2021年の「テレビ」を並べる

 2021年もテレビをたくさんみました。そんなテレビを振り返る意味で、2021年のテレビで見聞きした「テレビ」という言葉を含む発言を並べてみました。

 

 私のTwitterアカウント(@inyou_te)でテレビ番組の書き起こしをしているのですが、そのメモのなかから「テレビ」という言葉を含む発言をピックアップし、羅列しています。毎年やっている企画です。

 

 

 テレビのなかの「テレビ」をめぐる群像劇。矛盾したり予期せぬところでつながったりする言葉をただただ時系列順に並べることで、テレビのいろんな側面が浮かび上がってきたら。そんな狙いがあったりします。いや、本当はそんな狙いはないですけど、なんだか面白いなと思うのでやっています。

 

 ということで、以下、2021年の「テレビ」を並べる。敬称略で。もちろんバラエティ方面や芸人方面への偏重などいろいろバイアスありで。

 

明石家さんま「俺らタレントやから、テレビに出る人間やから、ルール違反は……意外と俺ら、真面目やん。人に会わなくしたり、できる限り少人数で食事に行ったりとか。いろいろ気をつかいながら生きてるやん」

『さんタク』2021年1月1日

 

黒柳徹子全米オープンっていうんですか、テニスの。大坂なおみさんがお勝ちになってて、それで最後に黒いマスクをかけてお出になったとき、あの方はあれで、人種差別のことを表現なさろうと思ったんだと思って。その心意気みたいなもの、覚悟みたいなものを読み取って、すごい感動しました。素晴らしい方だと思って。テレビっていうのはこういうことのためにあるんだって思いました」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

黒柳徹子テレビに自分が出ることによってね、何か平和に少しでも寄与することができるんだったらいいなこの仕事はと思って、それで始めたんです。子どもたちにみせない、みせられないような番組には出たことはないし。本当に平和になってほしいっていうことを少しずつでも伝えることができたら、それはそれでいいんじゃないかなと、このごろは思うようになったんです」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

野木亜紀子「みなさんがYouTube配信だとか、インスタライブみたいなことをそれぞれやっていくと、今まではテレビを通してしか好きな俳優さんとか芸能人とかがみれなかったものが、もう本人発でどんどん出てきちゃうと、ますますちょっとテレビって頑張らないと、どんどん優位性がなくなっていってしまってるよなぁと。なんかホントにこのコロナ禍で改めてまじまじと思いました」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

ヒャダイン「今までテレビに出る人とかメディアに出る人って、何かしら合格した人じゃないですか。ディレクターのお眼鏡にかなったり、世間のお眼鏡にかなったり、パスした人しか出れなかったんで。何かしらのバイアスはかかってたと思うんですけど。そんな試験がなくなった状態で全員がメディアもってるんで、なんかすごい面白いフェイズにはきてますよね」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

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佐久間宣行「型にはめた『この人ってこういう風ですよ』って昔のテレビはよく見せてたんですけど、それが簡単に本人がちゃんと自分のメディアで否定できるようになったので。そういう意味でいうと、なんていうんですかね、テレビのパワハラ的な側面はどんどん通用しないというか」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

山之内すず「バズるって言葉、最近できたはずなのにみんな言うじゃんみたいな。エモいもバズるもそうですけど。確かに、瑛人さん、YOASOBIさんも、それこそTikTokとかでバズってYouTubeとかで伸びて。で、テレビにも出てきてって流れが多いですし。私も実際、SNSでバズってというか出てきたほうの人間なんで、バズることに対してすごくホントにいろんな可能性を秘めてるなってことだとか、すごい希望になるな、自己プロデュースしやすい世の中だなとも思いますけど。なんでしょう…バズらせたいバズらせたいっていう焦りはホントに危ないなって思います。バズらせたい一心で誰かを傷つけてしまうこともありますし」

『あたらしいテレビ』2021年1月1日

 

よしこ(ガンバレルーヤ「最近テレビみてて、私が目指してた道はこの人かもって思ったのが、島田珠代さん」

『ナイナイDAYS』2021年1月3日

 

橋本マナミ「雑誌とかテレビがいろいろキャッチコピーを考えてくださって、たとえば『昼下がりの団地妻』とか『若き熟女』とか、そういうキャッチコピーいっぱいいただいたんですけど。なかなかしっくりこなくて。『愛人にしたい女』っていうのが、バラエティがイジってくれたんですよ、面白く。そこからいろいろ使っていただいて定着した」

ごごナマ』2021年1月5日

 

福井俊太郎GAG「ちょっと僕、家が厳しかったんでテレビはあまりみせてもらってなかったんですけど、単独ライブのビデオをネプチューンさんが出してて、それをこそっと買って、セクシーなビデオをみるような感じで親に隠れてみてました」

『ネタパレ』2021年1月8日

 

塙宣之(ナイツ)テレビに関してはレギュラー番組があるわけじゃないし。2008年にテレビに出るようになって12年経つんですけど、2008年のときとあんま変わってないんですよ、やってる仕事が。ラジオ以外は。2008年に出た時は、何年かしたらゴールデンで番組やって、ホスト役になってゲストを呼んで話聞くみたいなイメージだったんですけど、未だに青山学院のことをヤホーで調べましたって」 

『ジンギス談!』2021年1月8日

 

伊藤俊介(オズワルド)「去年も(『M-1』の)決勝終わったあと、一番たぶんテレビ呼ばれてないんですよ、僕らが。バラエティとかに関しては、ちょっと呼びにくいだろうなっていうのも自分らでわかったんですよ。それに関しては100歩譲ってわかるなと思うんですけど、ネタ番組にもまったく呼ばれなかったんですよ。意味がわかんなくて」 

東野幸治「意味はね、可愛げがまったくないから」

『マルコポロリ!』2021年1月10日

 

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(うちのオカンが好きなテレビ番組の名前を忘れた)

駒場孝(ミルクボーイ)「オカンが言うには、大きくてきれいなテレビでみたほうがおもろいって言うねんな」

内海崇(ミルクボーイ)「ほな『笑点』とちゃうやないか。『笑点』にね、テレビの大きさも画質も関係ないんやから。『笑点』はね、中華料理屋さんの小さいテレビでみるぐらいがちょうどいいのよ」

笑点』2021年1月10日

 

松陰寺太勇(ぺこぱ)「昔から『朝まで生テレビ』とか大好きで。僕らのネタの中にもそういう世界情勢とかもちょっと入れつつ。考えるきっかけの橋渡しをしたいんです、若者に。最終的には、いま自分がどういう時代に生きて、どういう世界を目指して、そして次の世代に何を残していくべきなのか、そういうことを今の世の中考えなさすぎ。テレビでそういうこと言うと、芸人はお笑いだけやってろって言われるじゃないですか。それも僕違うと思ってて。意見は持ってていいんじゃないかな」

『ロンドンハーツ』2021年1月12日

 

トシ(タカアンドトシ「(自分の子供は)YouTubeとかをみてんのよ、すんげぇ。YouTubeで俺らの動画とか勝手に上がってんじゃん。それを見て逆に尊敬されるというか。『パパYouTube出てる』みたいな」

タカ(タカアンドトシ「いまYouTubeなんだ、テレビより」

トシYouTubeで俺らのネタとか見てんの。で、地上波の『THE MANZAI』とかでやってるやつは全然みてないの。YouTubeに出てるというのがすごいというか」

塙宣之(ナイツ)「昔でいうテレビみたいな感じなんでしょうね」

トシ「悲しいよね。自分らがやりたいやつじゃなくて、勝手に誰かが上げたやつのほうに食いついて」

『ジンギス談!』2021年1月15日

 

飯塚悟志東京03「3人でコントはずっとやってたいですね。これが軸というか。これがないと他の仕事もこないと思うので」

角田晃広東京03東京03のコントが基本なので、そこから他のいろんな仕事をいただければありがたいですよね。で、またライブで3人で集まってやるっていうのが、カッコいいねって話はしてるので」

飯塚「そこの足並みがそろってるのが一番大きいかもしれないですね。3人いて1人くらい、『俺はもっとテレビ出たい』とかっていうタイプがいてもおかしくないんですけど。でも、3人ともやっぱライブが一番楽しいので」

サワコの朝』2021年1月16日

 

長谷川雅紀(錦鯉)「芸歴26年なんですけど、テレビは1年目だと思って、新鮮でドキドキしてワクワクしてますね」

千原ジュニアの座王』2021年1月16日

 

中田敦彦オリエンタルラジオテレビYouTubeがライバルとか云々とか、なんかもう古くて。その議論自体がちんぷんかんぷんで。もうとっくに世界はテレビとかYouTubeとか当たり前に存在してるから、受け入れてお互いで協力してって面白いものをどこでも出せばいいじゃんって」

『ボクらの時代』2021年1月17日

 

神田伯山「僕はホントにテレビに向いてない。テレビって会話芸だから、俺そもそも、友だちもいなかったから会話ができないんですよ」

『ボクらの時代』2021年1月17日

 

石原良純「今週、石原プロが解散して。僕はそこからテレビの世界に入って、やっぱりすごく厳しくて怖かったんですよ。それであるとき、フジテレビのバラエティ番組に…『夢で逢えたら』ですよ。松本さんもいらっしゃった。それでそのときに、みんなが笑いながら楽しそうにやってたの。ちゃんと本読みもやって、立ち稽古もやるんだけど、本番になったらみんな勝手なことやるの。それを見てスタッフがみんな笑ってるのを見て…そのときにフジテレビの有名な、『楽しくなけりゃテレビじゃない』って書いてあって。それがね、すごく自分の中でね、あぁこういうものなんだテレビっていう発見があって。僕、天気予報もやらせてもらったり、ドラマもやらせてもらったり、バラエティもいろんなものやらせてもらって。楽しいものであるはずだから。それは現場も楽しいし、もちろんみてる人、作品も楽しいし、見てる人も楽しんでもらえなかったら成立しないじゃない。だから、歳をとって、見てる人が楽しくないんだって、あの人はいらないやってときって、来るんだと思うんだよね、自然に。だからなんか、そういうのは世代交代していくのが自然なのかなって思って」

ワイドナショー』2021年1月17日

 

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大橋未歩「コロナでいろんな番組みていると、制作費が減ったとなると、VTRの受け振りだけするアナウンサーだったらきっとスタジオには置いてもらえないんだろうなっていう危機感は、自分のことのように持つようになりましたし、気づかれちゃったって思ってます。いらないかもしれない存在であることを、気づかれちゃったかもしれないって。年末年始のテレビとかみていても」

ワイドナショー』2021年1月17日

 

松本人志ダウンタウン「今まで世帯視聴率だけを推し進めすぎたんですよ。だから若者にとってはちょっと生ぬるい番組ばっかりになっちゃったから、テレビ離れが始まっちゃったんですよ。それを俺はもう20年以上前からずっと訴えかけてきたけどね。それが今やっと変わりつつあるんですが、変わったころにはもう俺が年老いているっていうね。遅いぜっていう」

ワイドナショー』2021年1月17日

 

スタッフ「勝手な印象ですけど、おふたりは絶対テレビ出ねぇぞって感じかと」

Ayase&ikura(YOASOBI)「いやいやいやいや…」

Ayase「シンブルに準備ができてなかったですね。パフォーマンスすることの」

CDTVライブ!ライブ!』2021年1月18日

 

明石家さんま「僕もできてます、孤独死の覚悟は。たぶんテレビのリモコン持って死ぬんだろうな。でも骨は笑ってる」

踊る!さんま御殿!!』2021年1月19日

 

(放送時間が1時間の番組をほぼ1時間で収録する)

浜田雅功ダウンタウン「あんまりテレビ局にいたくないんですよ。テレビ局から出たい」

『ごぶごぶ』2021年1月19日

 

森田哲矢さらば青春の光「一応、ゴシップのメモ帳はありますけど、芸人のゴシップは僕はテレビとかでも出さないようにしてるんで。同業者だけは絶対に売らないって決めてるんで」

『ロンドンハーツ』2021年1月19日

 

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(40歳過ぎてバイトやめられない芸人)

アイアム野田(鬼ヶ島)「(アルバイトで)バーテンダーやってて。ときどきシャンパンをあけてくれるお客さんとかいるじゃないですか。あけた瞬間に、天井近くにテレビがあるんですけど、そこに第7世代とか映ってたら、なんともいえない気持ちになります。って思うけど、時給発生してるから、やんなきゃなって」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年1月21日

 

ハリウッドザコシショウ「ホントここだけだから言うよ。たとえば何かのテレビで、わーって出てきて、わーって適当にネタやって、適当に騒いで、わめいて、はい終わりってサッと去るじゃん。あれ全部考えてるからね、俺」

村田秀亮とろサーモン「言っていいんですか?」

ザコシショウ「まぁ……編集しといて(笑)」

『やすとものいたって真剣です』2021年1月21日

 

小芝風花「最初はスケートやっていてテレビとかをみる時間があんまりなかったんで、芸能界とかあんまりわからなかったんです。でも、浅田真央さんがスケートを滑りながらCMに出られてるのを見て、こういうCM出てみたいなって何気なく言ったのを、姉が聞いてて。オーディション雑誌を買ってきてくれたんです」

徹子の部屋』2021年1月22日

 

明石家さんま「宮迫と(オリエンタルラジオの)あっちゃんで、うちに(YouTube出演の)オファー来た。『テレビのようなものを作りましたんで』って言うねんけど、そしたらもうテレビで……」

『お笑い向上委員会』2021年1月23日

 

明石家さんま笑い飯とお前ら(=マヂカルラブリー)は優勝せんといてほしいねん、俺の中では。『あんだけ笑いとったのに2位かー』っていったらカッコええねん。お前ら(『M-1』で)優勝するつもりちゃうかったやろ? あのネタは」

村上(マヂカルラブリー「いや、優勝するつもりでしたよ。バリバリ優勝しにいってましたよ」

野田クリスタルマヂカルラブリー「優勝するつもりないやつ、決勝まで行かないですね」

おいでやす小田「ホンマに『M-1』みました?」

さんま「みたよ。テレビやないかい、単なる。テレビ番組やないかい」

『お笑い向上委員会』2021年1月23日

 

志尊淳「(芸能活動を始めることに)母親は平気だったんだけど、きょうだいがあんまりよく思ってなくて。っていうのは、『志尊って名前が広まることで、私たちが自由がなくなっちゃう』。17ぐらいのときに1回、1年、2年ぐらい家出して連絡断ち切ったの、家族と。しがらみみたいな。反対されてたわけじゃないんだけど、俺からしても、完全に応援してもらえてないっていうことに、心の拠り所がなくって。寂しくなっちゃって。だったらっていって、一人暮らしして出ていったね。今は結果、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、芸能活動してるのは知ってるけど、何やってるかとか一切知らないから。『え? 淳、テレビ出てんの?』みたいな感じなのよ。全然知らない。無頓着、きょうだいは。それがいまは楽」

『ボクらの時代』2021年1月24日

 

長谷川雅紀(錦鯉)「僕が健康診断を受けたのがもう10年以上前なんですよね。バイト先で。それから10年間健康診断してないんで、あちこちヤバいと思うんですよ。だから、(健康番組に出たら)番組的にはいろんな箇所が見つかるんで、宝庫だと。おかしいところが見つかったほうがテレビ的には面白いですから」

爆笑問題霜降り明星のシンパイ賞!!』2021年1月24日

 

若林正恭(オードリー)テレビの仕事いただいて1年目のときに、『こんな世界なの?』って思ってたんですよ。誰にも言えないじゃん。ノリにノッてるとか紹介されるから。そんなとき、初対面の(インパルスの)板倉さんが近づいてきて、肩ポンッてして『どう、絶望してる?』って笑顔で。めちゃめちゃ嬉しかったのそれが」

『あちこちオードリー』2021年1月26日

 

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板倉俊之(インパルス)テレビの前で嫌味とか、笑いのために言うだけじゃん。でも俺は、ホントにそういうやつだと思われ続けてんだよ。かといって、俺がそういうの(=『実は優しい』みたいなキャラ)をやりだしてもさ、『急ハンドル切ったじゃん』みたいになるから。だから、俺はもう崖ってわかってても突き進むしかないんだよ」

『あちこちオードリー』2021年1月26日

 

たむらけんじ「(かまいたちは)すごいなぁ。ぎょうさんテレビ作って。俺いま、キャベツ作ってんねん」

かまいたちの知らんけど』2021年1月28日

 

関根勤「僕ね、テレビっ子なんですよ。僕の世代って『3丁目の夕日』とおんなじで、テレビがホントにね、エンターテインメントっていうか、バラエティの王道だったんですよ。だから今でもテレビみてんですよ、全録で」

『やすとものいたって真剣です』2021年1月28日

 

笑福亭鶴瓶「(『鶴瓶の家族に乾杯』では)テレビやからって意識しておもろいこと言おうとする人、ちょっと避けるね。自然な人のほうがいいから。避けるっていうか、ちゃんと注意してあげるわ。『そんなこと言わんでええねん』と言うとか。相手の気持ちになることが一番大事やからね。相手の駄目な部分ってあるでしょ、人間誰でも。そこをちゃんと指摘してあげたほうがいいね。この人、テレビに映ってるの見られてたら、絶対誰かに嫌がられるなと思う人があるわけよね。だからそこは先に見つけて、『嫌がられるで』と。そこを怒るとか。そこは全部くさみが消えていって、すごくええ人になるっていうか」

『桃色つるべ』2021年1月29日

 

Mattテレビで(自分のメイクを)塗装って言ってたら、塗装のCMが来たんですよ」

ダウンタウンなう』2021年1月29日

 

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吉住「そんなに私をフィーチャーしないで、って。みんなの中に紛れ込んでてたいなって。テレビとか出て顔を知られちゃったりしたら、個人情報とか抜かれたりするし」

せいや霜降り明星「するよ。すごいするよ」

爆笑問題霜降り明星のシンパイ賞!!』2021年1月31日

 

石橋貴明とんねるず「やっぱり『みなさんのおかげです』っていうのは、人生のほとんどをかけていたぐらいの番組でしたし、それがやっぱり終わってしまって、ちょっと、精神的にもあんまりよくなかったですし。その後、なかなかテレビの仕事も少なくなってきて。まぁ、ちょっとホントに、戦力外通告だなと。やりたくてもできないというのは、ちょっともう、どうしようも、うん。このまんま終わってしまうのかなっていう思いはかなり強かったですね。もう、ユニフォームを脱がされてしまったなっていう。さて、どうしますか、この、うん、60をちょっと前に。実質定年だなっていう感じはありましたね。まだ自分はやりたいのに仕事がないっていうのは、どうにもぶつけようがないというか」

情熱大陸』2021年1月31日

 

石橋貴明とんねるず「すごい勢いで(YouTubeチャンネルの登録者数が)100万人いったとき、『すごいですよ』って言われたけど、俺にとっちゃピンとこなくて。100万人ってなんなの、そんなにすごいことなのっていうことなんですけど。あまりその数とかっていうのは気にしてないですね。それより実際みて笑えたりとか、あぁちゃんとみてくれてんだなっていうコメントを見てるほうが全然楽しいし。そこにやる気が起きるというか。やっぱテレビは視聴率っていうものをとらないとお話にならないわけで。それを目指してやっていたし。そこは少し、ちょっと気が楽になったというか。それは気にしなくていいんだなっていう。それよりもっと、ホントに一番最初にテレビに出始めたときみたいに、自分たちが面白いっていうことを出すっていう。なんか、シンプルに戻れた」

情熱大陸』2021年1月31日

 

石橋貴明とんねるず働き方改革だとかって、テレビのスタッフなんかも8時間以上働かない、ADから先に帰すみたいな。それは今の社会の流れでしょうがないのかもしれないけど、ルールなのかもしれないけど、じゃあ、人より早くディレクターになりたいとか、お寿司屋さんの若手だったら人より早く店を持ちたいとか、人より早くたくさん稼ぎたいっていう人間は、じゃあいつ仕事を覚えるんだって。やんなきゃ駄目なんですよ。つべこべ言わずやんなきゃ駄目なんですよ。つべこべ言ってるうちはしょうがないです」

情熱大陸』2021年1月31日

 

屋敷裕政(ニューヨーク)YouTubeの企画で2000年のテレビ欄見るみたいな企画やって。テレビ欄見たら、芸人さんほとんど出てないんですよ。でも番組は攻めまくってんですよ。『19歳の整形幼妻、メル友と不倫』みたいな。2020年のテレビ欄、ほとんど芸人さん出てるんですよ。でも、全部平和な番組になってるんですよ。これがなんかゾッとして。俺がみとったテレビと全然ちがうテレビになってるけど、芸人が活躍する間口はめちゃくちゃ増えてるみたいな」

『さまぁ~ず論』2021年2月1日

 

大悟(千鳥)「煽って見るような時代じゃないから、テレビって」

『相席食堂』2021年2月2日

 

ノブ(千鳥)「結局原点は、一番最初、俺と大悟がしてたやつですもんね。高校時代とか。社会人になってすぐ、芸人なる前とか。芸人になって、1~2年目、同棲してたときぐらいにテレビみながら、『なんかおもんないなぁ』とか、『なんやねんこれ』とかツッコんだりしてたやつなんですよ、結局。だから、結局一番最初やってたやつが、ご愛顧いただけるという」

『相席食堂』2021年2月2日

 

