テレビの「死」を並べる

 毎年やっている企画記事の派生版。テレビの書き起こしをしている自分のツイートを特定のワードで検索して、出てきた言葉を少し編集してただただ並べるエントリー。

 

inyou.hatenablog.com

 

 これまでは「テレビ」と検索した結果を並べてきたのだけれど、毎年続けているとついつい「テレビ」を含んだ言葉を探しながらテレビをみている自分がいたりして、それはそれでなんだかな、と思ったので、試しに別のワードでもやってみることにする。

 ということで、今回はテレビの「死」を並べる。2013年ごろからの「死」を含むテレビの言葉を並べてみる。時系列で、敬称略で。もちろんいろいろバイアスありで。 

 

古美門研介(堺雅人「人という字は、人と人とがお互いに支えあってできているわけではありません! 一人の人間が両足をふんばって大地にたっている姿の象形文字です。人は一人で生まれ一人で生きていき一人でんでいきます」

『リーガル・ハイSP』2013年4月13日

 

マツコ・デラックス「あんまりそこ(=死)と向き合ってこなかった自分が、(東日本大震災で)初めて一人だってことを意識したんですよ。あの時に、じゃあ誰かが隣にいて手を取り合って一緒にねたら、同じだけれどもまた違うのかなとか。例えば一緒にいなかったとしても、誰かのために生きたっていう気持ちをもちつつぬのと、自分のためだけに生きたと思ってぬのとでは、全然ぬ時の『生きた感』がちがうのかなとか」

『ハートネットTV』2013年6月17日

 

ビートたけし「いずれみんなぬけど、生きてる間にいかに生きるかだけ考えろっていう。そうするとマヌケなことをしているヒマはないでしょ、と。言ってる私がマヌケなことをしてるのが、ちょっとつらいですね」

『サワコの朝』2013年9月28日

 

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マツコ・デラックス「40過ぎると人生の折り返し地点をこえたわけじゃん。ちょっとずつぬ準備を始めるのよ。人はぬんだなって思いながらの行動になってくる。一気に階段落ちすんのはやだから、ぬに至るまで一段ずつゆっくり降りていきたいって思うようになる」

『月曜から夜ふかし』2014年1月13日

 

タモリ「オレ休みの日はさ、今日は休みだからっつって朝からビール飲むんですよ。歯みがく前に、今日はいいんだと思ってビール飲む。これちょっと(明日から)ヒマになると、毎日朝からビール飲むんじゃないかと思って。だいたい7月ぐらいにはぬんじゃないかって」

『笑っていいとも!』2014年3月31日

 

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マツコ・デラックス「私はよりも、に至るまでの…こうやってみなさんとね、定期的に会ってられるうちはいいけど、仕事がなくなって、周りから人もいなくなって、ホントに1人になっちゃったときに、親もんでさ、(自分も)すぐにねればいいけど、そっから10年20年、孤独で生きなきゃいけない時期がくるかもしんないじゃない。そんときのほうが恐怖。私が役に立たないって思った途端に、(いま私の周りにいる人たちは)連絡もくれないんだろうな、と思うと」

『マツコ&有吉の怒り新党』2014年4月9日 

 

所ジョージ「100%幸せにねると思う。あー、あれがやりたんなかったー、なんて思わない」

『SWITCHインタビュー 達人達』2014年4月12日

 

明石家さんま「最後は(食べたことのない)納豆を食べて、母と娘を思ってにたい」

『明石家電視台』2014年5月12日(MBS)

 

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立花隆ぬのってたぶんおもしろいですよね。ホントにんだらどうなるってことを自分で実体験するってのは、そのときしかないじゃない」

『探検バクモン』2014年5月14日

 

谷川俊太郎ぬのが怖くなくなって、なんか好奇心がわいてるんですね。どうなんだろう、この世じゃないところは。なんか今のこの世の中よか、もしかするともっとおもしろい世の中にいけるかも」

『サワコの朝』2014年5月17日

 

笑福亭鶴瓶の恐怖を覚えないっていうのは、やりたいことがあるからなの。やりたいことがない人間は、ぬのが怖いねん」

『A-Studio』2014年5月23日

 

小泉今日子「私ね、ぬことが怖いってあんまり思ったことがなくって。子どものころ、むしろ憧れていたところがありました。怖すぎてそう思ってたのか。生きてる事が必死だったんですかね。よくわからないけど、ぬってことに対して特別な素敵なことだと思ってるようなところがありました」

『ボクらの時代』2014年6月8日

 

蛭子能収「あんまりホントに怒らないですね。こっち側が怒ったとしますね、その人に対して。そしたら怒り返されてきた。そんでこっちもまたそれ以上に怒る。で、今度は向こうは何か武器を出してくる。こっちもそれに負けないように何か(武器を)出さなくちゃいけなくなる。要するに怒った先は誰かがぬっていうイメージがバッと膨らむんですよ。漫画的発想なのかもしれませんけど、そういうことをとにかく避けたいっていうか。ホントにガンジーさんのような姿勢ですね、気持ちが。何があっても怒らずに、とにかく平和に済ませる」

『ソロモン流』2014年6月15日

 

行定勲「人とに別れするってことがずーっと続いてるんですよね。そうやって人が亡くなるたびに、自分は取り残される。残された自分は、じゃあ何をすればいいんだろうなって。自分がつくってきた映画のなかで、よくが描かれるんですよね。ぬ人が多いんですよ。人がんだ分だけの映画がつくれるって、やっぱり思うんです。彼らのもっと生きたかっただろう気持ちを汲み取るならば、それをなんとか引き受けて、何もやらない自分じゃいけないだろうって気持ちになる」

