をほめつつも,目の大きさに「失礼だけれど」言及する徹子。
徹子は徹子。昔から徹子。
『月曜から夜ふかし』(2月3日)
マツコ「小学校の6年間は地獄だったね。長すぎて」「だから,これは刑務所にいると思ってすごそう,って思ってた。こんなつまらないことを6年間も続けなきゃいけないなんて,これはもう刑務所だと思おう,って思ったもん」/『月曜から夜ふかし』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 3
小学生時代を回想しつつ,学校を「刑務所」と形容するマツコ・デラックス。
最近の『5時に夢中!』(1月20日)でも同様のコメントが。
こっちのほうでは,「刑務所」としての学校は高校まで続いていたということ,
そして,学校を出た後に迎えた「青春」とその後についても話されていた。
マツコ「もういま義務教育みたいになってんじゃない,高校が。まわりが4割ぐらい高校進学しないっていうんだったら行かなかったと思う。もう学校大っ嫌いだったから。学校ってなにが楽しかったの?」「私もうなんか刑務所入ってるみたいだったんだけど,学校卒業するまで」/『5時に夢中』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 1月 20
自分の青春は20代だった,とマツコ。「高校までは刑務所みたいなもんだってさっきいったけど,自分の意志なんてものはほぼ無いわけじゃない。親に飼われてる段階ではさ」(続く)/『5時に夢中』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 1月 20
(続き)マツコ「そこから出て自分の意志で何もかも生きるも死ぬも全部自分の力でやらなければいけなくなって,ホントに好きなことをやれてたとき(が自分にとっての青春)。今となってはもうみんな大人になって,もう…やりたいことだけやってるわけにはいかないじゃない?」(続く)/『5時に夢中』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 1月 20
(続き)マツコ「貧乏だったけど,あんときが一番楽しかった。今はもうなんか,いろんな責任とかもみんな出てきちゃってて,ただ楽しくは生きれないじゃない」/『5時に夢中』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 1月 20
マツコは「責任」をよく口にする。
『笑っていいとも!』(2月4日)/『笑っていいとも!増刊号』(2月9日)
石塚「よくシェフで,余分な油は落としました,っていうシェフがいるんですよ。大っ嫌いですよ。油に余分なんかないんですから」/『いいとも』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 4
石塚「一番キライな言葉は薄味。さっぱり,とかもう全然もう」「こないだケーキ屋さんにいったら,甘さひかえてます,っていう人がいて,じゃあケーキ屋やめちまえよ,っていう」/『いいとも』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 4
最近たまにウォーキングをしている,と石塚。「途中で誘惑がいっぱいあるんですよね。ラーメン屋さんののれんとか見ると,ボクには給水所にしか見えないので」/『いいとも』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 4
タモリ「野菜食べない?」 石塚「野菜はなんかオブジェ感覚」/『いいとも増刊号』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 9
タモリ「いまいくつになったの?」 石塚「52です。ジョージ・クルーニーと同い年です。彼あんま食レポとかやんないみたいですね」/『いいとも増刊号』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 9
テレフォンショッキングのゲスト,石塚英彦のグルメ関連の小咄たくさん。
「グルメ」と「グルメ」の間の短い時間におさめることに特化した「笑い」は,
一見なんだか小鉢にもられた箸休めだけれど,しかし一度に集めると満漢全席に。
『ロンドンハーツ』(2月4日)
淳「職業天然なの?」 重盛「んー,でも使い分けてるときはあります」/『ロンドンハーツ』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 4
男性ゲストに坂上忍を迎えた「うぬぼれ注意!オンナの自分番付」で,
10人中8位にランキングされた重盛さと美,
「ホントの天然」というよりも「つくった天然=職業天然」の「ニオイ」がする,