福田麻貴(3時のヒロイン「(『THE W』で)優勝してから年間300本以上テレビに出させていただいたんですけど、グリーン車にはなってなくて。吉本って賞レース優勝したらグリーンになるって聞いてるんですけど、『THE W』は女やからたぶんナメられてるんですよ」

ダウンタウンDX』2021年2月4日

 

屋敷裕政(ニューヨーク)「僕らも『M-1』とか決勝行ったりして、10年お笑いライブ出てて、ようやく華やかなテレビの世界に出れるようになったら、全番組で不満か不安を聞かれるんすよ。千鳥さんも最初、ずっとなんか『東京にハマらへんねんワシら』ってスタンスでテレビ出てたじゃないですか。どうやったらディーラー側に行けるんすか?」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年2月4日

 

黒柳徹子「100歳でテレビに出てたら面白いかもしれない」

徹子の部屋』2021年2月5日

 

関口宏「ネットが随分広がっちゃってね、若い人たちがどんどんネットのほうへ流されてるみたいだけど、テレビテレビの使命はまだまだあるような気がします。ネットはね、いろんな人が簡単に立ち上げられるから、ミニコミなんですよね。だけどテレビはやっぱりマスコミであるべきだって思ってます」

徹子の部屋』2021年2月5日

 

(最近のテレビは高齢の出演者が切られ若者が求められている、という話の流れで)

井上公造「そもそも若い人はテレビみてなくてYouTubeなんじゃないんですか? テレビは年寄りのためのものじゃないんですか?」

『マルコポロリ!』2021年2月7日

 

DJ松永「意外とびっくりしてんのが、前回(『あちこちオードリー』に)出させていただいたときは、別にテレビでやっていこうとか思ってないから何でも言えたと思うんですけど、今はちょこちょこ出させていただくようになって、(出演番組が)減ったらやだなっていう。テレビ減ったら嫌だなって思いだしてることに、自分でびっくりしてて」

『あちこちオードリー』2021年2月9日

 

若林正恭(オードリー)「ラップの世界と一緒で、(テレビは)持たざる者のほうが強いんだよね。テレビのニューカマーのほうが。『なんでワイプなんかやるんっすか』って言えるけど、ワイプのレギュラーが始まったらもう言えないからね。そんなことは誰もが思ってることで、その枠のなかでどうやっていくかだから」

『あちこちオードリー』2021年2月9日

 

(東京に行って羽振りがよくなったと言われるが)

亜生(ミキ)「僕はホンマに言うと、ちょっと夢を大阪芸人の子にあげたいというか、若手の子に。こんだけテレビ出たら…今まで兄さんとかあんま言わらへんかったから、僕らの代も、東京に行ったら夢があるぞっていうのが分からへんくて。僕らが若手のときに、売れたらどれぐらいなんのかっていうのを想像つかへんかったのを、ちゃんと言ってあげようと思って」

『やすとものいたって真剣です』2021年2月11日

 

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(Clubhouseについて)

マツコ・デラックス「おもしろいなと思ったのは、ちょっとなんかアナログじゃない、発想が。おもしろいんだね、あれがね、若い子に。だからなんかテレビも、やりようによっちゃあ、もう1回おもしろいって思ってもらえることあんのかなって、ちょっと思ったんだよね」

マツコ&有吉 かりそめ天国』2021年2月12日

 

有吉弘行テレビってさ、ずいぶんやってたら『テロップうるせぇな』とか言ってたけど、YouTubeめっちゃテロップうるせぇなって。でもそれが新しいってことになるんだよね。だからグルグル(回ってる)」

マツコ&有吉 かりそめ天国』2021年2月12日

 

川島明麒麟「(『M-1』の)決勝進出者発表のMCやったんで、準決勝最初からずっとみてたんですよ。ほんならもう、おいでやすこがが準決勝で大爆発したんですよ。ドカーンって、決勝の比じゃないぐらいドーンって全部ウケてウケて、その後オズワルドやったんですよ。グワーッとおいでやすこがの空気になってて、次の出囃子が鳴ってるんですけど、しばらく出なかったんですよ、オズワルドが。で、客が『あれ? なんかトラブルかな?』ぐらいで間をとって出てきたんですよ。全員が集中した間を狙ってパッと出て、オズワルドがちっさい声で『お世話になってます』ぐらいからグッと引き込むっていうテクニックを。だからすごい技術で。こういうことをテレビでしゃべれてよかった」

『ゴッドタン』2021年2月13日

 

DJ松永テレビ出てる人たちって、自発的に仕事できないじゃないですか。それを頼りに生活してるって、結構しんどくないですか?」

若林正恭(オードリー)「これはホントに運としか言いようがないよね。(番組が)始まるときは始まるのが多いのよ。で、減るときは減るのが多くて。大事な友だちともたまに会えるし、テレビも楽しいし、漫才もできるみたいな、ちょうどいいスケジュールがない。テレビがすげぇ多いか、すげぇ少ないかのどっちか。で、みんなそういうのに揉まれて、変な数珠とかしちゃうんだと思う」

『あちこちオードリー』2021年2月16日

 

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海原ともこ「私はやっぱ、面白い人は(他を)置いていかなアカンと思うし。自分たちがやっぱり残らなアカンと思うねんけど、第7世代っていうのが逆に足かせみたいになったりとか、するなとかはある?」

せいや粗品霜降り明星「ありますね」

ともこ「やっぱりな」

粗品「2人ともそこは冷静に見れてるとは思います。あんまり過ぎたことは言えないですけど、でも、まぁそうですね、できるだけやっぱり1年、2年、『第7世代』っていってテレビ出てわかったんは、やっぱ先輩と仕事したいですね、もっと。絶対的におもろいんで、先輩が。おもろい先輩についていって、気づいたら自分らが一番先輩とかがいいです」

せいや「第7世代は、沈む船です。もうホントに、そこに一緒にされたないなみたいなんは、結構もう…でもみんななんですよね、それって。第7世代で喜んでる人おらんと思うんですよね。ホンマ勝手に言われてるだけというか」

海原やすよ「でもいいんじゃない? もう次の船には乗ってるんじゃない? それを冷静に見てることがまずね」

『やすとものいたって真剣です』2021年2月18日

 

石橋貴明とんねるず「最初に『YouTubeやりませんか?』って言われたとき、見たことがなかったから、『え、何? YouTubeやるって何?』って。『なんのこと言ってんの?』って全然チンプンカンプンだった。『何をすればいいの?』っていう。『いや、テレビだと思ってやってください』ってマッコイが言うから、まぁテレビの手法だったらできるなっていう」

『櫻井&有吉 THE夜会』2021年2月18日

 

中居正広「20代のときアイドルは、いまのアイドルもそうだけど、やっぱりここまで(全身を包む)チャックがあるんですよ。ウルトラマンじゃないけど。で、少しずつチャックを開けながら実はこうですよ、ああですよって。品のないことだとか。そうすると『中居くんは全部おおっぴらだねテレビ見てると』って言ってもらえて、いいんじゃないかなと思います」

田村淳(ロンドンブーツ1号2号「もうひとチャックあんだな」

中居「ひとチャックじゃなくて、全部開けた中に、もーっと長ーいチャック、開けたことないチャックがあります」

田村「自分でも? え、自分でも?」

中居正広の金曜日のスマイルたちへ』2021年2月19日

 

伊集院光「昨日今日で、テレビ局、撮影所、4か所行ってるんですけど、そのトイレの個室の洋式便座に座ると、前に貼ってある紙が『ここで仮眠をとらないように』。でもこれは、『仮眠をとるな』ってことではなくて、本来は『ADさんたちの労働環境がおかしくないですか?』っていうことだと俺は思うんです。今まで割と見逃してたんですけど。なんか処方箋って、『ここで寝るな』っていうことじゃないよね、って」

『100分de名著』2021年2月22日

 

若林正恭(オードリー)「『アメトーーク!』って、ホント俺はめちゃめちゃ感謝してて。やっぱ、宮迫さんと蛍原さんって優しいから、ホントに。あとなんかこう、あの番組って、なんつうんすかね、芸人が肩の入れ合いにあんまりならないっていうか。すごい不思議とそれぞれにバッターボックスが必ず回ってきて。で、僕なんか『人見知り芸人』がなかったら、なんにもテレビなかったと思うんすよ。あれからすっごい増えて。で、人見知りの話を蛍原さんがすごい聞いてくれるんですよ。『若林は重症やなぁ』みたいな感じで。それをみた別の番組が、同じような人見知りの企画をやると坂上さんとかに怒られて。『それ直さなきゃ駄目だよ』みたいな。人見知りなんて絶対直したほうがいいことだから、俺たちも反論がないから、『確かにそうっすねぇ』って。怒られたら終わっちゃうから、アレって。『重症やなぁ』とか言いながら2人が聞いてくれるから、ああやって1つ喋らせてもらえるっていうのがあるから。だからすごい、俺たちは喋りやすいです」

『あちこちオードリー』2021年2月23日

 

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マツコ・デラックス「私はテレビの収録してても、こうやって(出演者やスタッフの)みなさんにね、まぁみなさんもお仕事だからしょうがなくだろうけど、相手してもらうわけじゃない。興奮状態じゃない、まだ収録が終わって。だから家に帰っても寝れないしさ。そんときにさ、実態と虚像のギャップみたいなものをすごい感じんのね。ただの48のふとったおっさんじゃないっていう」

マツコ会議』2021年2月27日

 

星野源「変なことを、誰にもみられない場所でやるって、普通じゃないですか。でも、普通じゃないことを、誰にでもみられる場所で、堂々と普通のようにやるっていうのが一番ヤバいことで。それが一番おもしろいですよね。それはマツコさんが今、めちゃくちゃ各場所でやられてるので爽快っていうか。マツコさんみてても思うし、あとタモリさん大好きなんですけど、タモリさんってめちゃめちゃ変態じゃないですか。めちゃくちゃ変態な人がテレビに堂々と出てて、それをみてる人が誰も不思議に思わないってめちゃめちゃおもしろいですよね。それってホントに愉快だし、すごく豊かだし、なんておもしろいんだろうと思うんですよね」

マツコ会議』2021年2月27日

 

aiko「3歳のときから歌手になりたいと思って。テレビでジュリーが出てくると、ブラウン管を舐めてました」

『しゃべくり007』2021年3月1日

 

児嶋一哉アンジャッシュテレビに出続けたいです。テレビ大好きなんで。子どものころからみてた、もうホント華やかな、照明とかセットとか。で、こんなスターの人たちとトークとかできて」

『アナザースカイⅡ』2021年3月5日

 

(『R-1グランプリ』に芸歴制限ができた件)

おいでやす小田「いつか終わるというか、ルール変更したりとか、それはテレビ番組の制作サイドの判断なので。しょうがない部分はありますね、それは。ただ、それを聞いて何が悲しかったっていうのが、じゃあなんか、毎年ちょっと邪魔やと思ってたんかなと思って。予選で落としたいけど、ウケてるからしゃーなしやったんかなとか。そんなん考えたら、ちょっとヘコみましたけどね」

かまいたちの机上の空論城』2021年3月5日

 

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マツコ・デラックス「自分は何かの形で自我みたいなものをちゃんと表現に変えないと、生きていけない人間なんだなっていうのは感じてたんですよ。それが今みたいな形になるとは思ってないけど。で、まだなんにも、テレビのテの字もないし、文章、物書きやるっていっても連載もないときに、思い切って28で仕事やめたんですよ。追い込もうと思って。そこそこ収入ももらってて、ちゃんと安定はあるから、たぶんこのままこの世界でやってけばいいんだろうなって思ってしまいそうな自分が目の前に見えたんで。これはもう断ち切るしかないなと思って。なんの保証もなかったんだけど、無職になったのよ。そっから。それが28のときで。テレビなんて、女装の友だちがキャスティング頼まれて、フジテレビのバラエティにちょっと出たりとかしたことはあったんだけど、今みたいな形でちゃんと自分が話をしてみたいなのは、32~3かな。テレビで生きていこうと思ってたわけじゃなくて、そんときはたまたま、いろんな形で出ただけで。ホントにテレビでやってこうって思ったのは……35~6か。『ピンポン!』に出る決心したときだね」

マツコ会議』2021年3月6日

 

ハマ・オカモト「父親がテレビに嫌でも出てるんで。(父親が)出てるものをみるってことが、変な、なんでしょうね…他人なんですよ。もちろん、僕はカッコいいとも思ってますから。カッコいいからおんなじことをやろうっていうふうに思う方も、たぶんたくさんいると思うんですよ。ただやっぱり、父親がああなるためにやってきたことっていうのが、僕が生半可な気持ちでそこに加わることによって、すべてなし崩しになる気がして。だからもう(芸能人になるつもりは)微塵もなかったですし」

『SWITCHインタビュー 達人達』2021年3月6日

 

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宮澤エマ「タレントとしてテレビに出てる時期が長くて。でも舞台やってるときって、がっつりお稽古2か月ぐらいするじゃない。そうするとテレビのお仕事をするのが難しくて。なんか、精神分離みたいな感じで自分の中で変えるべきなのか、一緒なのかなんなのかがもうわけわかんなくて。テレビに出たばっかりのころは、『首相の孫』ってことすごく最初にピックアップされて、おじいちゃまの名前を借りているんであれば、ちゃんとした人でなきゃいけない感覚がすごい強くて。借りてきた猫みたいな感じになってたんだけど」

『ボクらの時代』2021年3月7日

 

高畑充希「1年半ぐらい(自宅に)テレビがなくって。テレビつけると、自分とか友だちがいっぱい出てるんですよ。それって、すごい嬉しいんだけど、情報がすごい多くって、自分にとって。家では音楽か、無音か」

『ボクらの時代』2021年3月7日

 

藤田ニコル「(にこるんビームは)小学6年生からずっとやってたんですよ。好きでやってたんですけど、台本に登場『にこるんビーム』って書かれてから、テレビが怖くなっちゃいました。やんなきゃいけないんだ、と思って。台本に書かれてから出さなくなりました」

『あちこちオードリー』2021年3月9日

 

設楽統(バナナマン「漫才やってるとかコントやってるって女性芸人の方は過去いますけれども、テレビ出ていろいろとっていう形って、割とオアシズの2人が開拓したりとか」

光浦靖子オアシズ「正直、血だらけになって獣道を作りました」

『バナナサンド』2021年3月10日

 

澤部佑(ハライチ)「『M-1』とかよりも、『オンエアバトル』に連勝して売れてくんだみたいなイメージだったんですよ。だからがんばるぞ、つって。そしたらいきなり当日岩井が、すごいマッシュルームヘアーにしてきて、いきなり当日。せっかくの『オンバト』でなに変なことしてんだよと思いながら。気合い入れてマッシュルームだったみたいです。初めてテレビ出るし、ホントにおしゃれな髪型つってたどり着いたのが、マッシュルームだったみたいですね」

中居正広の金曜日のスマイルたちへ』2021年3月12日

 

岩井勇気(ハライチ)ノリボケっていう、僕らがテレビ出るきっかけになった(漫才の)スタイルがあるんですけど。そのノリボケを、普通に漫才やって一番後ろに1分ぐらいぐらいつけてたんですよ。で、ここが特徴的だから、ノリボケだけで全部やろうみたいなのを俺が提案したら、『それじゃ審査員が漫才と評価してくれない』って(澤部が)ゴネだしまして。それを押し切ってノリボケだけでやったら、めちゃめちゃウケまして。準決勝まで行ったんですね。そういう要所要所のターニングポイントで澤部の言うこと聞いてたら、もう売れなかったんだろうなって。僕が大胆な賭けに出るときに、澤部がいっつも邪魔してくるんですけど。そっちを聞いたらもうおしまいなんだって思うようになりましたね」

中居正広の金曜日のスマイルたちへ』2021年3月12日

 

(次回が『伯山カレンの反省だ!!』の最終回)

笑福亭鶴瓶「(神田伯山が新番組を)違う人とやってたらどう?」

滝沢カレン「もう……テレビ壊します」

『伯山カレンの反省だ!!』2021年3月13日

 

川西賢志郎(和牛)「(テレビの)演出めいたものがあんまり好きじゃないっていうのは、コンビの1個、総意というか。テレビに本腰入れてやってはる人らもすごいなと思いますし。絶対この人めっちゃ面白い人やっていう先輩とかっていっぱいいて。そういう先輩の人たちが、向こうのネタを最大限に活かそうとするほうに徹するっていうか。それってなかなかの度量がないとできないなと思うんですよ。テレビっていうものが、撮れ高に応じてとか、起こったことをよく…言うたら、素材に応じて調理するもの、って勝手な認識で、僕はずっとテレビにあんま出ることがなかって。ほんで、ここ数年ですよね。ちょっとやらしてもらって、『あれあれ? 何この感じ?』ってなって。違うんやと思って。もう作りたいもの決まってんねや。だから自分らがいかにその調理法に合う食材にならないといけないんやっていう」

情熱大陸』2021年3月14日

 

春日俊彰(オードリー)「(夢は)テレビ的なことをたくさんやりたいっていう、それぐらいよ。爆破とか落とし穴とか。いわゆるテレビじゃないとできないじゃないですか。今はYouTubeとかありますけど、プライベートでやってる奴いないじゃないですか」

『あちこちオードリー』2021年3月16日

 

(おすすめコンテンツとして『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を紹介)

東野幸治「俺かて、21~22ぐらいのときにね、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の話をテレビでするタイプの芸人と全然思ってなかったから。もうクソみたいな芸風やったから。人は生まれ変われるんです。愛を知ることができるんですよ。テレビをご覧のみなさん。あなたの周りにあなたを愛してる人は必ずいるんです」

『田村淳のコンテンツHolic』2021年3月17日

 

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東野幸治「地上波って、ニュースとスポーツでもう十分だと思うんですよ。だから、テレビの強さってもう生放送。バラエティするんだったら、もう生っていうのがいいのかな」

『田村淳のコンテンツHolic』2021年3月17日

 

ヨコタシンノスケ(キュウソネコカミ「ずっと最近テレビはオワコンっていうことを取り沙汰されていて、何年経つかっていう感じなんですけど。僕すごいテレビが好きなんですよ。未だにいろんなコンテンツとかを触れてはいますけど、ネットでみるものより圧倒的にやっぱテレビでみるものが好きで。ネットのコンテンツだと、ターゲットを絞ってそこに伝わるようにっていうことで、かなり攻めた作るになってるものが多いかなと思ってて。でも、対してテレビって、いろんな人がみるっていうことがある程度前提にあるんで。フラットには作ってあると思うんですよ。だから両立してるもんだと思ってて。どっちがどっちが優れてるとかじゃなくて」

『田村淳のコンテンツHolic』2021年3月17日

 

吉住「『THE W』で優勝させていただいて、いろんなテレビ出させていただくようになったんですけど、もっと幸せになれると思ってたんですよね。今って、人を傷つけない笑いとかがいいよってされてるじゃないですか。でも私は性格が悪いので、人を傷つける笑いしかいできないんですね。だから言い終わった後とかに、あれで人が傷ついたんじゃないかとか考えて、私も傷ついちゃうっていう悪循環に入ってまして。だからテレビに出るのがちょっとつらいなって、正直思ってる部分もあるんですよ」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年3月18日

 

吉住「(10年日記を買って)1年目から書き始めたんですけど、たまたまそのときにテレビのお仕事をいただいて、『アレに出れた!』みたいにテンション上がって書いちゃったんですよ。ただ、5年後の自分がそんなに活躍してなかったときに、これを見て嫌な気持ちになるだろうなって思ったんですよ。1回全部修正液で消して、その日食べたご飯を書きました」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年3月18日

 

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渡辺隆(錦鯉)チョコプラさんなんてホントに、いまテレビつけたらどこでも出てるじゃないですか」

長田庄平(チョコレートプラネット)「いや、(渡辺さんのほうが)先輩ですから」

渡辺「金持ってるほうが先輩なの」

ダウンタウンDX』2021年3月18日

 

(コロナ対応による電話出演の期間を終えて)

ふかわりょう「マツコさん、久しぶりのスタジオいかがでしょうか?」

マツコ・デラックス「ごぶさたしております。いや、あの、冒頭にちょっとこんなこと言うのなんですけど……しょぼいテレビ局ね」

5時に夢中!』2021年3月22日

 

ふかわりょう、『5時に夢中!』のMC最後の日)

岩下尚史「金曜日にゲストで呼んでいただいたときに、あなたがMCなさってまして。『よくあなた朝の番組やってましたね』ってあなたがおっしゃって。そのひと言で吹っ切れまして。それでその後は楽々とテレビに出られるようになりましてね。ホントにあなたの手のひらでずっとね、ここで愚痴言ったり機嫌よく悪口言ったりしてね、どんなに楽しかったかわかりません。もうこの先ホントに北斗さん、戸惑いますね。どうなりますかね。あなたはこれからどんどん、偉くおなりになるだろうから。体に気をつけて。どうぞこれからご活躍をお祈りしております」

5時に夢中!』2021年3月23日

 

今田耕司定時制って4年行くやんか。それで最後のほうになんにもやることなくて、やりたいこともないけど、テレビだけは好きやったんや。悶々としたときに『ひょうきん族』に救われた。土曜の8時に『ひょうきん族』さえみれば、楽しかったし。当時はほら、薄型テレビやないやん。箱やったから。この箱の中に何かすごい未来……何この箱?っていう」

『あちこちオードリー』2021年3月23日

 

(どんぐりから生存戦略を学ぶ)