『サワコの朝』2014年6月21日

 

福田貞夫(火野正平「この世でぬよりおっかないのは、自分じゃなくなっちまうってことだ。別人になっちまうってことだ」

『55歳からのハローライフ』2014年7月12日

 

内海桂子「(死ぬことは)怖くない。だってぬの、いつだかわかんないじゃない。にかかって助かるんだったら、周りがちゃんと助けるでしょ」

『水曜日のダウンタウン』2014年7月16日

 

安藤モモ子「人の最大の矛盾というか、生まれてきた時点でぬことが決まっているっていうことだけは全員共通事項で。その終わりをどう迎えるのが自分にとって幸せかなっていうのは、若いころからいい意味で、生きる原動力のために考えるのはいいことだろうなと思う」

『SWITCHインタビュー r達人達』2014年7月19日

 

草彅剛「中居くんがななくてよかった…」

『27時間テレビ』2014年7月27日 

  

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福原愛「今はやっぱり21年間、もうすぐ22年間、卓球を続けてきたので、それ以外のことをしたことがないので、辞めるっていうことを考えたときに、ちょっと一生が終わるような感じになるんですね。自分がぬときのことって想像できないじゃないですか。想像もしたくないじゃないですか。そういう気持ちと少し近いですね。(引退は)怖くて考えられないっていうのが正直な気持ちです」

『ソロモン流』2014年8月10日 

 

宮沢りえ「やっぱり人を深く深く愛したままでにたい」

『ミュージック・ポートレイト』2014年8月28日

 

(父親の死に際して)

松本人志「親父がんで、まだ心身ともに完全に立ち直ってないおばあちゃん(=母親)をね、(記者が)取材しに行くというね、オマエらはホントにゲスのゲスやな!」

『ワイドナショー』2014年9月8日(KTV)

 

マツコ・デラックス「一喜一憂してさ、すごい上がったり下がったりっていう人間の心の動きってあるじゃん。あれってね、すごい幸福を感じる要素なのよ。だんだんその波がね、穏やかになってくんのよ。このままんでくんだな、っていう予感みたいなのがだんだん出てくる」

『マツコ&有吉の怒り新党』2014年9月10日

 

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さだまさしんでいくときにオレは何を歌うんだろうっていうのは、自分に問いかけながら生きてたい」

『ミュージック・ポートレイト』2014年9月11日

 

田原総一朗「一番ボクが理想的なに方だと思ってるのが、『朝まで生テレビ!』で議論が紛糾した、紛糾したのに田原が割り込んでこない、よくみたらんでいた」

『未来シアター』2014年9月12日

 

マツコ・デラックス「老後の夢って言っていいかどうかわからないけど、仕事がなくなった、スケジュール帳の最後の予定が終わった翌日ににたいね」

『5時に夢中!』2014年9月15日

 

松本人志「ボクはまぁんだら終わるっていう考え方なんで。パーツも全部あげますよ」

『ワイドナショー』2014年9月15日(KTV)

 

樹木希林「そのときに与えられたというものにジタバタしながら、『あぁ、にたくない』ってぬのも、人間の終わりの姿かなと思う」

『ミュージック・ポートレイト』2014年9月25日

 

樹木希林「私ね、結局ね、ぬときに一番思い残すことっていうのは、子どもとか孫とか世間とかそういうのには一切ないけど、長いこと別居をしながら連れ添った…形だけでもね、夫である内田裕也さんに何か言って逝かないと、何かちょっとこっちの気持ちがね、すっきりしないなっていうのがずっとあったんだけども。それで、この曲(=内田の『朝日のあたる家』)を聴きながら、もし夫が駆けつけてくれたなら、『まぁ、ご親切に。おたくどちらさん?』って言ってにたいんだけど」

『ミュージック・ポートレイト』2014年9月25日

 

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中村玉緒「18年目です、夫がんで。やっとあの人の妻で良かったなと思いましたね」

『ごきげんよう』2014年10月7日

 

蛭子能収「オレんだらホントどうでもいいんですよね。全然自分の意識が全くないので、どう悪口言われようが、ドクロを蹴られようが」

東野幸治「誰が蹴んの? もうひとりの蛭子しか蹴れへんやん」

『マルコポロリ』2014年10月19日

 

阿川佐和子「どうにたいなっていう気持ちは…?」

所ジョージ「考えたことないですよ。希望はないです。希望したって希望した通りいかないじゃない」

『サワコの朝』2014年11月1日

 

宮沢りえ「仕事を受けたときに、自分がその監督の期待に応えられるかどうかっていうのは、やっぱりすごく葛藤するんですね。でもその葛藤にいつも打ち勝つのが、その人と仕事がしたいっていう好奇心…が、恐怖よりも1ミリ勝つから、お引き受けするし。そっからはもう終わるまでは葛藤の日々。もがいてもがいてっていうのを毎回やってるし。それは舞台でも映画でも一緒で。何か約束されたことってひとつもないので、今やってる仕事を見てくれた方が次の仕事に繋がるから、ぬまでオーディションみたいなことなんだなって」

『あさイチ』2014年11月7日

 

星野源「おもしろい詞を書こうって思うと、どうしてもなんかこう、突き詰めてしまうっていうか。生きるっていうことを描きたいなと思ったら、っていうものまず描いてからじゃないと描けないんじゃないかって思って、そこをちょっと突き詰めてしまう」