と坂上に指摘され,ロンブー淳に追求されて,この反応。
「使い分けてるときはある」と言うことで「つくった天然」という面があることを肯定し,
しかし同時に,
「(つくった天然ではないけれど)でも」と言うことで「つくった天然」であることを否定する。
なんというアンビバレントな一言。
いやむしろ,こんなアンビバレンスが「天然」の本質で,
「つくった天然」なのか「ホントの天然」なのか,
決定不可能なところに自分の身を置き続けるふるまいが,
テレビのなかでは「天然」と呼ばれる,ということか。
で,重盛のそんな「使い分け」発言に対してすぐさま,
「職業天然じゃねーか」「でも,それが言えるってことは天然なのかな」と淳が言っていたのだけれど,
そんなツッコミ=解説の妙技。
『有吉×男芸人 あぶない新年会』KTV(2月5日)
アンガ田中「結婚してくれた人には,ホントにありがとうって思います。こんな人間と,こんだけいわれてるヤツと結婚してくれる人って,ホントにいいヤツだと思います。だって(オレは)世間の,国民の敵ですから,ある意味」 有吉「なにカッコよくいってんだよ」/『あぶない新年会』KTV 2/5
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 6
ノブコブ吉村,アルコアンドピースが居酒屋で新年会をしてるところに,
カメラも同席しました,みたいな番組にて。
たった30分の単発番組(関西ローカル?)だったのだけれど,
たぶん半分くらいの時間はアンガ田中にフォーカスがあたってた。
で,自分のことを「国民の敵」と最大級に卑下するアンガ田中の言葉に孕まれる,
「カッコつけ」への欲望を見逃さない有吉。
他人に対しても自分に対しても,有吉は「カッコつけ」に敏感。
『最高の離婚スペシャル2014』(2月9日)
「ボクとキミは,風船に軽く体を持ち上げられて,空を飛びました。目黒川を見下ろすと,マチルダとはっさくが見上げてるのが見えました。上原さんたちが赤ん坊を抱いて,手を振っていました。ボクは風に流されて飛んでいくしかない自分の非力さが,少し悲しかったです」/『最高の離婚SP』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 8
「川沿いの道を今日も歩きます。不思議とひとりになった気がしません。まだまだボクは,毎日をキミの記憶と共に暮らしています」/『最高の離婚SP』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 8
「旧山手通りで焼きイモを買って半分に割ったら大きさがまるでちがって,じゃんけんして食べて,笑って,手をつないで。ボクが結婚を口にしたら,キミは焼きイモいっぱい頬張った口で,声にならない返事をしました。そんな始まり。そんな光景」/『最高の離婚SP』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 8
「部屋の隅に,電球の裏に,カーテンの隙間にくっついたまま,ボクはいまも毎日のように,過去から訪れるキミの愛情を受けとっています」/『最高の離婚SP』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 8
「川沿いの道を今日も歩きます。ひとりずつ,ふたりで生きていたこと。ボクのなかに住んでいるキミ。キミのなかに迷い込んだボク。不思議とひとりになった気がしません」/『最高の離婚SP』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 8
去年の今頃に連ドラで放送されていた『最高の離婚』のスペシャル。
上に引用したのは,
ラストでポストに投函された光生(瑛太)から結夏(尾野真千子)への手紙の一部。
坂元裕二の脚本には手紙がよく登場するらしいのだけれど,
そういえば連ドラのときは,結夏から光生に手紙が書かれてたな,とか,
でもその手紙を結夏は破ってたな,とか,
『それでも,生きてゆく』のラストも手紙だったな,とか,
でもその手紙が直接相手に届けられることはなかったな,とか,
双葉(満島ひかり)も自分で書いた手紙を自分で台無しにしてたことがあったな,とか,
でも今回のこの手紙はちゃんとポストに投函されたんだな,とか,
そんなことを思い出したり考えたりした。
さて,どうなるのかな。次は「スペシャル2015」かな。それとも…。
『笑点』(2月9日)
山田「よい子のみなさーん。ソチはどこにあるでしょうか? え? あっち? そっち。山田隆夫です」/『笑点』
— 飲用 (@inyou_te) 2014, 2月 9
座布団運び・山田隆夫の挨拶。
山田隆夫は!押さえるべき時事ネタを!押さえる!