話す人(山田孝之「どんぐり同様、忘れるという特性をしたたかに利用している職業があります。テレビマンです。テレビで流れた情報は、1か月もすれば視聴者は忘れてしまいます。テレビマンはこれを利用し、何度も何度も同じ情報を、さも新しい情報かのようにお届けしているのです。そして、政治家です。政治家にとって不利益な事件があった場合、のらりくらりと対応しながらはぐらかし、いずれ国民が忘れてくれるのを待ちます。そして案の定、国民はすっかり忘れてしまうのです」

『植物に学ぶ生存戦略5 話す人・山田孝之』2021年3月25日

 

バカリズム「僕の奥さんも、僕がたとえばテレビとかで誰かに対して屁理屈こねてるのを見るのは好きなんですよ。自分に屁理屈が向かってくるのが嫌だと。誰かを詰めてるのを見るのは超楽しいんですって」

『密会レストラン』2021年3月25日

 

ミッツ・マングローブ「アナウンサーになる人って、あらゆる職業の中で一番テレビに出たい人だと思う。漫才をやりたいって、別にテレビとつながらないじゃない。コントをやりたいとか、歌を歌いたい、お芝居をしたいって別にテレビじゃなくても。アナウンサーになりたいと思う人って、とにかくテレビに出たい人」

『密会レストラン』2021年3月25日

 

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(実家にはテレビがたくさんもあった)

松岡茉優テレビが大好きで。今でもそうだけど、つけっぱなしなので。チャンネル争いをしないために6台あったんだと思います」

『A-Studio+』2021年3月26日

 

今田耕司「よくほら、ダウンタウンさん病みたいな、ね。誰でもかかるという。でもあれは、テレビ越しにみて病にかかったんでしょ? 俺、直やからな」

『あちこちオードリー』2021年3月30日

 

(大阪から上京したころは常に心に”拳銃”を持っていたが)

今田耕司「東野といろんな番組出て、ウンナンさんの横につかせてもろたりもしたし、いろんなとこに出て、爪あと残さなっていって、おんなじ感じでやってたときに、これ(=心の拳銃)はある意味邪魔なんちゃうかなと思って。この番組はこの人の番組で、この人がメインでいきるためにあるのに、それをなんか俺らが横からしゃしゃり出てとか。しゃしゃり出なアカンときと、しゃしゃり出んでええときが、どうやらテレビにはあるらしいぞと。そのときに(心の拳銃は)毎回はいらんのちゃうかなと思って。まず、かわいがってもらわれへんのちゃうかなと思った」

『あちこちオードリー』2021年3月30日

 

草薙航基(宮下草薙「若手って、テレビに最初に出たときとか、みんな20%ぐらいの力でやってるじゃないですか。持ってる力を出せずに。でも僕ってたぶん、(テレビに出始めのころは)ホントにどうでもよかったから、たぶん60ぐらい、70ぐらい出てたんですよね。だからなんかその、なんだろう、どんどんいまその、出るパワーが少なくなってって、なんかその、最近ね、今年まだその、ちゃんと1回もウケてないというか」

『あちこちオードリー』2021年3月31日

 

マツコ・デラックス「やっぱ私たちって新宿がねぐらなタイプだったからね。みんな(住むのは)結局港区でしょ。テレビなんて港区だろ、どうせ」

有吉弘行「またそういうこと言ってると、何年か後に港区に住むことになるのよ。そのときまた恥ずかしいって」

マツコ「あのね、これホントに切実で、私、港区を外してずっと生きてんのよ。なかなか難しくなってきた。楽しようと思うと港区になっちゃうのよ、私らみたいな仕事は。でも私、意地でも港区に住まないようにしてんのよ」

有吉「何年か後にその意地がホントにつまんないもんだなって…」

マツコ「なるんだよね?」

有吉「なる」

マツコ「私、港区に住みます!」

マツコ&有吉 かりそめ天国』2021年4月2日

 

川西賢志郎(和牛)「舞台を優先するのはもちろんあるんですけど、舞台とテレビを天秤にかけることってなくって。舞台が白ごはんみたいな。白ごはんはもう絶対にあるもの。その中でハンバーグとか生姜焼きとか、ちょっとこのおかずは大丈夫かなとか、そういうことだけであって。テレビももちろん共存して、1個のお膳には僕らの考えには乗ってるというか。バイキングみたいに見えてます、かまいたちは。なんでもあるし、なんでもおいしい」

『わぎゅいたち』2021年4月3日

 

藤森祥平アナテレビでみない日がない有吉さんですけど、毒舌の鋭い印象もありながら、こうしてみなさんからのお祝いコメント見てますと、夏目さんホントに、すごく慕われていて優しいお人柄が伝わってきて、ホントに素敵な方ですね」

夏目三久「……ありがとうございます(笑)……そうですね、なんていえばいいんですか、これは……私もみなさんにそう思っていただけるように、近いところに目標がいてありがたいなと思ってます」

『あさチャン!』2021年4月5日

 

田中みな実「持ち上げて持ち上げた結果、テレビの人ってすぐ落とすじゃないですか。勝手にぶりっ子から急に人気者になったみたいな感じでもてはやして、今度また地に落ちたみたいに言うんでしょ?」

若林正恭(オードリー)田中みな実の分析によると、落とし始めるのは何年後から始まるの?」

田中「そうですね、人気がじわじわ出てきたみたいな感じになって、たぶん、女優業みたいなので視聴率が悪いとかで急にまた叩かれ始める」

『あちこちオードリー』2021年4月7日

 

齊藤京子(日向坂46)「インターネットとかで、結構いろいろ書かれるじゃないですか。キャラクターとかで結構迷走するというか。どっちに転べばいいのみたいなのが、いまでもずっと思ってるんですけど。ぶりっ子キャラ系を行ったりしたんですけど、それを行ったら最初はめっちゃ『かわいい』とかなったりするんですけど、だんだん『齊藤京子はぶりっ子は合わない』とか、『齊藤京子がぶりっ子やってると変』みたいな感じで言われ始めて、いま卒業しました」

ヒコロヒー「セルフ入学、セルフ卒業」

齊藤「はっきり言うキャラなんですけど、それだと『齊藤京子は誤解を生む』とか『ヒヤヒヤする』って言われて。じゃあどっちに行けばいいんだろうって。でも、間をとったら絶対おもしろくないから、結局使われずに番組にも呼ばれずに終わるじゃないですか」

ヒコロヒー「なんか野心が垣間見えんのよね」

齊藤「やる気はめっちゃあります。テレビで活躍したいとは思ってます。だからこそ悩みます」

『キョコロヒー』2021年4月7日

 

(自分の出た番組は出ますか?と聞かれて)

広瀬すず「私、テレビっ子なんで、バラエティは普通に、一視聴者として大好きなんでみたり。ドラマ、映画はみます。結構みます。1回とかじゃなく。1回だけで終わるものもあるんですけど、なんか気になる部分があると、何回かみて。自分の感覚的に、癖でたぶんこうしちゃう瞬間あるなとかって見つけると、目に見えてわかると、気をつけたりします。私、声とかもこんな感じなんで、何やってもやっぱ一緒だなってたぶん思われる、思われてるはずだから。なんか、自分の癖がちょっと出ちゃうと、一緒すぎるから。ちょっとでも変えれたらいいなと思って、最初みてたのが癖になって、なんかみちゃいます」

『おしゃれイズム』2021年4月11日

 

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(激辛料理を食べながら)

前田敦子テレビみて最近子どもが『ママ』って言うようになったんですよ。CMとかみて『ママ』って言ってくれるから。私が(激辛で)すごいこういう顔してるので、たぶんすごい笑ってみてくれると思います」

有吉ゼミ』2021年4月12日

 

片岡鶴太郎「僕たちなんかはテレビタレントでやってると、どうしたって分刻みで仕事をやってくと、目の前のことをクリアしていくだけで先のことが見えない。やっぱりテレビの世界はずっとやってると、若い子が来る。そうなると取って代わられるし。じゃあどうやって実年齢としてゆっくり歳を重ねながら、人間として、芸人として、役者として厚みを出すかっていうところを、やっぱり50ぐらいですよ。40から50になって。そのときに、まぁ私は40から絵を描くんですけども、たとえば仕事がなくなっても、あ、私には絵がある、絵が描けると。絵というのは、自分が描きたいものがあったら描けるわけですけども、このテレビの世界はオファーいただいて、舞台いただいて、役者のシナリオをいただいて初めて仕事をいただける。それがなかったら、もう無職なわけですよね。そのかん、どうしたってやっぱり、浮き沈みというか波風ある。そのときに焦らずに、じっくり時間を、酒飲んであーだこーだくだまいているよりも、絵でもって自分の内面の表現をできる、そしてそれを楽しみながら、テレビみてても、あぁおもしろいなー、っていって、仲間の出てる姿をみて祝福できるような人でいたいなと思ってたもので」

『チマタの噺』2021年4月13日

 

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長谷川忍(シソンヌ)「『有吉の壁』がなければ、ここにも座ってないですし。ぐらい、ありがたいですね。でも(『キングオブコント』で)優勝した後も、いやらしい話、感度のいいテレビは使ってくれてたんですよ。テレ東さんの、佐久間さんにもお世話になりましたし。それ以外にもお世話になったんですけど。どう使ったらいいかわからないっていう、ある程度説明書かいてないと使えないテレビには呼ばれなかったんですよ」

『あちこちオードリー』2021年4月14日

 

川口春奈「私、有吉さんがめちゃくちゃ好きで。自分がすごく人見知りなのと、好き嫌いがはっきりしてて、無理だって思ったらもう無理なんですよ。でも有吉さんをテレビとかで普段みてると、あぁいい人だなぁって。ちゃんと『うんうんうん』ってちゃんと聞いて、たとえその答えがちょっとスベっちゃったりしても、絶対笑顔で受け止めて、フォローして」

山崎弘也アンタッチャブル「いや、オンエアしてるところはね」

『櫻井&有吉 THE夜会』2021年4月15日

 

木下百花テレビの前に出たときの芸能人のスイッチの入り様がすっごい怖くて。たかみな(=高橋みなみ)さんも、常にテレビの前みたいな態度なので、もしずっと一緒にいてほころびというか、そういうものが見えたら仲良くなれるのかな?みたいな、感じですけど、ホントに一緒にいたくはない」

高橋みなみ「大丈夫、ほころび出すから」

アウト×デラックス』2021年4月15日

 

スタッフ「マツコさん、何チャン一番みるんですか?」

マツコ・デラックス「えー、でも…結構リアルに言っていい? テレビあんまみてない。とうとう私が」

『週刊さんまとマツコ』2021年4月18日

 

マツコ・デラックステレビの見方としてね、視聴者の方にもホントおすすめしたいの、裏見(うらみ)を。裏の見方をしてほしいの。たとえばよ、あるドラマで、どっか外国のアメリカとか韓国のドラマをモチーフにしているような題材だったとしますよ。でも、予算がないわけじゃないですか、日本っていうのは。しかも出てる俳優さんたちも、なんで選ばれたんだかわかんない人たちが出てたりするわけじゃないですか。その俳優さんたちが駄目だって言ってるんじゃなくて、それをやる人なの?っていうね。この題材だったら他にもいっぱいいるんじゃないの? まぁ、ドラマに限らず。じゃあ私もテレビに出ていい人間なのかって話だから。人間かどうかっていう議論もあるわけじゃない。そういうところをさ、なんていうの、いやらしい目で見るのよ。某ドラマで、東京の都心で渋滞にハマってるっていう設定が出てきたんですよ。パッてカメラ切り替わったら、タクシーから飛び降りて目的地に向かうわけなのよ。飛び降りた瞬間に、ちょっとのどかになったんですよ。郊外にあるスタジオの裏にね、渋滞を作って、5台くらい車を並べて、そこで撮ってるわけですよ。面白いじゃん。ちょっと間違い探しじゃん。だから、それを違和感として見てるだけだとさ、面白がれないじゃない」

『週刊さんまとマツコ』2021年4月18日

 

福田麻貴(3時のヒロイン「容姿ネタってどんどんウケなくなってるなっていうのを、劇場でもすごい肌で感じてたんですね。ブスとかデブとかはっきり言っちゃうと、前は結構ウケてたところが、あんまりウケなくなってるなっていうのを感じてて。私も相方も3人ともめちゃくちゃイジられたいタイプなんですね。なんなら私は見つけたと思ったんです。私の顔をうまいこと例えるネタを作ったりとかして、見つけたと思ってたのとは裏腹に、全然やっぱどんどんウケなくなっていってるなっていうのは感じてて。で、このネタをテレビで出そうってなったときに、これで誰かが傷ついたりとかするかもとか、そういう心配を、ヒヤヒヤしながらネタを披露するって、なんやねんって思って。ウケへんのやったらやる必要ないじゃないですか。面白いからやってることであって。どんどん時代の流れで、大衆的な笑いではなくなってしまってるのかなっていうのがあって」

松本人志ダウンタウン「これは難しいぞ、でも。単純に3時のヒロインのポテンシャルが低いってこともあるかも…」

福田「やめてくださーい!」

ワイドナショー』2021年4月18日

 

福田麻貴(3時のヒロイン「芸人と視聴者さんの間で価値観のねじれというか。芸人にとってはイジってもらう、イジるっていうのは親切というか、助かる、イジってくれてありがとうなんですけど、視聴者さんは、昔はたぶんテレビの中って、箱の中というか、ちょっとフェイクっていうのを薄っすらわかってて見てたんですけど、最近YouTubeとかって、結構リアルを求められる時代になってるんで、若ければ若いほどテレビのこともリアルに、ドキュメントとして捉えてるっていうのがあって。だからこっちは、わかっててイジってくれてありがとうございます、なんですけど、視聴者の人からしたら『かわいそうでしょ』とか、『そんなん傷つくでしょ』っていうふうに、よりなってきてる」

ワイドナショー』2021年4月18日

 

兼近大樹(EXIT)「お笑いってサーカスだなっていうのがすごい感じてて。実際に入ってみて感じたのが。上の世代の面白い方々って、芸人同士でサーカスしてるんですよ。だからナイフを投げても当たらないし、空中ブランコで飛んでもとってくれる。これが行われてるのがテレビとかお笑いの世界で。これって危険な行為だから、一般のところで行われるとケガするに決まってるんですよ。当たり前のようにナイフ投げて刺さって、『痛ぇケガした』ってやってるからアホなんですよ、一般の人たちって。でも芸人の面白い人たちっていうのは、それを理解して、危険なものだってある程度わかってるけど、それをあえてやるから面白くなっているというか。そういうショーとして見せてて。だから俺なんかは、空中ブランコで飛んでもつかんでもらえなくて、落としたりしてるんです」

ワイドナショー』2021年4月18日

 

菅田将暉「だって1回、(有村架純さんと)恋人役みたいなの断ってたでしょ? 好きすぎて恥ずかしい、つって」

仲野太賀「マジです。……それテレビで言うことじゃないっしょ!」

『しゃべくり007』2021年4月19日

 

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菊田竜大ハナコ「そんなにさ、笑いたくないよ別に視聴者の人も。仕事とかさ、会社があって、学校とかあるのよ。もう疲れてるわけ。家帰ってお笑いみようなんてならないもん。普通のこと言っときゃいいよ、テレビは」

『ロンドンハーツ』2021年4月20日

 

森田哲矢さらば青春の光「『(テレビによく)出てる』とは言ってくれるんですよ、スタッフさんとかが。『めちゃめちゃ出てますね』って言ってくれるんですけど、違うんですよ。あなたがみてるテレビに出てるだけなんです。ホントに僕らゴールデンとか出てないから。出てる出てるって言われて浮かれてイオンモールの営業行ったとき一番キツいんすよ。誰も知らん」

ホンマでっか!?TV』2021年4月21日

 

中村仁美「芸人さんって家の中が一番面白くないですよ。たまにオヤジギャグとか言うじゃないですか。そんなの絶対テレビで言わないじゃんみたいな。家の中が一番つまんないなって。家の中、面白いですか?」

藤本美貴「家では大爆笑」

ダウンタウンDX』2021年4月22日

 

屋敷裕政(ニューヨーク)「僕らはちょっとずつ右肩上がりみたいな感じやったんですよ。それが2018年に『キングオブコント』2回戦で落ちて、『M-1』が準々決勝で落ちたんですよ。そのときに、あれ?これゆっくり上がってきてると思ってたのが、ちょっと下がってるなぁって初めて気づいたんですよ」

嶋佐和也(ニューヨーク)「予選も17年のほうがよかったんですよ。1個下の段階で落とされて」

屋敷「コンビ仲とかもよくなくなってて。これ、辞める人の雰囲気出てきてるなみたいなんに気づいてもうて。で、テレビつけたら『キングオブコント』はハナコが優勝して、『M-1』は霜降りが優勝して。俺らより1個後輩なんですよ、2組とも。僕らが何かやるときって、だいたい一番若手みたいなポジションやったんですけど、俺らより後輩が決勝いくとかあって、さらに優勝する時代になったんやっていうので、これちょっとやばいかもって気づいた年ですね。でも、賞レースだけに全額ベットみたいな頑張り方やったんですけど、ちょっとそれ燃費悪いんちゃう?みたいな話になって。いろんなことがんばったほうがええかもみたいになって、YouTubeでラジオやったり、単独ライブを吉本じゃない外小屋でやってみようかとか。っていうのを変えたのが2019年って感じでしたね」

『やすとものいたって真剣です』2021年4月22日

 

坂井良多(鬼越トマホーク)「ぺこぱの逆張りをしたら、意外とテレビに出れた。みんながやっぱ人を傷つけない笑いの中、その中逆をいったら、一気に下世話な仕事が全部われわれに」 

金ちゃん(鬼越トマホーク)テレビとかは出れるんですけど、イメージ悪すぎて企業案件とか一切来ないです」

『ジンギス談!』2021年4月23日

 

林修「授業で僕が教えてることって2つしかないんですよ。1つは、現代文の入試問題の解き方。これやるのは当然ですよね。もう1つは、浜辺美波という女優がいかに素晴らしいかってことを授業で必ず語るようにしてるんですよ。受験生って勉強ばっかりしてるので、テレビとか映画とかみてない。ですから大学に受かったときに、まずは浜辺さんをみようって思うように日夜努力しております」

『日曜日の初耳学』2021年4月25日

 

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奈緒「(母からはテレビに)出てる娘と目の前の娘が一緒とは思えないってよく言われますし。昨日は、テレビに出てる娘が見えないから(テレビの前から)どいてって言われました」

『A-Studio+』2021年4月30日

 

前田裕太(ティモンディ)「ちゃんとお仕事頑張ろうって僕が思ったきっかけがあって。サンドウィッチマンさんの、富澤さんに、ご飯みんなで食べてたとき、打ち上げのときなんですけど、『ティモンディは前田がちゃんと頑張ればテレビ出れるようになるし、それでご飯食べれるようになるから、お前ががんばれよ』って言われて。楽しいだけじゃいけないんだな、じゃあ僕はどうしたらいいんだろうとか、いろいろ考えるようにはなりましたね。それも苦労というより、しなきゃいけないことだったというか。知らなかっただけっていうのはありますね。それを気づかせてくれたのが、サンドウィッチマンさんっていう存在だなと思います」

『インタビューここから』2021年5月5日

 

若槻千夏「私たち、ひな壇とかゲストって、枠めちゃめちゃ減ったじゃないですか。最初リモートとかだったじゃないですか。このリモートの収録が、徐々にスタジオに変わったらまた前に戻んのかなと思ってたんですけど、結局戻らないし。この少なさでいいんじゃないかって、テレビがなってるじゃないですか。作り手が。いままで8人くらいいたけど4人でよくない?みたいな。だからもうホントに自分との勝負というか」

『あちこちオードリー』2021年5月5日

 

若槻千夏の悩みを予想する)

視聴者テレビのスタッフが喜ぶことはわかっているが、視聴者に何が好かれてるかわからない」

『あちこちオードリー』2021年5月5日

 

加藤シゲアキ(NEWS)「今まで1回も引退考えたことないですか?」

大悟(千鳥)「正直言うと、引退までないけど、それこそこんな話するアレでもないけど、あんまりワシらが子どものころみてたテレビに出てる人の、なんか、ないやん。しんどいことのほうが多いやん。なんもできんとか。ワシそんなにちゃんとした人間じゃないから、しんどいのよね。この世界で生きていく。それがあんまりにもキツうなったらもう、タバコ屋でもやろうかなと思ってる」

加藤「タバコ屋(笑)」

大悟「思わん? しんどない? ワシら芸人でもしんどいのに」

加藤「生まれ変わったらもう1回やりたいかって言われると、楽しいこともいっぱいあるけど、しんどいこともわかってるから、すごい迷いますよね。子どもができたときに、ジャニーズ入りたいって言われたら、1回やっぱ止めたいですもんね」

『NEWSの全力!!メイキング』2021年5月7日

 

泉谷しげるテレビは昔から、面白い部分もあったけど、だいたいがくだらねぇとかつまんねぇとか言われてたわけでしょ。今さら言われてもなって」

『ボクらの時代』2021年5月9日

 

松本人志ダウンタウン「ずっと世帯視聴率重視でやってきたこのテレビが、最近少し指標が変わって、個人視聴率とかコア視聴率とかを重視するようになってきたんで、まぁ少しは変わると思いますね。いっとき、おじいちゃんからお子さんまでみんなが楽しめる番組を、世帯視聴率というものでみんな戦ってたんですけど、それをやると若い人たちは刺激がないっていってテレビが面白くないっていうので離れていってしまったので、それをいま呼び戻したいと、たぶんテレビは頑張ってると思う。たぶん、面白いことやることに、もうちょっと力を入れていくんじゃないですかね」

