- 『プロフェッショナル』(10月21日)
藤子・F・不二雄「なるべくおもしろい断片を数多くもってたほうが,『価値』ということになるわけです」/『プロフェッショナル』
藤子・F・不二雄のことば。
『ドラえもん』が人気アニメになって以降の話があっさりしていたけれど,
故人に関する「おもしろい断片」をたくさん積み重ねた番組だった。
- 『笑っていいとも』(10月22日)
タモリ「オレ30からこの世界入ったじゃん。スルスルスルって横滑りして入ってて,30から入って6年後にこの番組やったんですよ。オレは『いいとも』で初めて芸能人としてなんとか格好がついたんで」/『いいとも』10/22
タモリ「32年,フジテレビがずーっと守ってくれたんだよね。ホントにこれ感謝してもしきれません」/『いいとも』10/22
タモリ「出演者のみなさんにも大変お世話に…。それから国民の皆さまにも,ホントにどっち向いてもオレは感謝です。ありがとうございます」/『いいとも』10/22
タモリ「ありがとうございました。ホント感謝です。それじゃまた明日もみてくれるかな!」/『いいとも』10/22
来年3月での『いいとも』終了を告げるタモリの一連のことば。
ゲストとして笑福亭鶴瓶が登場し,SMAP中居が舵取りしつつの,タモリの告知。
発表というか,公表というか,告知という感じ。
とにもかくにも,居候の出港予定日が決まった日。
- 『笑っていいとも』(10月23日)
太田「やめるってなんですか。冗談じゃないよ! わたし聞いてないですよ」 タモリ「申し遅れました…」 太田「申し遅れたじゃない。これはやっぱりあれですか,息子の犯罪が…」「やめないですよね。オレは認めてないですよ」/『いいとも』
『いいとも』終了が告知された翌日の爆笑問題・太田とタモリのやりとり。
おそらく来年の3月までずっと「やめないですよね」と言い続けるのだろう。
あるいは3月を過ぎても言い続けてるのだろう。
それが通じなくなったときに,『いいとも』はもう一度終わるのだろう。
- 『SPEC零』(10月23日)
一「世界はひとつじゃない。それぞれの意識の数だけ世界はある。意識の一部は他者の意識と重なり,ある一定以上の重なりを人は現実の世界として共同幻想している」/『SPEC零』
静止空間での一十一(神木隆之介)のセリフ。
映画はちゃんと共同幻想を結んでくれるのか。
- 『5時に夢中』(10月24日)
タモリについて。美保「なんか,(『いいとも』終了後は)落ち着いてお昼ごはん食べてほしいですよね」/『5時に夢中』10/23
『いいとも』終了についてコメントを求められたときの美保純のひとこと。
この週,『いいとも』終了に関するコメントはさまざまあったけれど,
タモリの昼ごはんを慮ったコメントはあるようでなかった(と思う)。
- 『アナザースカイ』(10月25日)
最近したぜいたくについて。壇蜜「熱帯魚屋さんで魚を予約したっていう行為がぜいたくでした」/『アナザースカイ』
MCの今田耕司に最近したぜいたくについて聞かれたときの壇蜜のひとこと。
壇蜜的言い回しの妙。
思えば壇蜜は流行語を必要としなかった。
フレーズの人ではなくてセンテンスの人。
- 『ワイドナショー』(10月27日)
武田「あいつさ,小さいカルトやらせたら日本一だよな」/『ワイドナショー』10/27(近畿)
さすが,教室のなかに小さなカルトを築いてきた金八先生。