『スタジオパークからこんにちは』2014年11月7日

 

妻鹿年季子(木皿泉「私がずっと若いときから思ってるのは、日常について。日常って子どもの頃はホントに退屈だしつまんないし、14歳ぐらいのときに『いまんだっていいじゃん』って思ってて、なんでみんなそんな歳とってまで生きなきゃっていう理由が全くわからなくて。思えば、私の人生はそれを知るための人生というか。この人(=和泉)に会って、プロセスなんだなってことがわかるまでにすごい時間がかかっちゃったんですね。ゴールみたいなことが大事だって学校とか教えられるじゃないですか。成果主義というか。でも、勝ち負けというか…その歳をとるまでのプロセスがすごく楽しいんだっていうことが、歳をとっていくごとにわかってきて。たぶんだから、そういうことをドラマに書いてるのかな。だからそんなにテーマ的にどうのこうのとか、あんまりこれを『伝えよう』みたいなことはあんまりなくて。どっちかっていうと私たちは、『伝えよう』って思うのは、ろくでもない感じがして」

『SWITCHインタビュー 達人達』2014年11月8日 

 

ふなっしー「みんなから喜ばれてるうちはがんばろうかなと思ってるから、迷いがあんまりないなしな。とどのつまり、やりたいことやってる最中にねればいいかな、ぐらいの感じでやってるなしな」

『SWITCHインタビュー 達人達』2014年11月15日

 

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古美門研介(堺雅人の一つひとつが医療を進歩させてきた。現代の医療は、その屍累々の屍の上に成り立ってる」「科学は、に意味があるんです。こそ、希望です」

『リーガルハイSP』2014年11月22日

 

赤塚不二夫の娘「笑うってすごく気持ちがよくて、それをすごく父はわかってたと思うんですね。父と母が3日違いでんだんですけど、先に母がんで、3日後にホントに父が後を追うようにんで。私その時、ホントにね、生きる気力も体力もなくなってて。私はとにかく2人のお骨の前で毎日毎日泣いてたんですね。そのときにちょうど、追悼で出た赤塚の漫画を何気なくペラペラめくってみてたら、もうすんごいくだらないんですよ。超おかしくて。滅茶苦茶おかしくて。私もう、気がついたら声あげて笑ってたんですよね。そのときに、体からエネルギーが湧いてきて、完全に沈んでた底を蹴って浮上した感じがしたんですよ。ホントに笑うって生きるエネルギーなんだなっていうのは体で実感して。そのときに、パパはこれがやりたかったんだって」

『型破り偉人伝』2014年12月26日 

 

三浦知良「できたらずっとこのままでんじゃいたいもん。テレビで三浦知良って出たら、『サッカー選手』って肩書でずっといたい」

『ワイドナショー』2015年1月19日(KTV)

 

永六輔「(妻が)末期がんでまもなく危ないってときに頼まれたの。『なんでもいいから笑わせてほしい。笑いながらにたいから、笑わせてほしい』って。そういうときに徹子さんの話をすると、笑うんだよ。末期がんでも『お仕事中に徹子さんがね…』って言うと、それで笑うの。ずいぶん助かったそれは」

『徹子の部屋』2015年2月3日 

 

ハイヒール・モモコぬまでにやり続けたいことは、生放送を出続けたいなと思うんですよ。生放送出れるってね、元気な証拠と思わないですか。みててもね、だんだんおばちゃんなったら、みんなそーっと消えていってるんですよ」

『ごきげんよう』2015年2月6日

 

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立花隆「最後の被爆者が今日にましたというね、そういうニュースが流れる日はもう確実に、君らの世代に本当に起こるんです」

『ETV特集 立花隆 次世代へのメッセージ~わが原点の広島・長崎から~』2015年2月14日

 

マツコ・デラックス「ズルをして億万長者になった人も、それはちがうって思ってんでいくの。ズルをしないで貧しいままんでいく人も、なんで私ズルしなかったんだろうと思ってんでいくの」

『マツコ&有吉の怒り新党』2015年2月18日

 

キダ・タロー「『これ最高』なんて作曲家が思ったらお笑いちゃいます? ぬまで『オレ次絶対ええ曲書くねん』言うてんでいくんですよ」

『ゆうどき』2015年2月20日

 

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藪下小夜子(和久井映見量子力学によると、万物はすべて粒子によってできているのよ。つまりとは、その人を形づくっていた粒子が、気体という姿に変形することに過ぎないの。お母さんの粒子は存在し続けるわ。お母さんは、ここやそこにい続ける」

『デート~恋とはどんなものかしら~』2015年2月23日

 

金慶珠「討論番組に出るときに、いつからか私は、昔のローマのコロシアムに引きずり出される野獣の心境になってたわけ。最初はソルジャーだと思ってた。だからコロシアムに入っていくと、みんなかかって来いっていう、そういうファイトスピリットは確かにあったんだけれども、いつの間にか聴衆の反応をみると、実は私の対極にいる人たちがみんな正義の兵士で、私自身は実は食い殺される役のライオンだったりするわけですよ。ショーですよね、一種のね。で、ショーのなかで、いつからかこのショーを盛り上げる役をどっかで自分がやっていかないと、結局聴衆は、私が何を言ったのか、このライオンはぬ間際に一体どういうに方をしたのかとか、そういうことに対して何の記憶にも残らないんですね。どんなにカッコいいに方をしようとも、何の感動もないんですよね」

『チマタの噺』2015年3月24日  

 