『ボクらの時代』2021年5月9日

 

吉村崇(平成ノブシコブシテレビ出だしたときに、それこそ『ロンハー』でなんにもわかんないままギャーギャー騒いでるときに、お師匠さん(=有吉弘行)に言われて。『吉村そういうことじゃないよ』って。『ライブじゃないんだから。テレビってもっといろんな人のバランスもあるとこだよ』っていうのを、ホントに教えてくれた人ですね」

『ロンドンハーツ』2021年5月11日

 

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伊集院光「すぐそこにいるあの男(=佐久間宣行)が、俺を急に『ラジオの帝王』って呼び出したの。それで世の中恐ろしいもんで、(俺は)いままでなんとなく呼び名がなかった人なの。テレビでみてる人には、あの人は芸人って感じでもないし、タレントっていうのもちょっとなんかだしっていうところに、奴のつけた『ラジオの帝王』が独り歩きし始めて。ラジオの帝王がなんでラジオ始めたばかりの人に対して文句言ってんの?みたいな。弱い者いじめ感みたいなの出てきて」

佐久間宣行オールナイトニッポン初めてやるときに、憧れの人だから、来てくれるっていったのよ。そのときに『ラジオの帝王が来てくれますよ』って、俺はテンションが上がっていったの」

伊集院「だけど、きったねぇやり方だなと思うのは、ラジオの帝王って言うくせに、たいして俺をテレビで起用したりはしない。帝王って言われ損なの。帝王っていうことで、枷をすげぇつけられたにもかかわらず、別に帝王フィーがラジオからも出ず。そんなに面白いと思ってるなら、もっと呼ぶだろ?っていう」

『あちこちオードリー』2021年5月12日

 

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島田珠代「嫌なこと、珠代に放り投げて。悩みだとかイライラすること、テレビにぶつけてきて。…………OK! それをすべて、よーし、すべてまとめてお尻に挟んで、割っちまえ! バッキボーン! バッキボーン! バッキボーン! バッキボーン! バキバキバッキボーン! はい! 珠代のお尻に切れ痔はっせーい」

かまいたちの机上の空論城』2021年5月15日

 

若林正恭(オードリー)テレビはまったくみないですか?」

大正・昭和初期の時代に取り憑かれた女テレビジョンはないですね」

『激レアさんを連れてきた。』2021年5月17日

 

上野千鶴子「要介護になっても認知症になっても、テレビにお出になってください」 

黒柳徹子認知症になったらどうですかね(笑)。でも出るようにします」

徹子の部屋』2021年5月18日

 

松陰寺太勇(ぺこぱ)「『誰も傷つけない』っていうワードで(世の中に)出てこれたんで、一生背負っていかなきゃいけないなとは思ってます。テレビ1周させてもらって、何が一番できたかって、俺、覚悟ができたんすよ」

『あちこちオードリー』2021年5月19日

 

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小峠英二(バイきんぐ)コウメ太夫がすぐバーッとテレビに出たので、僕らは、この事務所でも頑張ったらテレビに出れるんだと思いましたし。あと、やっぱコウメ太夫がいたからこの事務所はあると思いますし。もしかしたら結果出さなかったら、(お笑い部門が)なくなってたかもしれないですね」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年5月20日

 

鈴木拓ドランクドラゴン「クイズのパネラーになりたかったんですよ。だから(養成所に)入ったときも、ネタをやるっていうことが全くわけわかってなくて」 

タカ(タカアンドトシテレビしかみてなかったらね。大阪とかで劇場とか行ってたら、ネタからやるんだとかわかるけど」

鈴木テレビ出て、クイズのパネラーになって適当に商品とかもらってりゃあ、楽しいし遊びみてぇでいいなぁと」

トシ野々村真さんとかそういう…」

鈴木「そうです! 完全に野々村真さんを狙ってたんですよ。あれぐらいだったらできんだろうつって。わかってないですから」

『ジンギス談!』2021年5月21日

 

河合郁人A.B.C-Z「歌って踊ったりもするんですけど、テレビで歌って踊る以外に勝てるものが何かないと、Snow ManとかSixTONESとかキンプリに勝てないんですよ」

踊る!さんま御殿!!』2021年5月25日

 

(超お金持ちだった同級生に再会した)

相田周二三四郎「こいつらには負けねぇぞと思って、30過ぎぐらいに同窓会みたいなのがあって。僕らもちょっとずつテレビに出させてもらってるんで、チヤホヤされて。『金儲かってるんでしょ?』みたいな感じになってるんですけど、そのときにバカにしてた『ろくな暮らしできねぇぞ』って言ってた(お金持ちの)やつが、ちゃんと社長になってるんですね。親父の会社を受け継いで、ちゃんと社長になってる。だから結局、苦労しないんですよ」

小宮浩信三四郎「結局、あっちは『使ってやるよ』みたいな感じ。で、こっちは『ありがとうございます』。関係性、全然変わんない」

『これ余談なんですけど』2021年5月25日

 

マツコ・デラックス「ミッチー(=及川光博)って様式美の中で生きてられる方じゃない。あんまり様式美を崩すっていうのは、お下品な行動なんですよ。あんたたち『ミッチーとは』みたいな、すぐやっちゃうじゃないテレビって。下品よあれは、ホント下品。ミッチーはミッチーとして楽しむものだから。様式美を見せてくださっている、数少ない稀有な方のひとりですよ」

マツコの知らない世界』2021年5月25日

 

出川哲朗「痛いときとかも、テレビカメラが回ってる瞬間だけ痛みがなくなるのよね。だからどんな痛み止めよりもテレビカメラって一番効く薬だと思う」

『あちこちオードリー』2021年5月26日

 

(ニューヨーク・嶋佐について)

吉住「ろくなこと言ってねぇのに楽しそうにテレビ出てる」

雨上がり決死隊トーク番組 アメトーーク!』2021年5月27日

 

(ものまね芸人が選ぶ「ものまね芸人ランキング」で1位に輝いたミラクルひかる。満を持して登場するも、宇多田ヒカルではなく笠置シヅ子のモノマネを披露)

田中卓志アンガールズミラクルひかるは最下位にすべき! 俺は絶対認めない! こんなみんなの期待に応えられないタレントは必要ない、テレビ界に!」

『ものまねのプロ215人がガチで選んだ本当にスゴい! ものまね芸人ランキング』2021年5月27日

 

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みちお(トム・ブラウン)「昔お付き合いしていた彼女がいまして、結構ちょっとパンクっぽい感じの女の子で、いずれちょっと1回坊主にしてみたいんだよね、みたいな。で、人前で坊主にしてみたい、みたいな。へー、って。僕ら全然テレビとか出させていただく前なんですけど、ネットテレビだけやってて。『じゃあ、俺らがやってるネットテレビで坊主にする?』って言ったら、『ぜひぜひ』って。ホントに人前で、みなさんが見てる前で坊主にして。『うわー、嬉しい嬉しい。なんかテンション上がってきた』つって、その番組は終わって。で、2人で帰ってたら興奮が冷めやらなくて、ちょっと切り残しとかがあったから、『じゃあちょっと家で切ろうか』つって。2台バリカンがあったんですけど、ちょっとテンション上がりすぎて、バリカンでお互いの髪の毛を切りながら、あのー、セックスをしたという」

千原ジュニアの座王』2021年5月28日

 

Taka(ONE OK ROCKテレビはね、根本的に信用してないっていうのがありますね。これは単純にいろんな方いらっしゃるので、別にテレビを否定してるわけじゃないんですけど、僕のちっちゃい頃からのアレルギー反応ですよね。あとやっぱりその、ここに出続けることの苦しみみたいなものは、僕は一応、出ない立場ですけど理解してるつもりというか。だから、これってすごく大変なことじゃないですか。カメラに映って、ただでさえ普段、役者として演じて生きているわけで。なるべく僕の中では、ナチュラルに生きていきたいっていうことで、自分の時間を増やしたいっていうところがあるかもしれませんね」

『ボクらの時代』2021年5月30日

 

田村淳(ロンドンブーツ1号2号「もともとテレビに出たくて。こういう容姿のやつが最短でテレビに出るには、お笑いというツールを使ったほうがいい。で、劇場っていうところで結果を出して、オーディションに受かってっていうロードマップを描いて。ある種、そのとおりになった」

『あちこちオードリー』2021年6月2日

 

山田孝之「境目って厳密にないですよね。ドキュメンタリーの番組ってテレビでやってますけど、人がパーッて来るときに先にカメラがここにいるってことは、それはもちろん『ここにいるからこっちに歩いてきてください』っていうのがあるわけで。それは演出が入ってるけど、じゃあ嘘かどうかっていう話でもないし。テレビだから、言わないほうがいいこととかっていうのは言わない。でもそれは、嘘として隠してるわけでもないですよね」

『A-Studio+』2021年6月4日

 

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黒柳徹子はカンペを読まない)

黒柳徹子「私ね、テレビが始まったその日から出てるんですよ、テレビに」

明石家さんま「そしたら(カンペを読まなきゃいけないと)わかるでしょ」

黒柳「そのときに出してないもの、あんなもの」

さんま「あ、昔はカンペなかったんですか」

黒柳「第一、カンペって言うのがおかしいでしょ。あれが出始めたの最近じゃないですか?」

さんま「そうなの?」

黒柳「こんなの4~5年前ですよ」

さんま「違うわ! 40年前からありますよ。俺がデビューしたのは48年前ですけど」 

黒柳「それはね、あなたがダメだったから出るようになったのよ。そうよきっと」

徹子の部屋45周年スペシャル』2021年6月5日

 

屋敷裕政(ニューヨーク)テレビとか出てないときは、やっぱり一番戦場ってそれこそ『ゴッドタン』やったり、『ロンハー』『アメトーーク』が一番ヒリヒリするんかなと思ったんですけど、『ケンミンSHOW』は、ホントにただの食レポIPPONグランプリっす。毎回現地の食材とかが出てくるんすよ、料理とか。それを前列の藤岡弘、さんとか浅野温子さんとかそうそうたる面々が、ひと言ずつちゃんと振られて言う、振られて言うって繰り返していくんすよ。で、散々全種類のコメント出たあと、さぁ面白お願いしますでケンコバさんに来るんすよ。で、ケンコバさんが大爆笑とって、さぁ大トリ、嶋佐、屋敷お願いしますってなって。僕らが案の定薄いこと言うて、マチャミさんに『次あんたらないで』って言われて、2人同時に『ちょっとー!』って立つのを5回繰り返す」

『ゴッドタン』2021年6月5日

 

岡野陽一「今まではもちろん、クズで呼んでいただいてありがたいなっていうのがあったんですけど、やっぱ半年前より徐々に多くの番組に出させていただくようにはなったので、みなさんから声をかけていただくことも多いんですけど。私生活がクズキャラはやっぱ大変でして。歯医者とか普通に予約して行くじゃないですか。行って、たまたまその方が知ってくださると、『時間通りに来るんですね』とか。誰かが知ってて『クズの人だ』って言ってくれたときに、周りに説明するんすよ。知らない人がいるときに。『人権ない人だよ。木曜日の人権ない人だよ』っていうのを大声で言うんで、それがちょっとキツいなっていうのが。あと一番怖いのは、ゴールデンのテレビとか出してもらったときに、スポンサーさんって方がいらっしゃるじゃないですか。そんときに、借金とギャンブルがNGっていうのがあるんすよ。そんときはキツいっす。ただの肉の塊としている」

『ゴッドタン』2021年6月5日

 

古市憲寿「なんとなくテレビの雰囲気って、最近なんか、(東京オリンピックが)あること前提にちょっと変わってきてる感じしませんか。先月ぐらいまで、両論みたいな感じですごい叩いてる番組もあったけど、なんかもうやること前提で『選手入ってきました』とか。意図的かどうかわかんないですけど、なんか雰囲気の変化はちょっと感じますよね」

ワイドナショー』2021年6月6日

 

オール巨人から電話がかかってきた)

国崎和也(ランジャタイ)「なんか見たらしくて。テレビにいっぱい(師匠のパネルを出してるのを)。やっていいということで。本人の許可をもらってます」

『芸人動画チューズデー』2021年6月8日

 

福田麻貴(3時のヒロインテレビの仕事してるときの私って、ずっといかり肩みたいな感じなんですよ。焦ってるっていうか、かかってるみたいな感じやけど、唯一肩が下りるのがぼる塾と一緒のとき」

あんり(ぼる塾)「ツッコんだり仕切ったりしてる麻貴さんが、私たちの前ではボケまくる。なんなら私たちに無視されてるのに」

『ぼる塾の煩悩ごはん』2021年6月8日

 

品川祐品川庄司「若手のとき(ロンブーの淳が)『大阪の芸人と仲良くすんなよ』って俺たちに言ってたよね。『俺たちは東京吉本だから、関西芸人とつるむな、仲良くすんな』みたいな、言ってたんですよ。それで僕は真に受けて、それでってことではないですけど、やっぱ、大阪の芸人さんには負けないぞみたいな、ちょっとグッてなってたとこあると思うんですよ。そんで、僕一時期ホント大阪の芸人さんに嫌われてる時期があって。西のほう見てグッと睨みきかして。ある日テレビみたら、淳さんが大阪の芸人さんと仲良く絡んでたんですよ。ズリぃって思った」

『内村&さまぁ〜ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ』2021年6月8日

 

小倉智昭「やっぱりテレビでしゃべることが好きなんですよね。やることによって、自分が磨ける仕事だと僕は思ってるし。僕を大きくしてくれたんだと思ってるんで。テレビってね、ホント魔法の箱。僕にとっては」

プロフェッショナル 仕事の流儀』2021年6月8日

 

藤田ニコル「『フワちゃんと喧嘩してください』ってもし言われても、後々のネットニュースとか考えたらめんどくさいからやりたくないです」

後藤輝基フットボールアワー「考えられないでしょ?」

熊田曜子「考えられない。私、血液型も嘘つきますよ。魂テレビに売ってますから」

今夜くらべてみました』2021年6月9日

 

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バカリズム「(ネタ作りのためのメモは)まったくしないですね。完全に、単独ライブが始まるときに、準備期間にパソコンに向かってそこで全部考える感じなんで。なんとなく、これまでの過去を振り返る感じっていうんですか。なんか面白いことあったっけーみたいな。全録のテレビで撮っといて、なんか引っかかりそうなものを拾いに戻る感じ」

『お笑い実力刃』2021年6月9日

 

設楽統(バナナマン「ライスはテレビを断ってんの?」

関町知弘(ライス)「そんなことないです」

キングオブコントの会』2021年6月12日

 

鈴木奈々「『スッキリ』の情報番組に朝、番宣で出たときに、『朝からうるさい』とか(ネットで)書かれるんですよ。だから次は、同じことを2回言わないように気をつけようとか」

マツコ・デラックス「絶対、一番やっちゃいけないこと。『朝からうるさい』って書かれたら、次はもっとうるさくしなきゃダメ。うるさいってことで奈々ちゃんは目立ってたわけよ。ダメよそれを抑えたら。たぶん抑えすぎて、どんどん仕事なくなってきたんじゃない? だって、どんどん奈々ちゃんのよさを削っちゃってることだから。テレビ作ってる側からしたら奈々ちゃんに騒いでほしかったのに、騒がれなかったら、あれ?奈々ちゃんおとなしくなっちゃったね、ってなるじゃん」

鈴木「ランキングとかにもよく入るんですよ。うるさい、朝からみたくないランキングに入ったり…」

マツコ「奈々ちゃん、これだけはホントに、これだけは間違えないで。ポジティブなランキングと、ネガティブなランキングあるじゃない、必ず。あれは、同じだと思ってて」

鈴木「うそー!」

マツコ「あれは、ポジティブもネガティブも、両方ポジティブだから。あのランキングに入るってのは、ネガティブなランキングでも、それだけみんなその人のことが気になってるっていう証拠だから。両方人気投票だから。ポジティブトップ10、ネガティブトップ10は上位20人だから。これが原因かもね。どんどんいいところを自分で削っちゃってんのよ。エゴサーチ禁止。あとランキング気にすんのも禁止。書き込みが全部ゴミだとは言わないけど、従っちゃダメよ」

マツコ会議』2021年6月12日

 

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伊集院光「回りくどい言い回しとか、ダブルミーニングとか、シニカルみたいなものは、やっぱり少なくともテレビのゴールデンタイムからは消えていきますもんね。わかりにくくて」

『100分de名著』2021年6月14日

 

伊集院光「お前が言うなって言われる可能性も考えつつ言いますけども。たとえばね、いま、堅いニュースをみんなが見てくれないから、ニュースバラエティって言われるようになって。で、そこに、まぁ、なんか僕らお笑いみたいのが庶民感覚の代表みたいな顔してニュースにコメントをしてくんですね。それは、その分野できちんと勉強してきた人間じゃないぶん、少し単純化していくし、笑いながら見れるっていうメリットと、単純化っていう危険性があって。で、『そうしないと見てくれないじゃないですか』って、たぶんテレビ局の言い分はあると思うんですよ。単純化に単純化を重ねた結果、何か世の中を間違ったほうに誘導しちゃう可能性は、あるっていう……こんなこと言ってると、僕は仕事が減ると思いますけども。『視聴者が求めた低俗』だと、『テレビが低俗なんだ』を、(テレビ側と視聴者側が)ずっとなすりつけ合ってる感じは、間違いないかな」

『100分de名著』2021年6月14日

 

伊集院光「いま僕たちは、ネットなのかSNSに対して、あれが極端にスピードだけ上げていくとダメになんじゃないかっていう。でも、じゃあテレビをみろってことともたぶん違うんでしょうね。もし僕らがテレビで生きるんなら、良質な、本来込めるべきだったこういうもの(=本質的な情報など)の入ったテレビをちゃんと作るか、こういうことを入れたネットを作るか、みたいなことを、していかなきゃいけないんでしょうね。だから、それこそEテレの意味が問われてると思いますよ」

『100分de名著』2021年6月14日

 

(田辺さんが自分にカメラが向く前にポップコーンをつまみ食いしていた)

あんり(ぼる塾)「田辺さん、もう食べてる?」

田辺智加(ぼる塾)「ごめん、もう我慢できなくて」

きりやはるか(ぼる塾)「最初っから食べてたよ」

田辺「忘れてた、テレビっていうことを。もう自分の欲のままに」

『煩悩ごはん』2021年6月15日

 

田村淳(ロンドンブーツ1号2号吉本興業にどっぷり居続ける、これもひとつのタレント人生ではあるんだけど、全部を吉本に握られてんのが嫌で。もうひとつ収入を得られる場所が作りたかったの。それはテレビにも思ってたし。テレビしかやってませんってなっちゃうと、テレビに迎合するしかなくなっちゃうじゃない。テレビはやりたいんだけど、無理してやりたくない。そこと戦うには、もうひとつ食い扶持を作るっていうのは思ってた。今もそれは。テレビを大好きだからこそ、もう1個の軸足がないとテレビできないんじゃないかって思ってる、こっから先。だって、嫌なものは嫌だって言わないと」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

向井慧(パンサー)「僕はテレビがめちゃくちゃ好きで入ってきて。だから、面白い人と仕事して金もらえたら最高。これを絶対に維持したいっていう野心ですよね。天下獲りたいとかまったく思ってないんですよ。で、この前、ある番組で見取り図と話したときにそんな話の流れになって。持ってないもんだろうなって勝手に思っちゃってて、誰も。天下獲りたいっていう気持ち。見取り図に『天下とか獲りたいと思ってるの?』って聞いたら『思ってますね』って言われて、2秒ぐらい黙っちゃった」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

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吉住「たくさんのスタッフさんに会ってきて、みなさん基本的にはいい人。でも、3人ぐらいすごい嫌なやつがいて。2タイプだったんですけど、1つ目のタイプは、『W』で優勝させていただいて、『仕方ねぇから使ってやるよ』みたいな感じのタイプの人。『テレビ出れて嬉しいでしょ? テレビってすごいからね』みたいな、その、なんて言うんでしょう……っー……ちょっと待ってくださいね」

向井慧(パンサー)「言葉遣い大事よ、ここのね。ワードチョイスここ大事」

春日俊彰(オードリー)「それいま止まったのは成長だよ」

若林正恭(オードリー)「ここまでチョイスミスしすぎだよ」

吉住「やっぱその、テレビがすごいものだとはもちろん私も思ってるんですけど、テレビを笠に着て、自分がすごい人みたいな。でも、そういう人が作ってる番組って、みたことあるような番組なんですよ。昔のフォーマットにのっとったみたいな」

若林「言葉選んでねぇじゃねぇか!」

春日「何と迷ってそれだったんだよ」

吉住「もしその人が見てて、あいつ使わないってなっても、ちゃんと自分で力つけて、出てほしいって思われる芸人になりたいなっていう」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

吉住「出たてのころ、結構、女審判のキャラみたいので出させられることが多くて。ひと言で言ってくださいみたいな。心死んでた時期があったんですけど。その時期に、若林さん、オードリーさんとご一緒して、台本に書いてあったんですよ。『何か言ってください、女審判で』って。そしたらそれ、振らないでくださって。私、めっちゃ泣きそうになりました」