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笑福亭鶴瓶米朝師匠の生観。生まれるのも日常、ぬのも日常やと。普段をいかにちゃんと充実して生きとけよってことでしょ」

『チマタの噺』2015年4月14日

 

又吉直樹「生物が始まってアメーバの状態から徐々に進化してきて、今の人間になってるわけじゃないですか。で、親いて、おじいちゃんおばあちゃんおって、ずーっとそんなかの誰か1人でも欠けてたらボクになってない、ってことを考えたときに、もしボクが結婚して子どもが生まれて、ここからまた来た道と同じだけ続いていったとしたら、ボクがぬことは…」

明石家さんま「もうええ! 要するに?」

又吉「要するに、ボクはみんなだ」

『ホンマでっか!?TV』2015年4月29日

 

マツコ・デラックス「歳とったんだよね。ホントに歳とった。だから、ちょっとずつみんな『あら、私変わった』って思って、ちょっとずつ変わっていくわけじゃない。私のこの2,3年の急激な変わりようはね、これほんっとに多分、ほんっとにが近づいてるんだと思う。びっくりするぐらい自分のなかで、別人格になってきてるの。たぶん犬、猫は飼わない。これでホントに飼っちゃったら、私仕事できなくなってくると思うのよね。なんでこの子置いて仕事行けるのよ、っていうね」

『マツコ&有吉の怒り新党』2015年4月29日

 

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田中泯「たとえばぬ瞬間にね、オレはダンスだったって言ってんでいけたらカッコイイなぁって。ダンサーっていうより、オレがダンスだったんだって」

『インタビューここから』2015年5月6日

 

(『笑点』50年目のお題)

桂歌丸「50年を頭につけて、5・7・5の川柳をこしらえていただきたい」

林家木久扇「50年、どんどん司会者んでいく」

『笑点』2015年5月17日

 

笑福亭鶴瓶「『あの人はこうだった』って言われたらもう嫌。言われんでもいいから、ずっと走っときたいと思う。『勝ったな』言われたら終わりやもん。そんなことはボクがんでからでいいんであって」

『チマタの噺』2015年6月9日

 

叶美香「ホワイトタイガーとか、すごく保護をしてあげないといけない動物っているじゃないですか。んじゃうじゃないですか。(姉は)たぶんそういう動物」

『5時に夢中!』2015年6月12日

 

スピードワゴン・小沢「オレはじめ27でぬつもりだったから。27超えたときに、俺はロックに選ばれなかった、って」

『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』2015年6月23日

 

有吉弘行「上島さんは(葬式で)棺桶あけて、熱湯をかけてくれって言うんだ。それでなんにも反応しないじゃん。そしたら『あぁ、竜さんリアクションしないんだな、んだんだな』って思ってほしいって。でも熱湯かけたら湯引きみたいにならない?」

『マツコ&有吉の怒り新党』2015年6月24日

 

マツコ・デラックス「(私が)おじさんとしてぬんだったら、最後ホントに超じじいがいい、どっちかって言ったら。でも(おじさんを)みせないんだったら、中途半端にやんないでがっつり(死化粧を)やってほしいんだよね。いつもよりつけまつげ長いのぐらいのつけてやるか、もう誰だこいつっていうぐらい、くっそじじいの状態で、みんながもうみて『なんだこいつ、こんな顔してたのか』って指さして笑うぐらいに、どっちかに振ってほしい」

『マツコ&有吉の怒り新党』2015年6月24日 

 

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ダーツの旅で出会ったおばあさん「これさ、いつごろ(放送)?」

有村架純「6月24日です」

おじいさん「6月じゃ、まぁなないから大丈夫だな」

『所さんの笑ってコラえて』2015年6月24日

 

須藤凛々花「哲学者はこういう者って定義してしまうと、もうその時点で哲学者でなくなってしまうんですよ。だから哲学者っていうのは、自分の生を生き抜くことなので、んで完成するんですよ」

『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』2015年7月7日

 

江頭2:50「オレは、テレビでんでもいいと思ってんだよ」

『27時間テレビ』2015年7月26日

 

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(土屋太鳳について)

清水富美加「いつんでも天国に行くぐらい、すごいいいコなんですよ」

『しゃべくり007』2015年8月10日

 

中居正広「この70年間、日本人って戦地でんでないんですよね。これやっぱりすごいことだと思うんですよ」

松本人志「でも、憲法9条は日本を守る憲法でもあったかもしれんけど、言いかた変えるとなめられてる」

『ワイドナショー』2015年8月10日(KTV)

 

(1985年放送回。満州引揚前夜、カミソリを首に当てて寝る)

宮尾登美子「遠くからワイワイ声が聞こえるんですね。あれがずっと近寄ってきたら、私たちの最後だなと思ってね、そのときを待ってるんですね。でも怖くなかった。全然恐ろしくなかった。だってそのころはみんな、同い年の人たちは戦争でんでるでしょ。だから私たちは生き延びたことについての、ひとつのなんて言うか…後ろめたさがあるのね」

『徹子の部屋』2015年8月13日 

 

マツコ・デラックス「負い目があるんだよねアタシ。何かを乗り越えてきた人に対する。ドラマティックななにか…それがたとえポジティブなことだろうがネガティブなことだろうが、最近すごいそれを求めてる。このままこんな感じでずっとんでくのかなって思うと…」

『マツコ&有吉の怒り新党』2015年9月2日

 

オードリー・若林「(南海キャンディーズの山ちゃんは)すごい勉強してるんですよね、ツッコミとか。今日自分のよかったツッコミと、あと先輩のよかったツッコミとか書いて寝るんです、毎日。それ客観的にみてて、ずっとこれやったままんでくんだろうなと思った。誰かと愛し合いたいです」

『さんまのまんま』2015年9月26日(KTV)

 

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バカリズム「長生きはいくらでもしたいですね。いろんな科学の進歩をみれるじゃないですか。これからいろいろスマホとかもグレードアップしていくのに、んだらそれ、みれないじゃないですか。すごいおもしろいマンガ出たらどうしようとか」

『ワイドナショー』2015年10月5日(KTV)

 

又吉直樹「ボク、1999年で19歳になることが決まってたんです。そのときに(ノストラダムスの大予言で)世界が終わると思って生きてきたんで、中学ぐらいのときに歯医者行くかどうかで…でもぬしなと思って行かなかった。行かなくて苦労してるんですけど、いまだに」

『関ジャム』2015年10月11日

 

有吉弘行「ただぬんだよ。われわれはただぬんだよ」

『ダレトク!?』2015年10月20日

 

(ブログを書きはじめた動機)

中川翔子「せめて生きた証を残してからのうって思ってたんですよね。残したかった、知ってもらいたかった、言えなかったことを、本当はこれが好きだったってみてもらいたかった。でも、みられるっていう意識もそこまでないからこそ、何回もはけ口としてバーっと言えてた。あんまり人にみられてる意識もなかったんですが、でも、ひっそりぬのも嫌だったのかもしれないですね」

『SWITCHインタビュー 達人達』2015年10月31日

 

華原朋美「結局、生きるかぬかでしょ、この世界」

『ガキの使いやあらへんで』2015年11月1日

 

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ローラ「徹子さん泣いたことは?」

黒柳徹子「アタシあんまり泣かない。でもこないだお友だちがんだときちょっと泣いた」

ローラ「それは悲しいね(合掌)」

『徹子の部屋』2015年11月3日

 

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岩井志麻子「アタシがんだら遺灰はMXにも撒いてほしい」

『5時に夢中!』2015年11月5日

 

志村けん「舞台で、一番最後は寝てるシーンで、拍手と歓声があって、幕が下りて、『お疲れさまでした』っていうときにんでるっていうのが、一番いいね。で、みんなが大騒ぎになったときに『ウソだよ~ん』って」

『SWITCHインタビュー 達人達』2015年11月14日

 

黒柳徹子「どっかの動物園に行ったときにね、水のなかに、泥のなかに顔を出してトラが入ってるのをみたんですよ。そのときにね、『あ、トラはライオンより嫌だな』ってアタシは思いました。どうせ噛まれてぬならね、ライオンのほうがまだいいと思って」

『徹子の部屋』2015年11月16日

 

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明石家さんま「突き詰めたら笑いはひとつなんでね。ここへたどりついたらダメなんですよ。笑いっちゅうのはワンパターンなんです。緊張と緩和だけなんですよ。突き詰めたらそこだけなんです。枝雀師匠はそこで考えすぎはったんですね。だから、そこまで行ったらあんま考えないようにして」

西加奈子「そこブレーキかけてらっしゃるんですか?」

さんま「ブレーキかけてますね」

西「それちょっと鳥肌たちました。生きるためにですよね」

さんま「笑いと自分のを比較すると、自分の生きかたのほうが、生きるほうが大事でしょ」

西「それすごい話ですね」

さんま「すごくないですよ。そういうもんですよ」

西「そこがみえてらっしゃるってことですよね。オレ行ってもうたらんでまうってことでしょ?」

さんま「そうそう。考えすぎたらね」

『さんまのまんま』2015年11月28日(KTV)

 

葛飾北斎は90歳で死ぬときに「あと5年あったらオレは本物になれた」と言ったという話)

西加奈子「さんまさんも言いそうじゃないですか?」

明石家さんま「もっとおもろいことできた。たぶんそう言ってんでいくと思う」

『さんまのまんま』2015年11月28日(KTV)

 

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(2022年までのスケジュール帳を持つ)

日野原重明ぬわけにいかないの」

『SWITCHインタビュー 達人達』2016年1月9日

 

養老孟司「おふくろが医者だったんですけど、やっぱり医者(になるの)はダメですよ。だって患者さんうるさいでしょ、まず。あっち痛ぇの、こっち痛ぇの言うじゃないですか。んだ人はなんも言わん」

『さんまのまんま』2016年2月6日(KTV)

 

ピース・綾部「この世界に入ってきた理由が、ひとりでも多くの女性を抱いてんでいきたいうふうなことを掲げて入ってきてますんで。女性のことに関しては、そこだけは負けられない」

『オイコノミア』2016年2月8日

 

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岡本夏生「マンションは決め事がいっぱいあって、私みたいな人はマンションではちょっとダメなのかなと。とは言っても一軒家もゴミ出しの問題とか雑草の問題とかあって、一軒家にも対応できない人間で。最後は犬小屋でんでいきます」

『5時に夢中!』2016年2月9日

 

金田朋子「もし私がんだら、声帯がどうなってるかみてみたいみたいなことをお医者さんに言われた」

『ごきげんよう』2016年3月4日

 

桃井かおり「優作みたいにんでしまえば伝説になるからいいけど、アタシのように生き延びなきゃいけない人間は、やっぱりちょっと辞めたかったり…。半分アメリカに住んでるのは、どうやって消えようかっていう作戦でもあったんですよ」

『サワコの朝』2016年3月12日

 