向井慧(パンサー)「わかったってことですか?」

若林正恭(オードリー)「俺ね、自分で言うことじゃないけど、よくやるんだけど読み飛ばしは。気づいてないフリしてね。これね、あのね、すごいね、いまちょうど考えてること吉住さんが言ってたんだけど、俺とか平子さんとか向井くんもそうかもしんないけど、テレビっていう媒体が絶対的だったし、クイズ番組とか食リポとかでも、あんまり断るってことがありえないような時代もあったじゃない。いまちょっと違う感じはしてて。でも、あのね、なんかね……俺も言葉選ばなきゃな……えーっとね、ちょっとね、前のテレビが強かった時代に大暴れしてたスタッフはね、まだテレビっていうものにみんながしがみついて出たいと思ってんのよ。だから『次呼ぶかわかりませんけど』とか書いてあんの。でも、いやいや、この番組はむしろ、この若い子にお願いして出てもらってる番組だよって。『俺たち別にいいっすよ』って言いかねないよってことがわかってないから、読み飛ばし続けて2~3年経つの。第7世代と6.5世代とかも読み飛ばしてるの、最近は」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

吉住「いまたくさんテレビ出れてて、楽しいでしょって言われるんですけど、目の前真っ暗っていうかお先真っ暗っていうか。『THE W』で優勝させていただいて、仕事増えてすごいありがたい。楽しいんですよ。楽しいけど、『変身願望ないですか?』とか、『犬飼いたくないですか?』とか、そういう仕事。なんていうんでしょう、コントを頑張った先にあったのは、犬を飼うだった、っていう」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

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(テレビで重めの”反省”を口にする3時のヒロイン・福田へ)

向井慧(パンサー)「こういう反省が笑ってもらえるんだっていうことを思っちゃうと、どんどんそっちに、反省したら笑いになるんだっていうか、反省ズ・ハイみたいなのに入っちゃって。闇でいることがいいのかなって勘違いしちゃうんですけど。でも、ある日俺、『プリキュア』みてて。光で構えてるんですよ、プリキュアって。でもたまに、闇落ちするんですよ。でもそっから回復してまたヒーローとしてやってるのを見たときに、俺、プリキュアになんなきゃなって思ったんですよ。光であくまで構えないと。で、年に1~2回、闇が出るぐらいのバランスにしないと、ホントの闇の集団には勝てないんだよ。だから、プリキュアロールモデルにやるべきなんだよ。光で構えるんだよ、お前は。ずっと明るく楽しいテレビ最高、ゆめっちおもろい、かなでちゃん最高。で、たまーにこういうときにボロっと闇落ちするの。ここから帰ったときに、またお前はプリキュアになれば。それが一番気持ちいい、みてて。全部闇落ちのループみたいなのに入っちゃってる、いま」

『あちこちオードリー』2021年6月16日

 

吉岡里帆「(かまいたちの漫才の)タトゥーってネタがすごい好きなんですけど、それをテレビでやってくださって、すごい嬉しかったんですけど、それがややスベりだったらしくて」

山内健司かまいたち「よう知ってますね」

吉岡「でも私としては、それもまた。それもまた。逆にわからないほうが。スベったとすることのほうがナンセンス」

『さんまのまんま』2021年6月18日

 

(ネットニュースに対して)

大悟(千鳥)「おんなじ土俵に立って喧嘩するから揉めるねんて。ワシらはこんないい土俵があるから、ここでテレビバチバチに言うたったらええ」

『人志松本の酒のツマミになる話』6/18

 

DJ松永「こういうテレビのお仕事させてもらえるようになって、まだそんなに経ってないんですけど、男性アナウンサーって一番変わってるなって思うんですよね。軽部さんと一緒にお仕事したんですよ。休憩時間とかに2人でトイレ行って、バッておろして、普通に用を足して。用を足すときって静かになるじゃないですか。パッと横見たら軽部さん、めっちゃ腕組みながら小便してたんですよ。目を閉じて。一切触らずに。話しかけちゃうとマズいなと思って話しかけないようにしてたら、あっちのほうから喋りかけてきて。『松永さん、なんか気づくことはありますか?』って言われて。『腕組みのポーズですか?』(って答えたら)『私これでずっとやってるんですよね。松永さんは動じないですね。霜降り明星の2人はワーッて騒ぎながらトイレから出ていきましたよ』。すごいホクホク顔で戻っていったから、絶句しちゃって」 

松本人志ダウンタウン「だいぶ重部(おもべ)の話でしたね」

『人志松本の酒のツマミになる話』2021年6月18日

 

小島瑠璃子テレビは私すごく好きで、みるのも好き、出るのも好き、一生懸命向き合ってるけど、プライベートの自分の幸せというものも追求させてほしいと、人間として。そのときに、プライベートで幸せになったり何かあるってことは、ここ(=仕事)がそんなにも揺らいじゃうことがあるのかと思って、いま怖いですね」

若林正恭(オードリー)「それすごい話でさ、となるとだよ、プライベートのほうもデザインしていかなきゃいけなくなるじゃん。それってさ、寂しいよね。だって、好きになるってのはさ、体の反応だからさ」

小島「でも、頭脳でそれをどうにかしなきゃいけないことがこれからあんのかなと思ったら…」

春日俊彰(オードリー)「相当うまいことやらないと両方とれない」

小島「そうなんですよね。これ、いいですか質問。私、誰と結婚したら…? 今までこつこつ、プライベートの楽しい時間も自由も全部犠牲にして、でも好きだから、バラエティ愛してるからやってきてる、これを邪魔しない結婚って何? ムズって」

『あちこちオードリー』2021年6月23日

 

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屋敷裕政(ニューヨーク)「お笑いライブは漫才バトルみたいなんで勝つと出番増えるとか、爆笑とってるやつは漫才の出番増えるっていうのわかるんすけど、テレビはよくわかんないですね。毎回違う試合のルールでやってるから。勝ち負けもわからんまま、首かしげながら帰ってる感じ」

『あちこちオードリー』2021年6月23日

 

永野「ブレイクして、ラッセンのネタで出て、そういうイメージを期待されて。自分もその期待に応えたいし、楽しかったんですね。一切素の部分を見せずに帰っていくのが流儀だと思ってたんですよ。でもどうやら、テレビっていうのを知らなかったんですけど、経験してわかったのが、たとえばこうやって出て、この番組に出てワーッやるでしょ。で、(サンシャイン)池崎をバーンとか叩いたりするじゃないですか。CM行きますっていうとき、『池崎ごめんね』までみせないといけないじゃないけど。この人、実はまともなんだとか」

『やすとものいたって真剣です』2021年6月24日

 

永野「突拍子もないことを言うのが正義だと思ってたんですよ、昔は。でも、テレビ出て気づいたのは、突拍子もないことは理解できないからつまらないになるんですよ。ちょっと共感がないと。みんなが思ってるようなこととか言って、『あなた面白いですね』とかなって。そうなると、どっちともできて『この人、実はまともなんだ』と思われてんだっていうのが、歯がゆい」

『やすとものいたって真剣です』2021年6月24日

 

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星野源「小学生のときにクレイジーキャッツを知って。テレビの中でコメディアンとしてみんなみてるんですけど、プレイヤーっていうか演奏者でもあり、コメディアンでもあり俳優でもあるっていう、その佇まいみたいなのがすごいカッコよくって。バンドとしてやってるころのクレイジーって、演奏しながらコメディをやるっていう、なんかその感じって、いまやっぱりもう無いなと思って。どこにもっていうか。昔は音楽っていうものと、コメディとか笑いっていうものが、境界線がなかったと思うんですけど、いまかなり分かれてる感じはあって。で、自分はどっちも好きだし、ずっとコントを好きで、高校のときに自分でコント公演とか打ったりして。演出とかして脚本書いたりとかしてたんで、いつかそういうのを全部混ぜたのをやりたいなっていう思いはあって。コントではないけど『おげんさんといっしょ』っていうのは、音楽を一番大事にはしてるんですけど、外身だったりセットだったりをむちゃくちゃにすることによって、音楽っていうものに逆にフォーカスがいくように作ってるっていう、そんなイメージですね。曲の位置だけがあって、あとは全部フリートークみたいな。出演者の力量だけでもっていくみたいな、そういう1時間がいまのテレビの中にあってもいいんじゃないかなっていう」

『SONGS』2021年6月24日

 

(銭湯でのロケ)

スタッフ「撮影なんでちょっとこちら(=タオル)」

山口智充「風呂の撮影なんでしまってください」

スタッフ「撮影なんでいるかなと思ったんですけど」

山口「銭湯のルールっちゅうのがあるんですよ。大衆浴場っていうのは湯船にタオルをつけちゃダメなんですよ。テレビで撮影するときに、出演者がバスタオル巻いて入って、『テレビの演出のためにバスタオルを巻いてます』っていうスーパー出るじゃないですか。これ大っ嫌いなんですよね。僕はテレビでもお風呂のルールにしたがって、絶対にタオル巻きません。別に、出したいやつじゃないですよ。モザイク絶対かかりますよ。そこはテレビのルールでいいと思います」

バカリズムの大人のたしなみズム』2021年6月24日

 

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さらば青春の光・森田の楽屋にあいさつに行ったとき)

エンリケ「私が『テレビの収録緊張するんですよね』って言ったら、『金持ってるからいいじゃん』みたいな」

森田哲矢さらば青春の光「だって、こんだけ金もってたらテレビなんて怖ないやん。金持ってたら、テレビなくなってもいいっすやん」

松本人志ダウンタウン「俺もそう思ってたときあるけど、金持っててもやっぱ怖いで」

森田「緊張とかします?」

松本「するする」

森田「金持ってんのに?」

松本「マジで逆やで。『あんな金持ってんのにスベるんや』って思われたら。世間を敵に回すから。『こんなおもんないこと言うやつがなんでこんな貯金あんねん』みたいな感じで」

『人志松本の酒のツマミになる話』2021年6月25日

 

(自分のコメンテーターとしてのコメントについて)

立川志らく「全部感情論です。自分がこう思った、不愉快だとか嬉しいとか。それが自分の役割だと思ってる」

神田伯山梅沢富美男さんと同じやり方ですよね」

志らく「梅沢さんから教わった。コメンテーター始めたときに梅沢さんのとこに行って、『どうやったらいいんですか?』って。『感情をぶつけるんだ。多くのテレビの視聴者の人が言いたいんだけどどう言っていいかわかんない、それをまとめて言ってやればいいんだ』って」

『太田伯山ウイカのはなつまみ』2021年6月27日

 

立川志らく「落語はテレビじゃ難しいなっていう」

神田伯山「漫才とかコントのほうがテレビで伝わりやすいですよね」

立川志らく「落語をやることによって、爆笑問題の漫才より志らくの落語のほうが面白いって言われる可能性があるならチャレンジしてもいいんだけど、それはもう、年齢的にも60近くなってくると、それをやってる場合ではない」

太田光爆笑問題「落語っていうのは古典なわけで、それは崩せないわけだから。漫才っていうのはテレビ用に作るからね。テレビが作った文化みたいなもんだから、漫才は」

『太田伯山ウイカのはなつまみ』2021年6月27日

 

星野源「世の中の流れも変わってきてるけど、今までの(テレビの)流れでどうしてもこうなるみたいな、それこそどうしても(相手を)腐すみたいな方向とかがあるけど、その流れの中に乗りながらも若林さんは違うところを模索されてるのが、一緒に出させてもらっててもわかるし、みててもわかるから、ホントに、日本テレビ界の希望だと思います」

若林正恭(オードリー)「聞いたか! どうも希望でーす! 聞いたかお前も!」

春日俊彰(オードリー)「もちろん聞いたよ。希望とコンビ組ませてもらってる」

『あちこちオードリー』2021年6月30日

 

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向井慧(パンサー)「僕らって、2013年ぐらいからテレビに出させていただくようになったんですけど、そのころの出方が『人気者』って出方だったんですよ。『出待ちがいま一番多い芸人です』みたいなことを毎回言っていただいて、それでいろんなテレビ出させてもらってたんですけど。そのころのコンプレックスが強すぎて。『人気ね』っていう。どこ行っても『人気者ね。ハイハイハイ』みたいな。『面白いっていうか、人気あんのね』とか。『男前の3人だね』とか。これが、めちゃくちゃ難しかったんですよ」

海原ともこ「嫌やったんや」

向井「めちゃくちゃ嫌で。もちろんそれがきっかけでテレビに出させてもらったんで、それに別に『言うなよ』とかはないんですけど。でも、やりにくいなぁみたいな。ようやく今、そっから8年くらい経って、人気とかじゃないので…『ないので』って言うとアレですけど。『出待ち率』とかって言われなくなってやりやすくなったときに、幸せってめっちゃムズいなって記憶がずっと残ってて。じゃあ俺は、幸せにならないほうが面白いこと言えそうな気がするっていうのは、どっかにずっとあります」

『やすとものいたって真剣です』2021年7月1日

 

えなこ「私いまでも、メディア、テレビに出させていただいてお話をすると、自分の言動がすべてコスプレイヤーの代表だったりとか、総意だと思われる」

マツコ・デラックスコスプレイヤーとこんなに共通点があると思わなかったわ。私、おんなじことを昔考えてて。私が何かについて意見をしてしまうと、それがゲイの総意みたいになったわけよ。中にはね、『あんたみたいな影響力ある人ががちゃんと先頭に立って発言しなきゃダメでしょ』って先輩方もいたけど…」

えなこ「おんなじこと言われました」

マツコ「だけど、そうじゃないと。私が言ってしまって、これはみんなゲイがそう思ってるってとられてしまうほうが危険だから。だから私、いわゆるセクシュアリティのこととかを発言したことほとんどないでしょ」

マツコ会議』2021年7月3日

 

(ひな壇では自分が映ってなくても誰かの活躍にひと言添える)

川島明麒麟「誰か何かエピソード喋られて、これ言っといたほうがええかなっと思って、自分にカメラが来る前に『なんとかね』ってちょっと例えたり。何かひと言添える。相方がまずバンッてテレビ出てるとき、自分は仕事ほぼなくて。ナレーションの仕事とか天の声の仕事とかばっかりやったんですよ。たぶんそんときについた筋肉というか。自分の姿が映ってなくても言うっていう」

『ウチのガヤがすみません!』7/6

 

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若林正恭(オードリー)「(ナンシー関に)なんて言われたんですか?」

中山秀征「生ぬるいテレビを作ったというような」

若林「ヒデさんが?」

中山「そうそう。和気あいあいとしてるものを垂れ流してるっていうような。生ぬるさを作ってるわけじゃないですか、こっちは。たとえば『DAISUKI』とか。あれが、台本が実はあったっていったら嫌だよね? 別日に稽古してたら嫌だよね? そんなことがないように、やっぱり生ぬるさというか、その、ゆるさだな。ゆるさみたいなものを、ホンがないというものの、いきあたりばったりみたいなのをやってると、それが生ぬるいっていうことになって、全体的に俺がやってることが生ぬるいと」

若林「そんときヒデさんは話せる相手いたんですか?」

中山「それはそんなに気にしてなかったですよ。時代がすごい展開が速かったから。悪評も票のうちぐらいにしか思ってなかったですね」

『あちこちオードリー』2021年7月7日

 

太田光爆笑問題「自分はテレビが大好きだけど、テレビは果たしていままでどうだったかなって、ちょっと考えるわけですよ。要はさ、政府は後手後手だっていっつも言うじゃない、我々は。だけど、今回わりと早めに緊急事態宣言出したわけですよね。お店はスピード感をもってほしいって言ってる。早く出さなきゃって意識も、政府の中にはある。じゃあ、いざ緊急事態宣言出すと、今度は飲食店が困ってるっていう報道の仕方をする。我々のやってることは、いったいなんなんだろうって。テレビは本当にちゃんとしたメッセージを出せてるのかなって」

サンデー・ジャポン』2021年7月11日

 

太田光爆笑問題テレビは散々五輪を批判しといて、これから応援するわけですよ。俺はどっちかっていうと五輪に関しては、テレビは主催者側だと思ってる。テレビがいままでやってきたことを、我々ももう1回見つめ直すというか、そういうことも必要なんじゃないかなって気がする」

サンデー・ジャポン』2021年7月11日

 

光浦靖子オアシズ「(留学で仕事を)休もうが休ままいが、時代も変わっていってるし。私気づいちゃったの。うちら世代ってベビーブームで、常にテレビの中心で、20代から40代まで20年くらい若手のフリしてさ、大御所以下の仕事全部うちら世代が持っとったじゃん。去年あたりからやっとホントの20代とかが入ったじゃん。もうそれはね、(世代交代が)あたりまえのことじゃない?と思って。がめつい…みなさんもう(レギュラー番組は)1人2個までにしなさいよって。だんだん恥ずかしくなってきちゃってさ。みんなで2個ずつにしてさ、全力投球…。だから私はテレビ界に共産主義を持ち込みたい」

若林正恭(オードリー)「みんなで2個まで。配給制ですね」

光浦「そしたらもう『黙れ』って言われたの」

春日俊彰(オードリー)「(笑)」

『あちこちオードリー』2021年7月14日

 

光浦靖子オアシズ「若い人がみるテレビなんか出てないから、すごい生活が楽よ。どこに行っても見つからない。やっぱ若い人が見つけるのよ、タレントさんとか。オーバー50はね、オーラキャッチャーが狂ってるのよ。チャッチできないのよ。毎日電車乗ってるし、すごい生活が楽で。心が穏やかになってきたから。みんなもぜひ、番組は2個まで」

『あちこちオードリー』2021年7月14日

 

河合郁人A.B.C-Z「MCのときに僕がいつも考えてるのが、思ったとおりの返しがくる回答と、違う回答、全然違う回答っていうこの3つを想像してMCするようにしてるんですよ。じゃないと、何かきたときに対応できないじゃないですか。そういうの考えて、テレビとかでMCがさんまさんだったりとか、それこそ(フットボールアワーの)後藤さんの番組をみて、メモって。あとはその番組の、僕がスタジオにいるつもりでどう返すかとか」

『お願い!ランキング』7/14

 

鈴木もぐら(空気階段「もともと好きだったんです、コントが。テレビコントがすごい多かったじゃないですか、僕らの時代」

トシ(タカアンドトシ「『ごっつ』とか」

もぐら「『やるならやらねば』とか、『笑う犬』『ウリナリ』とか。ゴールデンで絶対テレビコントやってたんですよね。それでコントがやりたくて」

『ジンギス談!』2021年7月16日

 

フワちゃん「(YouTubeは)自分でプロデュースして自分で考えて自分で出演するっていうのが、すごい肌に合ってたみたいで。いま思うと、テレビの世界にやってきて、ロケってこういうものなんだってノウハウを知って。タレントさんが急に無茶するロケとかでも、ちゃんとシミュレーションされてたりとか、前もって準備されてるっていうのをいま知った上で(自分の)昔のYouTube見てみると、なんも準備なしで自分1人でよくこんなことやってたな、無茶してたなみたいな」

『おしゃれイズム』2021年7月18日

 

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(8年前の隠し撮り映像。ワイプで愛想笑いをしない理由を語る)

大悟(千鳥)「面白いなと思う人が面白くないことで笑うてるのって、テレビみてて嫌じゃなかったですか? ホンマにトップとるには、僕は必要やと思うんですよ」

『ロンドンハーツ』2021年7月20日

 

明石家さんまに初めてあいさつをしたとき)

原口あきまさ「『お前のものまね見たらな、俺がいかにテレビ向きかがわかるわ』って自分褒めてた」

ホンマでっか!?TV』2021年7月21日

 

(星座占いのコーナー)

田村真子アナ「7位は水瓶座ということで、川島さんと私です。ネットやSNSで面白い情報が見つかるかも。ラッキーアイテムはアロハシャツです」

川島明麒麟「いや、俺はテレビのほうが面白いと信じてますから」

『ラヴィット!』2021年7月22日

 

大悟(千鳥)「YouTuberとかがたまにテレビ出て、お金こんだけあるとか車こんだけ乗ってますって言うやん。マジで親、見んといてくれって思うもん」

『千鳥のクセがスゴいネタGP』2021年7月22日

 

神戸浩「私はね、障害がちょこっとあるもんだから、小劇場演劇でみなさんみたいな、先ほどのエチュードみたいなことをずっとやってたのかな。で、こいつ面白いぞっていって、テレビに出してやるぞっていうのがあったんだけど、出なかったのね。障害者を見せ物にするテレビは大嫌い。それが正解だったかな。こんな俺だから食えない時期のほうが多かったけど、40年も続けれたんだから、何か健常者が持ってないものが神戸にはあったんじゃねぇかなと思って」

『バリバラ』2021年7月22日

 

(1964年東京五輪の様子)

ナレーション「街頭テレビはどこも黒山の人だかり。それまで野球と相撲ぐらいしか知らなかった日本人は、オリンピックのテレビ中継を通して、さまざまなスポーツの魅力を知った」

小林秀雄(「オリンピックとテレビ」『朝日新聞』)「こんなに熱心にテレビを見た事ははじめてだ。オリンピックに特に関心があったわけではなかったので、これは自分にも意外な事であった。オリンピックと聞いて嫌な顔をしていろいろ悪口を言っていた人も、始まってみれば案外、テレビの前を離れられないでいるかも知れない。たかが小さな硝子板に映し出された、カメラによる模写である。だが、この抽象的な映像は生きている。その自立した抽象性が、私を静かな感銘に誘い込む。私は競技する人間の、肉体による表現力を満喫した」

映像の世紀プレミアム15 東京 夢と幻想の1964年』2021年7月22日

 

相葉雅紀「いよいよ始まるこれから開会式。テレビでみます! 楽しみましょう!」

東京2020オリンピック開会式直前SP』2021年7月23日

 