古舘伊知郎「私はいまこんな思いでいます。人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝でぬ。『浪花節だよ人生は』の一節です。んでまた再生します。みなさん本当にありがとうございました」

『報道ステーション』2016年3月31日

 

マツコ・デラックス「ピアノ弾けるようになるか英語話せるようになるか、どっちかはぬまでにやりたいなと思ってるのよ」

『夜の巷を徘徊する』2016年5月1日(ABC)

 

(映画『愛のむきだし』の撮影のときの話)

満島ひかり「とにかく怒られる。何をやっても。何かやったら『アイドル!』とか言われて。『顔が決まってる』とか。でも、お芝居が好きでやりたかったけど、イメージはここ(=頭の上のほう)にあるんだけど、できなくて。その殻をむちゃくちゃにみんながこう、大人たちが総出で剥がしてくれた感じがして。ホントに、明日ぬんだなと思って、今日を生きて、次の日起きて、まだ生きてた、じゃあ明日ぬんだなと思ってまた今日生きて、はぁ、生きてた、っていうのが、撮影中毎日。いっぱい泣いたしいっぱい笑ったしいっぱい怒ったし、いっぱい叫んでいっぱい考えてっていうのを…もうなんか、産声をあげさせてくれたみたいな」

『ミュージック・ポートレイト』2016年5月12日 

 

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林家木久扇「司会者はなるもんじゃない。ナンバー2が一番いいの。司会者はんじゃうの」

『しゃべくり007SP』2016年5月16日

 

二階堂ふみ「誰にでもわかれがあって、わかれがあるから出会いがあってとか。誰にでもぬときが、最後があってっていう。でもそこが、まだ全然みえてこない」

『ミュージックポートレイト』2016年6月2日

 

板尾創路「オレ、いまぐらいの感じがちょうどええわ。このままずーっと120歳ぐらいまで生きたい。120まで生きたらええわ。『ごめん、明日死ぬわ』って言うて、『おやすみー』って言うてにたい」

『SWITCHインタビュー 達人達』2016年6月18日

 

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(神無月と一緒にゴルフを回っているときに急性大動脈解離が発症し生死の境をさまよう)

笑福亭笑瓶「『神奈月、悪いけど最後の言葉聞いてくれるか』ってにものぐるいで言うたら、神無月くんは『嫌です』って言うたんです。嫌ですってどういうこと?って思ったら、その後言葉を立て続けに『なないなないなないです。生きます。笑瓶さんがんばってください。ボクは聞きません、嫌です』って言うてくれたんですよ。そらそうやなと」

『徹子の部屋』2016年6月29日

 

増田セバスチャン「われわれの世代だと、ノストラダムスで終わると思ってた」

平井堅「思ってました、ホントに思ってました。ボク27でぬって決めてました」

『SWITCHインタビュー 達人達』2016年7月9日

 

前田司郎「生きてるって結局に続けてるってことなんですよね。今こうしてる時間も、生きてるって実感がありますけど、でも実際にはこの時間もに近づいていってるじゃないですか。っていう終わりに向かって近づいていってるわけだから。これは生きてるんじゃなくて、実はに続けていってる。でもなんで実感としては生きてるって実感を感じるんだろう。そこが人間の方便っていうか、それがないとみんなんじゃうんじゃねぇかなって。生きてるって実感がないとんじゃうから。そこが人間のカッコいいとこだなって思うんですけど。いつかぬってわかってて、に続けてるってこともわかってるのに、生きてるってことが、意外とカッコいいなって。人間イケてるな、みたいな」

『SWITCHインタビュー 達人達』2016年7月16日 

 

井上陽水「優秀な人は、なぜ自分が生まれてきたのかとか、なんのために生きてるのかとか、どういうふうにねばいいのかとか、いま自分が世界のためとか世の中のためとか、愛する人のためとか、憎しみをもってる人のためになにをすべきかみたいなことはね、目的意識っていうものを割合、明確につかんでるようなね。もちろん宗教なんかに入ってる方もそういうのが割合、明確でしょうけど。まぁこう言っちゃなんですけど、(私には)こういうところでお聞かせできるような目的意識みたいなものが、まぁ見当たらないっていってもいいですかね。ですからそういうのをもってる人に会うと、感動もするし感激もするし憧れもあるし、場合によっては、軽蔑もありますけどね」

『お願い!編集長 ETV2000 いまクリエイティブとは何か 第2回 井上陽水』2016年7月16日

  

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マツコ・デラックス「ずっと繰り返しおっぱいの大きい外人のもの(の音楽)を聞いてるのよ。ずっと。たぶんそれが好きなんだろうね。マライア・キャリーを聞いて、ブリトニー・スピアーズを聞いて。たぶん、これをずっとやってくのよ。で、パッとぬのよ」

『マツコ&有吉の怒り新党』2016年7月27日

 

高橋真麻「マリンスポーツとかしないんですよ。のリスクしかないと思ってて」

『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』2016年8月2日

 

三遊亭円楽体のポーズ、いや、歌丸のポーズ」

『笑点』2016年8月21日

 

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森本レオ「幸せっていうのは、ぬまで愚かでいられるか、愚かを楽しめるかどうかってことだから。ボクみたいに結婚の本質みたいなこと考えちゃうと、不幸になっちゃうんで」

『チマタの噺』2016年9月3日(TVO)

 

川上未映子「恐ろしいのは誰かと示談して、なないことをないことにはしてくれない。絶対にぬんですよ。これやばくないですか。全員ぬんですよ。全員ぬっていうか、これじゃ伝わらないんですよ。今テレビで聞いてる人も、何あたり前のこと言ってるの、って思うと思うの」

『SWITCHインタビュー 達人達』2016年9月10日

 

ブラックマヨネーズ・吉田「酒は毎晩飲んでます。毎晩気絶してますね。だからオレ、枕がレンガやったら毎晩んでるんです」

『おしゃれイズム』2016年9月11日

 

マツコ・デラックス四柱推命を20代のころ大阪でやったときに、35歳でその先が見えないって言われたの。本名で見てもらって。でも、ぬのとは違うって言われて。後から考えたらアタシ、35ぐらいから要は、マツコ・デラックスとしてしか生きてないのよ。本名としての仕事とか人格とか、ほぼその時になくなってるんだよね」

『マツコ会議』2016年9月17日

 

マツコ・デラックス「偽善になっちゃうかもしんないけど、生きたからには世の中の何かしらの役にたってにたいって思うわけですよ。で、そのためには何が必要かって考えた時に、力を手にしなければ何もできないし、何も変えられないって思ったの。その時に、世の中の声みたいなもの…ってそりゃ一人ひとりの声を代弁することなんてできないけど、こんな私みたいなの、道化師みたいなもんじゃない。だからこれを使ってくれて、アタシは自分のことを言うんじゃなくて、こんなことをこの人たちは言って欲しいんじゃないかなっていうのを、ウソをつくわけじゃなくて、自分のなかにあるものとそれが合致したときに、それを放出する役割をするしか、私が世の中の人に認めてもらうこともできないし。何かできることになったときは、自分の私利私欲じゃなくて、何かひとりでもいいから誰かのためにその力を使いたいと思って、いま、嫌らしく生きてます(笑)」

『夜の巷を徘徊する』2016年9月28日(ABC) 

 

宇多田ヒカル「日本語の私の入手方法というかインプットソースが、主に純文学であったりとか、詩であったりとか、もしくは古い歌謡曲の、まぁ母親の仕事のつながりで聞くことがあったりとかで。生ととか、なにかドロドロした人間の本質とか、そういうのから影響を受けてたんだと思います。ポップソングとか現代の日本の歌を全くと言っていいほど聞いていなかったんで。だってだいたいこう、現実逃避の音楽じゃないですか。それか、恋愛にすべて意識集中しようよみたいな、それが全てさみたいな。恋愛至上主義だったりとか。あんまりそそられないですね、それには」

『Love music』2016年9月30日

 

座右の銘を聞かれて)

明石家さんま「生きてるだけで丸もうけ、っていうのは世間のみなさんも知っていただいてますけども。あとは、ワクワクにたい」

『さんまのまんまSP』2016年10月7日

 

鈴木敏夫「宮さんが絵コンテ描いてんじゃうと。そうすりゃ映画は大ヒットですよ」

宮崎駿「オレがななきゃいけないじゃん」

『NHKスペシャル 終わらない人 宮﨑駿』2016年11月13日

 

三遊亭円楽(VTR)「やりたい芸をやりたいだけやって、あっちのほうへ行ってください。ねませんよ」

桂歌丸(スタジオ)「いまからお約束しておきます。私があっちのほうへ行くときは、あの人を道案内に連れて行きますからね」

『徹子の部屋』2016年11月23日

 

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古舘伊知郎にゆくときに聴きたい曲は、自分のしゃべりなんだよ。自分という自我が絶えていくとき、なくなっていくときに、最後の自我が実況して魂を送り出す」

『ミュージック・ポートレイト』2016年12月1日

 

真田幸村堺雅人「世の中に、誇り高いなどございません。御上様には、誇り高く生きていただきたい」

『真田丸』2016年12月18日

 

中居正広「ボクらぬわけでもないので。またいろいろとお仕事させていただくこともあると思いますので」

『SMAP×SMAP』2016年12月19日

 

ぱほりん(YOU)「全員が当たり前のように、幸せに1人の人とずっと連れ添って子どもを産んで、孫に囲まれてぬとは限んないじゃん。だからそんなことをできない自分がダメだって、思わないでほしいんだけど。しちゃいけないのは、人を傷つけることだけだから」

『ねほりんぱほりん』2017年1月11日

 

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明石家さんま「『神』と『ね』はちょっと使いすぎ」

『明石家電視台』2017年1月30日(MBS)

 

阿部寛と鬼ごっこをする夢をよくみる)

川口春奈「阿部さんが黒いマントを背負って、阿部さんにタッチされた人はんでいく、っていう」

『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』2017年2月14日

 

たけし軍団の助ける/助けないの境界線)

つまみ枝豆「『んじゃうんじゃう』って言うときはホントはなないと思ってる。『ホントにんじゃう』って言うと、こいつホントににそうなんだなって助ける」

『マヨナカ芸人』2017年3月3日(YTV)

 

巻真紀(松たか子「私たちは4人で出会ったじゃないですか。このままみんなと一緒にいたいんです。ぬなら今かなってぐらい、今が好きです」

『カルテット』2017年3月7日

 

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伊集院光「労働において長時間仕事すること、サービス残業からの過労ってひどい話なんですよ。だけども、自分はこれが天職で、これをやればやるほど楽しくて、みたいなバランスのとれてることは、時間を忘れてやってしまうんですよ。これを混同することでとても残酷な結果が起きたりとか、そこの境目がわからなくなっちゃってる人たちのなかで、すごく苦労が絶えない」

『100分de名著』2017年3月20日

 