(同時間帯に東京オリンピックの開会式が放送されているなかでの漫才)

太田光爆笑問題「オリンピックとこっちがね、逆転現象になってんですよ」

田中裕二爆笑問題「どういうことですか?」

太田「逆転現象っていうのは、競技場にはお客さん入れてないんですよ。みんなテレビでみてるわけですよ、オリンピックは。こっちはみなさんありがたいことに(スタジオに)お客さん入ってるけど、テレビの前誰もいない」

田中「悲しいこと言うな」

『ザ・ベストワン』2021年7月23日

 

スケートボードの解説)

瀬尻稜「この五輪が決まってから、ホントにスケボーの人口って増えたんですよね。またこのコロナになってからも、スケボーって結構1人で遊べたり、場所も遠出しなくても家の近くで遊べたり、スケボー人口はすごい増えていて。こういうふうにテレビでスケボーが放送とかもされるようになって、確実に認知はされていくと思うんですけど、そこで見れるのはやっぱり大会の映像だけであって。ストリートの映像っていうのは自分で検索したりしないとなかなか出てこなくって。なので、大会スケーターは絶対増えると思うんですけど、そういうストリートのスケボーにも興味を持ってもらえたらいいなって思いますね」

東京2020オリンピック スケートボード』2021年7月25日

 

(就活ライフケアプランナーの資格をもつ財前直見明石家さんま生前葬を勧める)

財前直見「いま(人を)集めたらダメですから、リモートですよ」

明石家さんま「リモートで生前葬? ほんなら、テレビでしょ。俺らおかげでテレビ出させていただいてるから、これが生前葬

『週刊さんまとマツコ』2021年7月25日

 

薄幸(納言)「一番最初、両親は芸人になるの反対してたんですけど、最近は一緒にテレビとか出るようになって。両親ともにテレビ慣れしすぎて、この前、お父さんと一緒にテレビ出た帰り、『この番組はタクチケも出ねぇのか』ってブチギレてました」

『マルコポロリ!』2021年7月25日

 

(東京都の新規感染者数が過去最多となったこと等についての会見)

菅義偉「改めて国民の皆さんにおかれましては、不要不急の外出は避けていただいて、オリンピック・パラリンピックについてはテレビ等で観戦してほしいと思っています」

『ニュースウォッチ9』2021年7月27日

 

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東野幸治「(東京オリンピックは)家でテレビみてるんで、応援というか、みなさんもちろん頑張れなんですけど、すごい劇的な瞬間とか、そういうのにたまたま巡り会えるっていうのが楽しいというか。ずっとザッピングしてますよ」

あさナビ』2021年7月27日

 

陣内智則「漫才師は、歳いって関係性も深まって円熟味があって面白いんやけど、ピンのコント師って47でもギリやと思うねん。コントもさ、イッセー尾形さんとかあんな渋いコントやないやん、俺は。テレビみてツッコんでるとかさ。50過ぎたおっさんがゲームしながら『なにやってんねん!』とか言うたらおかしい。50過ぎたおっさんがテトリスやって『どこ行くねーん!』とか。俺これ悩んでんねん、ホンマに」

『あちこちオードリー』2021年7月28日

 

(体操選手の活躍でメディア出演が増加)

近藤夏子アナ「最近かなり池谷さん、テレビとか出られてますよね」

谷幸雄「増えましたね。ありがたいことに」

近藤「すごく素敵なお住いですが、もっともっときらびやかになっていくことはあるんでしょうか?」

池谷「そんな俺がテレビ出てもね、お金もらえないから。文化人扱いだから。芸能人扱いじゃないからね。タレントとして出てるときの何十分の一だから」

近藤「できたら今後タレントとしても出ていきたい?」

池谷「タレントとしても仕事あるとうれしいね」

サンデー・ジャポン』2021年8月8日

 

(故郷の石垣島聖火ランナーとして走った)

具志堅用高「世界チャンピオンで帰ったときは、まず飛行機で帰れたんですよ。ずっと船で13時間かけて。世界チャンピオンになって1週間後に石垣島に戻って。空港があるってことを知らなかったんですよ。空港の周りにみんなが集まってですね。そっからパレードなんですよ。そのときを思い出してですね。私が島にいたときは、テレビが映らない時代なんですよ。最初の東京オリンピックは、私みてないんですよ。テレビがないから。映らないから。だからなおさら、いやー、もう。何十年ぶりですね、感動したのは」

徹子の部屋』2021年8月11日

 

(つり革を掴むな、野田クリスタル選手権。オフロードを走るバスを何もつかまず立ったままで乗り続ける)

庄司智春品川庄司「子どものころにみてたテレビじゃねぇか」

水曜日のダウンタウン』2021年8月11日

 

ファーストサマーウイカ不労所得みたいな気持ちになるというか。ヒコロヒーさんがようテレビ出てはったら、『ファーストサマーウイカかと思った』っていうのだけで、私が出んでも出てることになるじゃないですか。ほぼ。半分」

『お願い!ランキング』2021年8月11日

 

佐久間宣行「いまテレビはすごい変革期で。それはみなさん全員感じながらやってると思うんですけど。まず外でいろいろ体験して、体感したうえで、テレビに恩返しできればいいなって気持ち」

『アナザースカイ』2021年8月12日

 

大悟(千鳥)「(ナンパには)ある意味バラエティのすべてが詰まってるというか。最初の印象怖くしちゃダメでしょ。そこからどう興味持たせて、好きとまで思わせて、一緒に帰ろうまで行くって、相当テレビうまくないとできない」

『人志松本の酒のツマミになる話』2021年8月13日

 

(1996年、『爆笑!スターものまね王座決定戦』で優勝した)

肥後克広ダチョウ倶楽部「あの番組は優勝賞金が200万。でもダチョウ倶楽部は3人いるから、100万足してやろうって、その場で300万。テレビは金があった」

『人生最高レストラン』2021年8月14日

 

鈴木もぐら(空気階段「僕もテレビ持ってなくて、ずっと。武井咲さんとか、佐藤健さんとか、向井理さんとかも、音でしか知らなかったんですよ。ずっとオンボロのアパートにラジオだけつけてって貧乏生活だったんで。みちょぱみたいな顔してると思ってたんですよ、武井咲さんって」

『これ余談なんですけど』2021年8月16日

 

塙宣之(ナイツ)漫才協会入ったときに、あんまりこう、『ハイどーもー!』みたいなことをやると、師匠とかに軽く見られるというか、うるさいって思われちゃうから。ちゃんとあいさつも『よろしくお願いします』みたいな感じで、僕ら当たり前だと思ってるんですけど。やっぱりテレビだとテンション低く思われちゃうみたいなんですね。『テレビ用のトーンじゃないよ』って、坂上忍さんから怒られたことあります」

土屋伸之(ナイツ)「いや、教えていただいたの、それはね」

『さまぁ~ず論』2021年8月16日

 

宮迫博之「僕自身がいま、テレビというメディアに出づらい状態ではずっとあるので。細かい経緯とかは別として。僕は諦めませんよ。いつかテレビに出れるってなったとき、ひな壇の一番端っこの、一番声出さなアカンとこから、僕は出ようと思ってますから。決めたんです僕。何も諦めないって」

ケンドーコバヤシ「宮迫さん、そこからやるって言ってますけど、いまだにそこ藤本さんおるんですよ。何をイチからみたいに言ってるんですか!」

アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』2021年8月17日

 

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黒沢かずこ(森三中「徹子さんうらやましいのが、『アイスクリーム食べ過ぎちゃダメですよ』って事務所の方に注意されてるのテレビで見たんですけど、あんなふうに言ってくれる方がお友だちにいたらなと思います」

黒柳徹子「でもね、勝手に食べられないのも大変よ」

徹子の部屋』2021年8月17日

 

岩井勇気(ハライチ)「澤部って、ずっとテレビとかラジオとかを聞いて、それを抽出して学校で発表したりしてたんですよ。で、俺あんまり、テレビっていうとアニメしかみてなくて。バラエティを全然みてなかったんです。澤部がすごいおもしろいって言ってた『ボキャブラ天国』とかそういうやつをちょこちょこ見てたぐらいで。なので、澤部はテレビのお笑いをずっとやってたんですね、あのころは。だから、澤部がこれやってるから、俺は違うことやんなきゃなってバランス的に思って。おんなじことやってても意味ないなって。こいつには勝てないなみたいな感じに思って、テレビじゃないお笑いを自然とやっちゃってたんですよね、小学校のころから。毒のあることとか、言っちゃいけないこと言ってみたりとか。そういうことばっかやってたんで、そりゃなんか、芸人としてテレビ出るときに、そういう感じになっちゃいますよね」

『チマタの噺』2021年8月17日

 

(売れ始めた時期)

天野ひろゆき(キャイ~ン)「ウドちゃんがバーッてなっちゃいそうで、でも俺も全然準備できてないから、だからちょっとライブの時期をやらせてくれっていって、1~2年はね、テレビのオファーを絞ってるときありました。怖かったから、俺自身が。ウドちゃん1人で出るのはいいんだけど、コンビとしてちょっと怖いなぁと思って。ウドちゃんの人気というか注目されぐあいが、怖かったね。実際出たらやっぱりすごいし。打ち合わせでもウドちゃんと話して、スタッフ(俺の)目見ないなのも全然経験したし」

『あちこちオードリー』2021年8月18日

 

峯岸みなみ「やっと朝に、テレビに出れるようになったかと、すごい嬉しく思ってます」

川島明麒麟「いや、ぜんぜん鬼越トマホークとかも出てますからこの番組」

『ラヴィット!』2021年8月19日

 

(催眠術にかかりやすいので)

ひぐち君(髭男爵「(催眠術師の十文字幻斎)先生がテレビ出てるとき、僕かかっちゃいそうで、チャンネル変えるんですよ」

『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』2021年8月21日

 

(夫が父・石橋貴明と顔合わせしたとき)

穂乃香「物心ついてから、2人きりでご飯することしかなかったんですけど、2人のときはやっぱり父と娘なので、あんまり共通の話題がないっていうか、あっちはスポーツの話で、こっちは演劇とかの話して盛り上がらないみたいなのなんですけど、旦那さんがいることでスポーツの話とかでも盛り上がってて、私、勝手にテレビみてる気分でした。回してました、場を。この人、テレビのスイッチ入れてきたなっていう。旦那さんが手土産を父に買ってきてくれたんですけど、『食わず嫌い王』って番組で最初にお土産を渡すとこあるじゃないですか。あれ見てる気分でした。見たことあるーと思って」

今夜くらべてみました』2021年8月25日

 

古舘伊知郎「(トーキングブルースを)70になったら引退しようとか、75まで元気なうちはやりたいとかあんまり決めてなくて。決めずに喋り続けながらコトッと死ねたら最高って本気で思ってんですよ。死んでることに気づかないで、脳死手前でずっと喋ってるまんま死んでけば、ずっと喋ってるって錯覚できんじゃねぇかって。死の恐怖も逃れられんじゃねぇかって。テレビとかは呼ばれなければしょうがない。だけど、YouTubeはひとりテレビ局でできるじゃないですか。だから、テレビがまったくなくなっても、YouTube。それがなくなっても、僕のトーキングブルースとか、そういうのでお客さんが1人でもいるうちは喋るじゃないですか」

『あちこちオードリー』2021年8月25日

 

内村光良ウッチャンナンチャン「『松ちゃん』って(携帯に)出てびっくりして。テレビみてるあの人から俺に電話かかってくる」

『ラフ&ミュージック』2021年8月29日

 

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若林正恭(オードリー)テレビマンって、全員クレイジーなんですよ。芸人も当然クレイジーなんで、テレビの世界って常識を常識のまんまで言う人って、意外とレアなんですよ」

『あちこちオードリー』2021年9月1日

 

田村淳(ロンドンブーツ1号2号テレビに飽きたことはないです。どの番組行ってもスタッフさんの顔が違うし、演出方法が違うし、嫌なときもあるけど、おもしろいなと思うこともあるんで、そのドキドキはやっぱテレビはあるし。マスメディアとして堂々と僕はマスメディアすればいいと思ってて。Twitterとかであがってくるのって、やっぱテレビを見た人のワードがあがってくるんですよ。ネットが強いっていってるけど、やっぱりテレビも強くて。テレビとネットがいがみ合うんじゃなくて、融合するような形になればいいなと思うんで。テレビに飽きたことはないし、もっと出たいですね」

『やすとものいたって真剣です』2021年9月2日

 

海原やすよテレビの人が、すごくネットとかYouTubeに気使ってる感じがして私はしょうがなくて。私はもっと自信もって、ここに出る人は選ばれし者やのに。いろんな大人の条件を兼ね備えて出てる人やんか。それやのに、なんでテレビの人がすごく気つかっちゃってんのかが、すごく残念」

海原ともこ「逆にいうたら、YouTuberの人のほうが賢いと思うで。テレビに出てきて、ギャラ安くいいんで出てきて、(視聴者を)こっち(=YouTube)側に引っ張られてるから」

やすよテレビに出て誰々と絡んだってだけでネタになるやんか」

ともこ「やけど、テレビの人からしたら、いまって確かにお金とかなかったら大変やから、人気者を安くて呼べるからと思って呼んじゃうやんか。その人にもってかれてると思う」

田村淳(ロンドンブーツ1号2号「もってかれてます。だって、自分たちのやれる範囲でチャンネル登録数、増やすとこまで増やすんですよ。これ以上認知度上げるってなったら、マスメディアなんで。マスメディアにお金もらいながら宣伝ができるっていうYouTuberは強いですよね」

やすよ「どうしたらいいの? パニックよ、これでいつも」

田村「堂々としてて大丈夫です。おふたりは技術があるんで。漫才があるんで大丈夫です。ここが肝なんですよ。僕は漫才とかコントがないんで、だからいろいろやってんです。テレビに依存しなくてすむようにいろいろやってないと、テレビに物申せないじゃないですか。おふたりは漫才があるから物申せるんです」

『やすとものいたって真剣です』2021年9月2日

 

(炎天下の外ロケなどを降参したことはあるか?という話題で)

野田クリスタルマヂカルラブリー「もっと降参してよくない?って思っちゃう、テレビって。降参できないじゃん、なかなか」

濱家隆一かまいたち「マジメな仕事を選ばずにこっちに来て、ふざけた生活を送らせてもらってるのんの、唯一の約束が『降参しない』のような気がする」

かまいたちの知らんけど』2021年9月2日

 

草笛光子「私このところね、コロナで、よくテレビをみました。そうすると滑舌とか、人に伝える心と、出てくる音っていうのは、すごく大変ね。すごい勉強になった。コロナで勉強になったのはそれ。毎日テレビみると、喋りっていうのが難しいんだなって。滑舌だけじゃない。やっぱり人に伝えようって気分が、まずイチでしょうね。それでやっぱり、どれが主語かって、何がいま言いたいかって、しっかり言わないと、やっぱり伝えたいっていう…私たちさ、字を立たせて、字を動かしてるわけじゃない。身体でね。だからこの立たせ方」

『ボクらの時代』2021年9月5日

 

BPOで「痛みを笑いの対象とするバラエティ」のあり方が審議入りしたという話題で)

田村淳(ロンドンブーツ1号2号「いよいよこういうことを、テレビ番組で議題として扱って、僕もそうですけど松本さんも含めてこういうことを話し合う時代がくるって、僕テレビ入ったときには夢にも思ってなかった。でも、そういう声があることには耳を傾けなきゃいけないとは思いますけどね」

松本人志ダウンタウン「その一方で、なんでバラエティだけ言われんのかなっていうのはありますよ。でもそれ言い出したらプロレスなんかアウトじゃん、プロレス中継はもう絶対ダメよねとかなってくるし。ドラマも人が死んだり、食べ物を粗末にしたりするんですけど、ドラマは言われないんですよね」

酒井美紀「ドラマはそうですね、言われないですけど、でもたとえば2時間ドラマで人を刺してしまって血が出るとか、その量とかは結構制限があったりとか。見てて不快にならない感じですかね」

ワイドナショー』2021年9月5日

 

山田隆夫「みなさん、9月は長月というんですね。テレビをご覧のみなさま。僕とながーいつきあいをしましょうね。ながつき。はい。山田隆夫でーす」

笑点』2021年9月5日

 

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武田砂鉄「僕、テレビをよくみるんですけど、テロップでね、悲しい出来事があったときに『悲痛』とか、喜ばしいことがあったときに『歓喜』とか、そういうのが割といま右上に出るようになりましたよね。もちろんそれはそのとおりだとは思うんです。悲しい事件が起きたときに、僕もみながら悲しい思いをするし。その一方で、『あなたたちこういう気持ちになってくださいね』っていうこと、これがいいことなんだっていうことに、なりすぎてんじゃないかなっていうのは、日々思うんですけどね」

伊集院光「それがなんかすごい胸が痛いとこでいうと、テレビで求められるものは、『さぁ続いては面白い話です』『続いては悲しい話です』。出来事のなかのわかりやすく面白いところをギュッとして、『こういう話あったんですよ』っていうのにするんですよ。ラジオは、おもしろ悲しくて、ちょっと悲しくて臭ぇなっていう話をするんですよ。それはそういうもんじゃないですか、本当は。すっごい仲のいい友だちが死んだ葬式で、お坊さんが頭の真ん中、蚊にくわれてるから、おっぱいに見えたんだよねっていう話って、全部入りなんですよ。でも全部入りなんだけど、仲のいい友だちが、たとえば若くして死んでねっていうのをとらないと、面白い話にならないんですよ。さらには今後ね、ネットで聞いたラジオをギュッとして書く人は、文字制限もあるから、どっちかにするんですよ。伊集院の友だちが若くして死んだらしいぞっていう話か、お坊さんの頭がおっぱいみてぇだったぞって話に、どっちかにギュッとするんですよ。なんかこれの怖さっていうか」

武田「もしかしたら短縮した記事を読んでる人のほうが、ラジオを聞いてる人よりも多いわけですよね。ご自身の話してることと、伊集院光像みたいなものが、近づくより絶対離れていってますよね。しんどくないですか?」

伊集院「いやそれはしんどいんですよ、しんどいし、ただ逆に、それで得た名声はポッケ入れてるだろお前、っていう。それは自問自答の毎日。『匿名で悪口言うのはよくねぇじゃねぇか』っていうのを、タレントが思いっきり胸張って言ったときに、僕は、匿名の善意にもものすごく支えられているので。たとえばラジオにネタ送ってくれる人とか。匿名が悪いわけではないって思ったりとか。複雑なものがいまは絡んでる」

『100分de名著』2021年9月6日

 

(『エンタの神様』に出演してからのネタ作りの意識の変化)

陣内智則「みんながわかるやつをやるという、僕のなかのルール。あとは、パッとテレビつけて、途中からみてわからないのはやめようと」

伊達みきおサンドウィッチマン「それはすごい我々も言われました。前フリがあって後にオトすみたいな。そんなのいらないんだと」

富澤たけしサンドウィッチマン「伏線回収とかあるじゃないですか」

伊達「フリを見てない人がいるから」

富澤「途中からテレビ回した人はそんなのわからないから」

伊達テレビってこうなんだっていうのは、すごい俺ら勉強になったね」

富澤「僕らも『エンタ』出てから作り方をちょっと変えました」

『お笑い実力刃』2021年9月8日

 

ベッキー「日本のテレビ界の希望がいるって聞いて」

『あちこちオードリー』2021年9月8日

 

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(仕事を断る基準について)

フワちゃん「私はメンバーとか放送時間とかみて決めてる」

濱家隆一かまいたち「これがなんかスゴいわ。俺らこの感覚ないもん」

山内健司かまいたち「メンバーなんかまったくみてない。当日行って知ることのほうが多い。局も時間も。というか、何するかもわからないままテレビ局にとりあえず行ってる」

フワちゃん「マジか。ロケなんて好きなメンバーじゃないと絶対行かない。事務所フリーだから、好きな人とばっか仕事できるじゃん。自分が選べるから」

かまいたちの知らんけど』2021年9月9日

 

ダンディ坂野「小中と、テレビローカル局で2局しかなくて。石川だったんですけど。すごくテレビでアイドルが全盛のころで。小学校、中学校、アイドルになりたくて。芸人になろうとはこれっぽっちも思ってなかったですね」

海原やすよ「それがなんでお笑いのほうに」

ダンディ「だんだんお笑いブームが終わっていくじゃないですか。そうすると今度、テレビに出てるのがとんねるずさんとか、ダウンタウンさん、ウンナンさんで、みんなアイドルと一緒に番組やって、歌番組もとんねるずさん『ベストテン』出て、これ(=芸人)になったらアイドルに近づけるぞと」

『やすとものいたって真剣です』2021年9月9日

 

くまだまさし「(芸人として売れてないときに)いまの奥様と付き合うようになって、奥さんのほうから『もしよかったら、お笑い芸人辞めて、普通のサラリーマンになってください』と。じゃあ僕も『辞める』と。『明後日言いに行く』って言ったんですよ。なんで明後日かって、その次の日にたまたまBSの、こんなこと言っちゃ失礼ですけど、誰もみないような番組…そのプロデューサーさんが『こんなの誰も見ねぇんだよ』自分で言ってたので、俺もあえて言いますけど。っていう番組の、ネタのオーディションがあったんですよ。それがダメだったら、俺お笑い辞めるよと。最後のテレビだから、もう好きなことやっちゃえって。で、よくやらせていただいてる、手あげたらお尻があがるネタをやったら、そのプロデューサーさんが『なんだこのネタは』と。『すぐ合格だ』ってなって。そしたら、誰もみないと思ってたら、みてる人がいたんですよ。なんと『エンタの神様』の総合プロデューサーの五味さんがみてて、『なんだこのネタは』っていって、『すぐエンタに呼べ』っていうふうになって、そっからいろんな番組に呼んでいただいたっていうのがヒストリーでございます」

『やすとものいたって真剣です』2021年9月9日

 

(服はいつも爆笑問題・田中のお下がりをもらっている)

井口浩之(ウエストランド「ホントに洋服を買う概念がなくなってきて、田中さんがもう服くれるおじさんだとだんだん思えてきて。爆笑問題テレビでみても、あれ?これ僕似合いそうだなとか」

ダウンタウンDX』2021年9月9日

 

井口浩之(ウエストランド「(吉本は)養成所があって、ダウンタウンさんが最初に出られてるっていうのもあって、すごい大きいじゃないですか、NSCが。同期がいるとかがすごい羨ましくて。吉本だけですごいやるんすよ。鬼越トマホークとニューヨークのいざこざ、もう見てらんないすよ。劇場で作り上げたのを、テレビでみんなひな壇にいるときに『おいお前ら!』『なんだよ』とか、もういいよ、劇場でやってくれよ」

ダウンタウンDX』2021年9月9日

 

武田砂鉄「いろんなテレビ番組をみていると、たとえば社会問題を取り扱うときに、箇条書きにしますよね。この問題点は3つあります、1つこれ、2つこれ、3つこれ。そこがホントは入口なら、議論の入口なら僕はいいと思うんですけど、テレビ番組によってはですね、その箇条書きが完全に出口になって、『これはこうですよ』で終わってしまうことって多々あると思うんですよね。いまやっぱり僕たちの目の前にあるわかりやすさっていうのは、すごく議論を閉じる方向のわかりやすさになってることが多いんじゃないかなってことは」

『100分de名著』2021年9月13日

 

(2008年元旦の『おもしろ荘』でオードリーを初めてみたとき)

矢部浩之ナインティナイン「これ(=春日)みて思った。これはもうテレビやと。ヤベー奴とは思ってんで。でも、テレビという中では、これはもう売れたと」

『あちこちオードリー』2016年9月15日

 

田村淳(ロンドンブーツ1号2号「漫才できる人はそれだけで強いじゃない。みんな漫才っていう武器持ってんのに、なんでテレビに出始めるころにその大きな武器を見失っちゃうんだろうって思うんですよ。僕なんてその武器持ってないから羨ましいと思うし、なんだったら吉本じゃなくたって、その漫才はできますよ。あなたたちしかできない話芸を、どこの場所でも出せるんだから、こんな強い武器を持ってることにまず自分で気づいたほうがいいと思います。吉本をいつでもやめるっていう覚悟を持ちながら、吉本にいたほうが。テレビなんていつでもやめてやるって思いながら、テレビやってたほうがいいと思う」

津田篤宏(ダイアン)「……やめたくない」

『やすとものいたって真剣です』2021年9月16日

 

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岸政彦「普通でいい。僕、『普通』って言葉よく使うんです、最近。それは、ノーマルっていう意味での普通じゃなくって、目に入ったそのまんまっていう意味で『普通』って言ってるのね。普通のことすら書いてないわけ、みんな、ほとんどの人が。みんなよくある話法で、よくあるイメージで、繰り返してるだけで。『今の時代ってこうだよ』『なんとかの時代』みたいな、絶対つけないない。なんか結論つけたがるでしょ、テレビに出る社会学者って。ああいうのすごい嫌いで。だから、生活史聞いてて、全然矛盾する2つの感覚が同時に発生するんですよ。人ってバラバラなんですよ。みんな違うわけ。大阪人、沖縄人っていうのはいないわけ。個人がいる、集まってるだけでしょ。それと同時に、矛盾するようやけど、人ってみんな似てるなぁっていう」

ETV特集 私の欠片と、東京の断片』2021年9月17日

 

(子どもに自分の仕事を説明するのが難しい)

麻生久美子「最初って、テレビに出てる人っていうのって、難しいっていうか。ホームビデオで撮ったものをテレビに映したりとかするじゃないですか。だから、この仕事がどういう仕事だよって説明するときに、すごく難しかったのを覚えてます。テレビとか映画とか出るんだけど、映画だったら映画館行ってそこでかかるものって説明ができたけど、それは小さすぎて連れてってなかったから。テレビで、っていうのがすごく難しかったな。いまだにうまく説明ができない」

木村佳乃「うちの子、みんなのお母さんがテレビで仕事すると思ってたと思う、ちっちゃいとき」

『ボクらの時代』2021年9月19日

 

ゆりやんレトリィバァ「中学校とか特に、友だちいなかったですからね。いわゆるカーストって、誰でもどこでもあると思うんですけど、いわゆる上って言われるとこに入ろう入ろうとして。でも馴染めなくて。やっぱり嫌な思いしましたし。学校も行きたくないって思ったんですけど、でも私、芸人になりたいって思ってて、なんでこんなことで、嫌な人のせいで学校辞めて、自分の人生無駄にせなアカンねんって思って、悔しいから絶対行こうって思って行きました。当時はやっぱり『見とけよ』と思って。もし私がお笑い芸人になってテレビとか出たら、後で友だちやったって言ってきても『知りません』って言ったんねんからなって、当時は勝手に思ってて。逆にあのことがあったから、いま頑張って生きれてるなと思ったら、ある意味感謝というか、思います」

スタッフ「美談にするアレではないと思うんですけど、そういう時期があっていまのゆりやんさんが」

ゆりやん「美談にしてます(笑)」

『99Q』2021年9月23日

 

マツコ・デラックス「徹子さんとか美輪さんってさ、本番前、あれだけちゃんとドレスアップしてメイクしてさ、ずっとさぼらずにやってるじゃん。もし私があの歳までテレビとか人前に出ることやらさせてもらえてたとして、私、あるときから(女装せずに)これが私の素顔ですって言って、もうめんどくさいんで、これで笑ってっていう、そっちに逃げちゃいそうな気がしてて。夏目ちゃん、テレビ越しに見てて。私がどんどん崩れていくさまを。日に日に諦めていく太ったおっさんの姿をみて」

夏目三久「それはまたそれで勇気がいることですからね、覚悟と」

マツコ「いまの私だったら勇気だけど、もうめんどくさいって気持ちが勝って崩れていくのって、勇気というより、どうでもいいって話じゃない、もう」

夏目「でも、『どうでもいい』をみなさんが受け入れてくれたら、またそれは違う…」

マツコ「あんた、最後だけいいこと言やいいと思ってる?」

『マツコ&有吉 怒り新党』2021年9月30日

 

(個人事務所のギャラ交渉について)

森田哲矢さらば青春の光テレビ(の仕事)なんて全部安いですから。でもテレビは交渉しないです。言い値でやってます。テレビは交渉しだすと、どうせ上がったとて、1万とか2万とかそんなんなんすよ。3万円が5万円になったとて一緒やし、テレビっていうのは一番出たいものやから、いまは交渉しなくてもいいだろうと。売上は他の、テレビに出たことによって得た違う仕事で埋めれる」

『あちこちオードリー』2021年10月6日

 

武井壮テレビは広告なんすよ、(事務所に所属していない)我々にとっては。出ていいやつは出て、それで知ってもらって広めてもらって、割のいいのを呼び込むっていう」

『あちこちオードリー』2021年10月6日

 

(”大阪進出”について)

サーヤ(ラランド)「2019年の『M-1』でテレビに呼んでいただけるようになって、いろいろ出たんですけど、言いたいことあんま言えなくなってって。とりあえず全員に噛みつけみたいな空気があって。どんどん自分の投球フォーム忘れてっちゃって。ぐちゃぐちゃになっちゃったんです。自分が自分じゃないみたいってなってきて。ウソお笑いやめようと思って、まず。で、3月に個人事務所を立ち上げたときに、ずっとこのまま東京で擦り減ってくんじゃなくて、ちゃんとお笑い鍛えるために、大阪行きたいなって思ったんですよ」

『あちこちオードリー』2021年10月6日

 

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小峠英二(バイきんぐ)「(番組収録で)お客さんがいないことに慣れちゃいましたね」

くっきー!(野性爆弾「今や、お客さんおれへんほうが、よくなっちゃって」

斉藤和義テレビでも、お客さんがいて笑ってくれたから実感、感じられるみたいなのが無くなっちゃっても大丈夫なの?」

くっきー!テレビの観客の人って、反応めちゃくちゃええでしょ。悪く言や過剰というか。よく僕らは、ウケるというより悲鳴が多かったんで。やりづらいなと思ってたんです。いまは無観客で無音なんで、やりやすいですよね。スベるの概念なくなったよね。テレビでスベるっていうの、あんまなくなったかもしれない」

『ボクらの時代』2021年10月10日

 

東野幸治「今回、『M-1』と『キングオブコント』が明らかに離れていったというか。ちゃんと『キングオブコント』としての大会が、漫才師が行ってもそうそうそんな簡単なもんじゃないっていうところもありましたし」

松本人志ダウンタウン「お笑いコンテストとしての格が1個上がった感じがした」

岩井勇気(ハライチ)「『キングオブコント』のほうが、劇場寄りになったような感じがするんですけどね。テレビでやるコントっていうよりは」

ワイドナショー』2021年10月10日

 

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鈴木福「僕はいつもテレビで見させていただいているので」

芦田愛菜「いやいやいや。ありがとうございます」

サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん』2021年10月16日

 

羽田圭介テレビの前では鶏ハム作るけど、裏ではもうお金もあるしって感じで、牛肉ばっか買うようになりましたね。最初のほうに出たバラエティ番組の打ち合わせで、『なんすかそれ、鶏ハム毎日食べてるって!』って、なにが面白いんだかわかんなかったんですけど、それをテレビで披露したらいろんな番組から鶏ハム作ってくださいって言われて。それやっぱ、鶏ハム作るVTR撮りが続くと、冷凍庫にどんどん鶏ハムが溜まってって。鶏肉が嫌いになったんですよ。ホントは牛肉とかテレビの弁当とかばっか食べてるくせに、ちょっと鶏ハムで自炊してますって嘘ついてましたね」

『キョコロヒー』2021年10月20日

 

石田明NON STYLE「正真正銘明るくなれるのは、子どもの前。漫才とかテレビの明るさって、俺なんか偽りしかない」

『あちこちオードリー』2021年10月20日

 

若林正恭(オードリー)「ヒコロヒーは落ち着いてるよね、テレビ2年とか3年にしては。大人よね」 

ヒコロヒー「そんなことないです。ただ、アレはしないようにっていうのは、『緊張してますー』っていう、あの変なやつはしないようにしてる。テレビに出たときに、誰かわからない人が出てきて『緊張してますー』って言うのみてて、なんで誰かわからんやつが緊張してるかどうか聞かなアカンねんって。自分が視聴者やったときに思った。芸風とかキャリアとかもあるから、もちろん言っていい方いらっしゃると思うんですけど、自分においては『緊張してますー』っていう尺のぶん、スベってもウケてもいいから、なんかこう、らしいことを言いたいなっていう。そのぶん、落ち着いてるっていうふうに見られがちなだけだと」

『あちこちオードリー』2021年10月27日

 

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大悟(千鳥)「今は、なんていうかな…ちゃんとしてる人、好感度高い人がテレビ出てっていうのを、低いままここまで出れるようになったワシの努力見てます?っていうのはあります。ポッとここ出てきて、低いまま出れてるわけじゃないですよっていう。何度も何度もこうやって浮気の話して、『言うなそんなこと』とか言うて、テレビの前で怒ってる人もおるやろうけど、笑ってる方もおられるっていう話を嫁と1回ちゃんとしたときに、『地球上で1人だけ笑てない女がおると思うとけよ』って。それもありながら、ですから」

『千鳥かまいたちアワー』2021年10月30日

 

(最初のころとテレビの出方が変わった)

DJ松永「チームプレイのカッコよさとか楽しさ、快感をちょっとずつ理解してきたんですよ。すごく今から次元の低い話するんですけど、ずっと1人のつもりでやってきたんですよ、DJとか。自分が成り上がるために。だから、周りが全部しんどくて、なんとか自分が生き残るために、のし上がるためにDJやってて。夢中でそれでやってったら、なんかちょっと結果出せてきて。最高の相方に恵まれ。DJの大会も、それこそオリンピックも、ラジオとかも、テレビとかも、想像できるわけない。10代とか20代前半の自分が。求めてる以上ですそんなもん、みたいな。想像することもおこがましい、スケベな、そんなようなことになって。だから今年の春ぐらいとかに激落ちしたんですよね。いま住んでる家も、ホント渋谷のクラブでDJしてたときにクラブにいたくなさすぎて、それこそ『オードリーのオールナイトニッポン』聞きながら、渋谷とか代官山の高級住宅街、ただただ散策してたんですけど。本当に別の世界というか、そっちの世界がすぐ横にあんだなとか思ってたりしたけど、そういう家に住んでしまって。何したらいいんだっけ?みたいな。別に曲作るのも楽しいし、楽しくないことなんてなんにもないんだけれども、新たにほしいものはなんにもない。なんにもなさすぎて、ホントに自律神経ぶち壊れたんすよ。で、次、なんになったら、どうしようかってなったときに、31歳でやっと『ヤバ、俺、いい人間になりたい』と思って」

『ボクらの時代』2021年10月31日

 

DJ松永テレビのスタッフさんって、すごいしっかりしてるじゃないですか。だから、しっかりするのがスタンダードだこれ、と思って。そっちに追いついていかなきゃって思ったし。あと、やっぱり裏方の人と接する時間が長くなったっていうのがあって。そっちの想像力が全然足りてないけど、前よりわかるようになった。で、全然俺ちゃんと聞けてないし、全然できてないけど、メイクさんがメイクしてるとき、俺らオフじゃん。本番出る前の作業だけど、メイクさんはいまこれオンステージなんですよね。衣装さんは、俺はまだオンステージの前だけど、衣装さんはオンステージだから。俺らがオフのときにも周りにはオンステージの人がいっぱいいるから、オーディエンスとしての責務を果たさないとなって思ったんすよ。結構ないがしろなことしてたな俺ら、って」

若林正恭(オードリー)「それが社会に参加することだとわかったっていうか、外にいるときは爪弾きにされてるように思うんだよね」

松永「思うんすよ。だから、関係ない人間だと思うんすよ」

若林「でも俺その、5~6年ぐらい前から要所要所で松ちゃんとしゃべってはきてるから、他のスタッフさんに対する心配りまでの話を聞けるなんて、ホントに、保護観察のおじさんみたいな気持ちだよ、いま(笑)」

『ボクらの時代』2021年10月31日

 

酒井貴士(ザ・マミィ)「岡野さんが僕の兄なんですけど、『(借金は)300万が一番かわいい額だよ』って教えてもらって」

東野幸治テレビサイズやし」

岡野陽一「300が一番ウケます」

『マルコポロリ!』2021年10月31日

 

和田アキ子「加齢らしいんですけど、黄斑変性症っていう。いま両方、2週間に1回、1か月に2回、注射、手術してるんですけど。右目は網膜色素上皮裂孔っていって。眼球の半分以上が真っ黒なんです。だから徹子さんのお顔も、左目でほとんど見てるんです。右目は開いてるだけで、あとは歪んでるんです」「すごいこれはショックで。え、こんなことで歌が歌えなくなるっていうのは。先生と相談して、左目だけはなんとか。視力は0.1しかないんですけど、なんとか見えるように。これ初めて言いましたけど、1か月ぐらい落ち込みましたね。この番組出るとよくこういう話するんですけど。よいしょとかじゃなくてね、徹子さんと会える、喋れると思うとすごい嬉しくてね、この1週間ぐらい。スケジュール決まったときに、なんとか早なれへんかなって、マネージャーに言ってたんですけど。徹子さんだと平気で喋れるんですよ、なんか。で、ホッとするんです。母親の話とかさせてもらって、家帰ったときすごいなんか、いつもおはようとか写真に向かってね、おやすみとか言うんですけど、『おかん、今日よかったなぁ』とか言うと、おかんが笑ってるような気がしたり。加齢ですから。テレビご覧のみなさまも、なってる方いらっしゃると想うんですよ。右目はもう手遅れって言われました。右目はもうまったく見えないです。色は判別できますけれど。でも、私はこうやってがんばってますから。テレビご覧のみなさま、同じような病気の人、希望を捨てないでくださいね。これでもがんばってますから。同じ病気の人のためにもね」

徹子の部屋』2021年11月1日

 

サーヤ(ラランド)「『女芸人』って言葉は無駄だなぁと思います。かたくなにテレビの人は『女』って絶対つけるんで、芸人だけは。看護婦は看護師にしてくれて、カメラマンがフォトグラファーになってとか、そこのチェンジはあるのに。芸人だけはかたくなっすね」

松陰寺太勇(ぺこぱ)「コメディアンにならないね、なかなか」

サーヤ「コメディアンがいいです、全員」

松陰寺「まずその言葉自体に疑問を感じてるってことなんだ」

サーヤ「イロモノみたい、って感じ」

松陰寺「じゃあ、ちょっと聞いちゃいますけど、『THE W』とかはどう思ってんの?」

サーヤ「出ないっす」

シュウペイ(ぺこぱ)「僕らも出ないです」

松陰寺「出れないです、僕らは」

サーヤ「わかんないですけど、ニシダが金玉とったら出ます」

『ぺこぱポジティブNEWS』2021年11月3日

 

(いつも家で何をしているのか聞かれて)

木村美穂阿佐ヶ谷姉妹「家で何してる…でも、猫のテレビはみてて」

マツコ会議』2021年11月6日

 

マツコ・デラックス「阿佐ヶ谷(姉妹)さんとかが出てくると、テレビってこういうことよねって思う。シュッとした人たちだけで作ったらおもしろくないもん。妖怪大図鑑を見たいんだもん、みんなホントは」

マツコ会議』2021年11月6日

 

浜本広晃テンダラー「(コロナの影響は)めちゃめちゃある。劇場が閉まりましたんで。テレビやラジオは、始まればいつか終わることがあるけど、劇場は終わることがないなと思ってたんですけど、こんなことがあるんやっていう感じで」

『マルコポロリ!』2021年11月7日

 

幸(Dr.ハインリッヒテレビって真実映るじゃないですか。内側の…」

明石家さんま「真実映らないよ。真実映ったらテレビ出れないよ俺」

踊る!さんま御殿!!』2021年11月9日

 

(番組MCのヒコロヒーと齊藤京子に伝えたいこと)

ふなっしー「メディアにも引っ張りだこのお二人なしな。こういうときって、言い方アレだけど、ずっと続くわけではないなしな。どんな人でも。やっぱりテレビっていうのは、例えて言うなら八百屋さんみたいなもので、旬な野菜とかね、話題のフルーツを並べたりして、常に注目を集めるのが仕事なんで。それが入れ替わるっていうのはごくごく普通のことなのかなって思うなしな」

『キョコロヒー』2021年11月10日

 

トキ(藤崎マーケット「同期としては(かまいたちを)見るにちょっとツラいのがありまして。テレビ全部出てるじゃないですか。悔しくてチャンネル消すんですよ。GYAO行くんすよ。『かまいちょぱ』ってみちょぱさんと番組やってんすよ。それも消すんですよ。最終的にTwitterみるじゃないですか。『かまいったーTV』ってTwitterで番組やってんすよ。だから僕、詰んだんですよ」

アメトーーク!』2021年11月11日

 

(日本でのHIP HOPの広がりの限界を語るDJ松永に対して)

マツコ・デラックス「HIP HOPがこれ以上大きくならないっていうのは違うと思ってんのね。それはなぜかというと、テレビだからダメなのよ。テレビってものを使って瞬発的にテレビでプロパガンダをするにはいいんだけど、盛り上がったんだけど、なぜ盛り上がったかっていったら、どっちかっていったら、すごい瞬発力があって賢いよねとか、即興でこんなにラップできてカッコいいよねとか、そっちの部分で盛り上がったじゃない。本質的な…変な話、あれって殺し合いなわけじゃん。いかに相手を罵倒してダメージを負わせるかっていうのが本来のものだけど、でも、その根っこにあるものはとりあえずおいといて、流行らすってことをメインにした。それは悪いことじゃないんだけど。そういうつもりでこの番組を応援してたわけじゃないんですけど、って人を結果的に大量に生んでしまったのよ。あの流行らせ方が」

マツコ会議』2021年11月13日

 

マツコ・デラックス「今って、まだまだ過渡期だと思ってて。それはHIP HOPに対してだけじゃなくて、いろんな表現ってものに対して。私も相当に苦しんだクチなのね。ヤバいというか、テレビ向きじゃない人間なんで。それをテレビの人たちがテレビに合うようにしてくれて、世の中に出してくれてるから私は売れたと思ってんのね。その部分は感謝してるし、恩返しをするための仕事としてやってるけど、それが自分の本質的なものだとはいまだに思ってないから。HIP HOPだけじゃないけど、いろんなものが実はテレビと馴染みが悪いっていうのはそういうことだと思うんだよね。昔ってさ、テレビってさ、ひと言でいうと全部ウソだったんだよ。ウソっていうと言い方悪いけど、演出が全部かまされたものがテレビだったから。今って、リアリズムみたいなものが求められてるなかでさ、ホントのことをウソっぽく言うのがエンターテインメントなのよ。たとえば誰かの悪口を楽しく言うからエンターテインメントになるのよ。だって人が笑ったりとかさ、人が心が動くのって、変なこと言ってるから動くんじゃん」

DJ松永「めちゃくちゃわかる。作りものなのに、本物って言って出さないといけなくて、受け手は本物だと思って受け取るから、出る側はホントに消費されるし。絶妙な機微だったり長文じゃないと説明できない言葉だったりを、ギュッとこうかいつままれると、まったく逆の意味になっちゃうから、R(-指定)みたいに言葉を丁寧に扱うような人はリスクあるんだなってのは、めちゃくちゃ思いますね」

マツコ「これはだから私、崩壊は間近だと思っていて。ここまできてしまったら、もう何もエンターテインメントって成立しなくなるのよ。世に出て人に触れてメジャーになった途端に、そこに表現ってものはもはや存在しなくなるかもしれないのよ。矢面に立った瞬間に、もうそれはピークなのよ。もうそこから消滅していくものがショーになってるのよ」

マツコ会議』2021年11月13日

 

坂井良太(鬼越トマホーク)テレビは5年以内に終わるんで。なんで鬼越トマホークのテレビの仕事が増えてるかわかりますか? もうすぐ終わるからです。テレビ東京からAmazonに買い取られます」

『ゴッドタン』2021年11月13日

 

カズレーザーメイプル超合金「メディアの仕事って(共演者が)みんな僕がテレビでみてた有名人とか、尊敬する先輩とかなんすよ。MCなんかも全員尊敬する先輩。その人が自分の言葉で笑ってるほうが、お客さん笑わせるより、もしかしたら快感なのかもしんないです。昔から憧れてた人が笑ってるほうが、嫌な言い方なんですけど、知らない人が100人笑ってるより全然嬉しいなっていうのが」

尾崎世界観「音量じゃないんですね、笑いの」

『SWITCHインタビュー 達人達』2021年11月20日

 

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阿佐ヶ谷姉妹の美穂さん、自宅の掃除機が生臭い)

木村美穂阿佐ヶ谷姉妹「ゴミとかを吸いたかったので、ちょっと湿気てたんですけど、一緒に吸っちゃったんです。水浸しだったわけじゃないんですけど。それを吸ったら」

加藤浩次極楽とんぼ「なんで換えないんですか?」

美穂「まだ使えるんでね、もったいないなと思って」

加藤「でもクサいんですよね?」

美穂「クサいはクサいですね」

渡辺江里子阿佐ヶ谷姉妹「聞いたことないわよ、こんなことテレビで話してる人」

美穂「いないわね」

江里子「いないわね」

『人生最高レストラン』2021年11月20日

 

関根勤「今の若手の人がすごいなと思うのは、生まれたときにテレビあるでしょ。それから、お父さんお母さんが撮った映像をテレビから流したり。テレビから自分が出てくるじゃないですか。だから、テレビに出ても我々ほどあがんないのよ。近いのよ」

『あちこちオードリー』2021年11月24日

 

千原せいじ千原兄弟「アフリカとか行ってるやん。すごい困ってる日本人がいっぱいおんの。意外とこれ盲点やったんやけど、おっきな団体に所属してはる人って、すごいお金が潤沢にあるから、すごいサポートを受けて活動してはるんやけど、ホンマにテレビとかの取材とかも行かれへんようなところでがんばってる人がおんねんな。そんな日本人をサポートする社団法人を作ったの。それをやろうか言ってるときに、文春(の不倫報道)がドーン来たから。世間的に見たら、せいじこれ文春の不倫(報道を)ぶっとばすために慈善活動というか、社団法人作ってそんなことしてると思われる思たんや。社団法人作んのに、そんな不倫(報道)が出るからってすぐ作られへんねん。1年とか準備期間あって、ちゃんとやらな。許可取りに行って。何年もかけてやっとできましたっていうときに、出ちゃったの。名古屋の女に行かれたんや。今出したら良くないように思われるからやめとこ言うて。いま3期目? 4期目か、なって、やっと今回言わせてもらろうかな思った」

『やすとものいたって真剣です』2021年11月25日

 

児嶋一哉アンジャッシュ「お前(=有吉弘行)だけだよ、テレビでいまだに渡部をイジるの」

『櫻井&有吉 THE夜会』2021年11月25日

 

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屋敷裕政(ニューヨーク)「岡村さんとかにようお話うかがってたとき、なんで売れたんですか?とか聞いたとき、『運良かっただけやで』みたいなこと言ってるイメージやって。謙遜ずっとされてる感じっていうのはもちろんあると思うんですけど。俺らもテレビの仕事増えてきて、マジで純度100で運やと思ってるんですよ。これを何年も続けていくって、めっちゃすごいことやと思うんですよ。バランス感覚というか。どんな感じっすか? それがずっと続くって」

岡村隆史ナインティナイン「正直、運と差し入れだけやと思うで、ホンマに。年末の」

屋敷「お世話になったスタッフさんに、俺らが差し入れするってことですか?」

岡村「そうそう。お世話になりますっていって。差し入れとかやっぱり、そういうのはやっぱなぁ、東野さんとかやってはんねん、ちゃんと」

『おかべろ』2021年11月27日

 

(芸人になった経緯)

博多華丸「オーディション番組があるからっていって、じゃあ思い出ぐらいの感じで受けてみる?みたいな感じで」

博多大吉「(ネタは)見様見真似で。オーディション受けに行って、全然ダメだけど、大学生の参加者が僕らしかいなかったんですよ。オーディションは公開生放送でやるから、テレビ番組として大学生挑戦者がほしいから、事務所に連れて行かれて。『ネタはこっちで考えるから、手伝うからやんなさい』って言われて。生意気にも『こんなネタじゃやりたくないです』とか言って。結局、生意気やけど自分たちで作って、会社の人になおしてもらって、なんだかんだで作って出ました」

あさイチ』2021年11月28日

 

フワちゃんテレビに元々憧れてたんで。芸能人になりたかったですし、モーニング娘。にもなりたかったですし。YouTuberと比べると、ちょっと違うかなと思います。元々芸人なので、他のYouTuberよりかは、テレビに順応してたのかなって」

グータンヌーボ2』2021年11月30日

 

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加納(Aマッソ)「(テレビの仕事が増えると)劇場が出れなくなってくるというか。吉本じゃないから。劇場出番がなくて、それが不安というか。今までだったら毎日ライブ出れてたのに、急にちょっと空くと、え、こんな漫才って緊張するんやみたいな」

若林正恭(オードリー)「芸人としての自信って、テレビじゃ増していかないんだよね」

『あちこちオードリー』2021年12月1日

 

壇蜜「(本名は)齋藤でも清野でも支靜加は支靜加なんで、それは別にいいかなって割り切ってたんですね、自分は。ところが、壇蜜さんならもっとセクシーなことをやってくれるんじゃないかとか、壇蜜さんならもっと意表をついたポーズをしてくれるんじゃないかっていう、ジワジワとしたヒリヒリとした期待っていうのは感じてましたし、それに雑誌の編集の方だったり、VTR撮るディレクターさんだったりっていう方々がそれを持ってるっていうのも気づいてましたから、応えられないことに対しては申し訳ないとは思いました。やっぱりテレビの規制がとか、雑誌の規制がとか、VTRの規制がっていうので、なかなか応えられないもんだなっていうのは、客観的に見てましたね。それが結果ツラくて、ストレスになったかもしれないですね。お応えできないこと、期待に応えられないことが申し訳ないなと」

『SWITCHインタビュー 達人達』2021年12月4日

 

上田晋也くりぃむしちゅー「今日はお忙しいなかわざわざお越しいただきましたけど、メッセージとかございます?」

新庄剛志「俺それ嫌いなの。これからやめようと思って、メッセージ。ファンにひと言お願いしますとか。テレビ局やめたほうがいいよこれ。野球選手のそういうコメントって、『これからも一生懸命がんばりますんで、応援よろしくお願いします』って聞きたい? いらないのよそういうの、もう」

『しゃべくり007』2021年12月6日

 

新庄剛志「これからキャンプ行くまでに、あと(番組に)10何本…15本ぐらい出るのかな。出ないと。出て、日本ハムファイターズっていうのを売らないと。それが一番の俺の仕事だし、今は。そこからマスコミの方たちがいっぱい来てくれて、あとはもう選手。見られてますよ、さぁ行きなさいチャンスですよっていうのが一番のポイントかな、テレビに出る。ホントは出たくないのよ、テレビ。俺だってゆっくり休んで、女の子と温泉行きたいよ」

アウト×デラックス』2021年12月9日

 

品川祐品川庄司「(バナナマンより)僕らのほうが先にテレビ出てるんですよ。日村さんは『おぎやはぎとかバナナマンは月みたいなもんだから、品川庄司が太陽で、俺たちを照らしてくれないと輝かないんだ』って言ってたんすよ。……騙したな!」

アメトーーク!』2021年12月9日

 

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もう中学生「やっぱりなんか、奇をてらったことを言おうとか、こんなことあんまり言っちゃいけないんですけど、お笑いだからヘンテコリンにしなければとか、自分の中でちょっと変わった美学をずっと思ってまして。しっかりセオリーに沿うことができなかったりとか。ずっとテレビに出させていただけなくなった時期があったんですけど、自分の責任で。そのときに、長野のローカル番組さんで、レギュラー番組とかをもたせていただきまして。たまたまふらーっと農作業してた方とか、街歩いてた方にお話しかけをさせていただいて、それでお夕飯をいただいて。『またいろんなテレビとか、全国のテレビとか、出るの楽しみにしてるよって』とかおっしゃってくださったりとか。こんなに山の、さらにまた奥の村の方も、僕のことを知ってくださって。やっぱテレビってすごいなと思って。おじいちゃんおばあちゃんでも、僕のことを好きで。でも、たくさんお仕事をいただいたときに、感謝も足りてなかったなぁとかって思って。もっとあのときに、ちゃんとおミカンとかを差し入れしておけばな、とか。あのときにおミカン出しとけば、酸っぱさとかで、酸っぱいものを見たときに僕を思い出してくれたりとかしたのになって。いろんな後悔をしたりもしてしまいましたね」

『おしゃれクリップ』2021年12月12日

 

(”キモかわいい”で大ブレイクしたが、そのぶんネタが作れなくなった)

田中卓志アンガールズテレビの中でひとつ(”気持ち悪い”という)キャラをもらってから、それでまだやっと落ち着いてきたっていうか。そのときにネタもがんばろうかって、やっとそっちにも向けれるようになった」

山崎弘也アンタッチャブル「気持ち悪いみたいなのがテレビで発見されて、ネタも作っていって」

田中「そうです。そっちのキャラも、もう1個コントに持ってこれるっていうか」

『お笑い実力刃』2021年12月15日

 

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松丸亮吾「びっくりしたんです。テレビの業界入って、人と話すときに、正しいこと言っててもなんも面白くない。『正解は一番面白くない』みたいなの聞いたときに、僕のなかだと天地ひっくり返ったような衝撃で。(自分の)家が異常だったんだと思って」

『あちこちオードリー』2021年12月15日

 

若林正恭(オードリー)「『テレビって1日に2本が限界だよな』って言ってたんですよ、板さん(=インパルス・板倉)が。でも、春日とか4本、5本いける男で。休みもいらないっていう」

板倉俊之(インパルス)「4つのギャグで暮らしてるじゃない」

春日俊彰(オードリー)「そんなことないですとは言えないですね。やることは確かに複雑ではないですね」

板倉「若林は『その都度気の利いたことを言ってくれ』を求められるから。そうするとやっぱり精神力、MPのほうが減ってくじゃない。HPじゃなくて。MP消費量ゼロの番組もあるよね。お笑いによってるものはずっと(頭を)グルグルグル…ってやってるから、MPの消費量激しいのよ」

『あちこちオードリー』2021年12月15日

 

(新潟の珍味「鮭の酒浸し」は鮭を半年干す、と聞いて)

益子卓郎U字工事「半年といえば、半年後、栃木にコストコがオープンします。壬生町に。ちょっと別の媒体、テレビかラジオかで『コストコ今度できんですよ』ってチラッといったら、壬生町長からうちに新米が送られてきました」

マツコ&有吉 かりそめ天国』2021年12月17日

 

ノブ(千鳥)「何が違う? 劇場ばっかり出てたときと、テレビわーっと出て、違うなぁとか」

水川かたまり(空気階段「やっぱりあの、ジャニーズに会いますね」

『人志松本の酒のツマミになる話』2021年12月17日

 

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M-1の敗者復活戦の結果待ち)

リリー(見取り図)テレビなんで言っていいかわかんないですけど、言っていいですか? ……決勝に行きたいです」

盛山晋太郎(見取り図)「言ってええやろ。どんなコンプライアンスやねん」

M-1グランプリ2021』2021年12月19日

 

(優勝したら寝られないと聞いて)

長谷川雅紀(錦鯉)テレビのお仕事もらえるまで十分寝れてたんですよね」

M-1グランプリ2021 世界最速大反省会』2021年12月19日

 

海原やすよ「私らは(M-1を)テレビでみてるから、視聴者さんと同じ状態でみてるけど、礼二くんとかはいつも『会場とテレビはちゃうときがあんねん』って。でも、今回は最後の錦鯉さんは、同じやったんやなと思った」

『やすとものいたって真剣です』2021年12月23日

 

石田明NON STYLE「”競技漫才”ってね、最近結構言われたりするんですけど、なんとなく競技漫才というものを説明させていただきます。普段、寄席とか劇場とかでやってる漫才っていうのが、だいたい10分から15分くらい。これに関して言うと、メインは娯楽なんですね。なので、緩みとか、体でいうところの贅肉部分を楽しんでもらう。贅肉が多ければ多いほど楽しい漫才という雰囲気なんですね。それに対して、競技漫才というのは、4分というものが主流で。先ほどまではあんだけ贅肉をおもしろがってたやんっていうわりに、この贅肉を全部もう削って削って、もう筋肉ムキムキにしたような状態」「やはりM-1というものが生まれて、一気に変わりました。それまで、テレビ番組とかでやる漫才は、短く、まぁ5分とか6分とか4分っていうのもあったんですけど、結局、贅肉を見せることが多かったんですよ。ここをやっぱ絞るようになったのは、『M-1グランプリ』というものがでかくてですね。それによって一気に競技化が進んだというか」

『田村淳のコンテンツHolic』2021年12月23日

 

林家三平「諸先輩方、本当にありがとうございました。そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。何よりも、大切なテレビの前の視聴者のみなさん、本当に5年半、お世話になりました。この三平、これから武者修行に出かけて、立派な体になって戻ってきます。そうなりたいと思ってます。今後ともどうぞ、よろしくお願いします。それでは、行ってまいります!」

笑点』2021年12月26日

 

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若井おさむ「今年、1月に3本くらい出させていただいて。去年テレビってたぶん、この番組だけだったと思う」

『マルコポロリ』2021年12月26日

 

(今後やってみたいことを聞かれて)

長谷川雅紀(錦鯉)「まだテレビに出てない50歳ぐらいの芸人を集めて、朝4時ぐらいにコント番組みたいな」

ワイドナショー』2021年12月26日

 

タモリ赤塚不二夫さんと漫画家の人たちが、漫画がどうやってできるかってのを、夏休みの特番でやったんですよね。そこに初めてテレビ出るときに『お前やれ』っていうことで。そこで『何をやればいいんですか?』って。漫画家でもないし。そしたら『何でもいいから。あれやれ。牧師のモノマネ』。牧師のモノマネを間に入れてやってたんですけども、それを見てらっしゃったんですよね?」

黒柳徹子「そうなの」

タモリ「生放送だった」

黒柳「生放送ってのを知ってたんです。だから終わったあと、テレビ朝日の入口のとこに電話したの。それで赤塚さん呼んで、『今日出た人すごかった』って私が言ったら、『あれが俺が言った森田だよ』って赤塚さんが言って。そこであなたね、ちょっとお話しましたっけね」

タモリ「電話のすぐ横にいたんです」

黒柳「そのとき横にいらしたの」

タモリ「ええ。黒柳さんから電話があったっていうから、まぁ、なんか用事で電話があったと思ったら、『お前のことが面白いから出てほしいって言ってる』って。その場で聞きましたよ」

徹子の部屋』2021年12月28日

 

内村光良ウッチャンナンチャン「あと何日で2021年も終わりますけどもね」

南原清隆ウッチャンナンチャン「はい」

内村「今年なんと我々、初めて仕事をするというですね。ホントに久しぶりですね。去年仕事したっけ?」

南原「してない」

内村「たぶん1年半以上はしてないと思います」

南原テレビではみてるよ」

内村「俺もみてるよ」

南原「踊ってるねぇ」

内村「食ってるねぇ」

ウンナンのニッポン全国大表彰!国民的オブ・ザ・イヤー2021』2021年12月28日

 

(マジ歌)

イワクラ蛙亭「ツラくて笑えない日々を、テレビのなかから笑いで救ってくださった、あなた方の前で歌える日がくるなんて、ホントに夢みたいで、あのとき面白かったあなた方は、今も変わらずずっと面白くて、そんな背中を見てしまったら、到底追いつけないと思いますが、そちら側になんとしてでも行きたいと思ってしまいました」

『ゴッドタン 芸人マジ歌選手権』2021年12月29日

 

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若林正恭(オードリー)テレビはずっと憧れてて、出たいなって思ってた時期もあるから、出始めてから今日までずっと楽しいっすか?」

太田光爆笑問題「ずっと楽しいね。帰りたくないもん、スタジオから。結局、未だに自分たちのやりたい番組つうのは『ひょうきん族』みたいなさ、ゴールデンでコントやって、バーンと視聴率も稼ぐみたいなこと1回も経験してないからさ。未だにできてない。(コント番組を)自分たちは経験…ホントはだから、そこの路線に乗ってたはずなのに、できなかったな、つうのは未だに…もうこの歳じゃ無理じゃん」

若林「でも、みんなで話し合ったら全然あるんじゃないですか? 爆笑さんと、くりぃむさんと、ネプチューンさんが…」

太田「全然、そんなん何個も企画書出してるよ、今まで。1個も通んないよ、そんなの。いまNetflixってすごくなってきたじゃない。だから、ああいうことで、もしね、テレビではもう俺のやりたいことがやらせてもらえないんだったら、もしやらせてもらえんだったらそっちもでいいかな、っていう気持ちにはなってるけどね」

『あちこちオードリー』2021年12月30日

 

若林正恭(オードリー)「『あちこちオードリー』っていうものが、それこそ追い風になってね、特番をすごいやらせてもらって。ゴールデンを目指すような特番で。他局でもオードリーって付くような特番をいくつかやって。ことごとくレギュラー化しませんでしたね。あと、春日がことごとく、どんだけこの特番が大事かわかってなかった。『笑うラストフレーズ』あんまり喋ってなかった。で、だけど、2021年、幸せだったんだよね。ラジオはいつもどおりやらせていただきながら、『ヒルナンデス』もやらせてもらって、他のレギュラー番組も全部面白い。でも、なんだろう、もう決めるよ、いいのね?っていう感じ。テレビ23時以降ラジオ男のままで俺行くけどいいね? 決めちゃえば、すごい俺は日々楽になるの。やる努力も決まってくるの。ただ、背伸びして自分のエンジンじゃオーバーヒート気味にやらないとゴールデン覇王にはなれない、俺の器じゃ。それはもうわかった。いい? 決めるよ、もう。テレビ23時以降ラジオ男で行くよ?」

向井慧(パンサー)「ここで決めなくてもよくないですか? もうちょい見ても」

春日俊彰(オードリー)「今じゃなきゃダメなの? 2022年とか…」

若林「これは今じゃなきゃ絶対ダメ」

春日「まだいいじゃん」

向井「全然いいと思いますよ」

若林「いや、わかってないわかってない」

向井「だって、こんだけ、オンラインチケットとか、なんかイベントやりますってなったときに、こんだけ集客できる人っていないよなって。オードリーさんぐらい何万枚みたいな人っていないよなって、結構僕ら世代は喋りますもん」

若林「いや、それはね、また別なのよ。テレビ23時以降ラジオ配信チケット男だからだよ」

向井「それもう覇王ですよね」

若林「それは覇王じゃないの。イコール覇王じゃ全然ない。わかってないよ、覇王の覇王を。すごいもん、持ってる人は」

『あちこちオードリー』2021年12月30日

 

(2022年の目標をフリップで発表)

若林正恭(オードリー)「迷ったんだけどなぁ…出すか…ゴールデン覇王。ホントに迷って、現状維持とかでスカそうかと思ったの。テレビ23時以降ラジオ男で幸せだから。でも、それズルいなと思って。もしこういう特番が来たときは、ゴールデン覇王だと思って、俺がまず自分で自分に言い聞かせないと。盛り上げられないから現場も。だけどもう、もしそういう特番やらせてもらうときは、その意気で行こうよ、行くしかないぞって思ってます。その器はないのはわかってるけどね」

『あちこちオードリー』2021年12月30日

 

明石家さんまはどこにでも出てくる、という話)

せいや霜降り明星「この前、姪っ子生まれて。まだ僕会えてないんですよ、大阪で。妹が(姪っ子の)ムービー撮ってくれてるんですけど、(そのムービーのなかの)テレビから『ファーッ(笑)』って。『それでな!それでな!』みたいな。ふとしたとこで出てくる、さんまさんって」

アメトーーク!』2021年12月30日