北野武禅宗とかそういうお坊さんの言うように、人間は生まれて飯食ってんでいくこと、これが人間ですって言われると、確かにそうかなぁと。その中にいろんなことがついて回る。その一部を切り取って恋愛映画撮ったり、暴力映画撮ったり、何かに感動する親子の関係を撮ったりするけど、所詮人間は生まれてぬことっていうことになっちゃう。その単純さを、いかにアーティストとしていろんな人が広げていくか。どこの部分にポイントとかスポットをあてるかの勝負じゃないかなぁ」

『日曜美術館』2017年4月9日

 

星野源んだ先はもう何もないんじゃないかなって、ホントににかけて気づいたので。なるべく楽しく生きていきたいなっていう」

『徹子の部屋』2017年4月10日

 

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プリンセス天功「(先代から)んだらいけない、生きてもいけない、そのギリギリをいけって言われてました」

『マツコの知らない世界SP』2017年5月2日

 

木村拓哉「簡単に""という言葉を使うな」

『夜の巷を徘徊する』2017年5月4日(ABC)

 

伊勢谷友介「人類が地球に生き残るための株式会社をやってんですよ」

滝沢カレン「なにそれ」

伊勢谷「気づいてました?松本さん。地球上で人類だけが自分がんだ後のことを想像できて、そこに対して行動できるんですよ。っていうことは、人間が人間であることの証明は、未来を心配してなおかつ行動に移してからこそなんですよ」

滝沢「なにそれー」

『ガキの使いやあらへんで特別版』2017年7月17日 

 

(夢は何かと聞かれて)

松本人志んだときにね、お葬式にね、すっげぇ芸人にいっぱい来てほしい。まぁ芸人というか、タレントさんというか、芸能人の人たちに。っていうのは、ちょっと思うんですよね。そうすることによって、うちの娘とかに、パパって割とすごかったんやぁ、って思うことしかないかなぁっていう」

『ガキの使いやあらへんで』2017年7月23日

 

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山本直樹「閉じた集団では言葉がどんどん先に行っちゃうんですよね。人よりも言葉の方が重たくなっちゃうから、人の命はどんどん軽くなっちゃう。人はんだらもう二度と蘇らないけど、言葉はさ、1回んでも蘇ったりするから、言葉の方がありがたくなっちゃう」

『SWITCHインタビュー 達人達』2017年9月2日

 

ビートたけしぬ間際(の赤塚不二夫さん)に呼ばれて新宿のホテルへ行って。飲んでたもんね。まだ飲んでんだもん。『一杯行こうか』なんて言って。『なんで飲んでんの?』って言ったら、『だって飲むしかないじゃん』って」

『27時間テレビ』2017年9月10日

 

サンドウィッチマン・伊達「もしサンドウィッチマン富澤が何かあったとするじゃないですか。なんかこう、まぁんだとするじゃないですか。そしたらボク、この世界辞めますしね。1人ではやらないです」

雨上がり決死隊・宮迫「蛍原さんがぬとするじゃないですか。普通にボクやりますけどね」

『日曜もアメトーーク』2017年9月17日

 

有吉弘行「(オレが)んだら別にゴミに出してくれたっていいぐらい。区が許すんだったらね」

『マツコ&有吉 かりそめ天国』2017年9月20日

 

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出川哲朗「ダチョウの竜さんとよく話してるのが、ぬときは最後、今まで自分たちいろんな危険なことやってきたんだけど、竜さんと一緒に罰ゲームで、低周波、ビリビリで2人同時にんで、2人で合同葬儀っていう話は。散々危ないことやってんのに、こいつら結局低周波で死ぬのかよー、っていう。で、芸人にみんな来てもらって、笑ってもらいたいな、っていうのはよく話してますね。夢は番組でぬのが。いやもう絶対番組の人にはご迷惑しかかけないんだけど、夢はそれですね。究極は」

『ガキの使いやあらへんで特別版』2017年9月24日 

 

黒柳徹子「いい恋愛をするとね、たとえばその人と別れても、その人がんでも、いつまで経っても生きることができるんですよ」

『1周回って知らない話』2017年9月27日

 

太田光「これでオレが『たけしはにました』つったら、また怒るわけでしょ?」

水道橋博士「怒るけどさ」

『おはよう、たけしですみません』2017年10月4日

 

神田松之丞「私が仮にんでも、私は弟子がいないですけど、後の人につないでいけるし、ボクもそのリレーの一部になれるっていう。ボクは消えてしまうかもしれないけど、完全に消えたわけではない。伝統芸能ってまさにそうだなと思ったんですよ。つまりその、んでる過去の名人上手たち、いろいろものを書いてくれた人を背負って、いま私がバトンを渡されてると。で、また次の人たちに自分がんでバトンを渡すんだっていう。つなげていくものっていいなっていう」

『SWITCHインタビュー 達人達』2017年10月7日 

 

(小説が書けなくなった時期の話)

いとうせいこう「理路整然としてたり、ある物語をつくったりすることがもう嫌になっちゃった。現実とちがうもん。現実はもっとデタラメなもんじゃない。ボクがよく言ってんのは、『コップが落ちたので割れた』っていう、その一文を書こうとすると吐き気がしちゃうの。コップが落ちたことと割れたことは別でしょ。それをつなげないと人間は狂っちゃうから、しょうがなく因果関係を全部に見出してるけど、人生なんていきなりんじゃう人はんじゃうわけだし、いきなりこれ(=船)がストップして沈没しちゃうこともあるわけだし、上から飛行機が落ちてきて終わりでしたとか、あるわけじゃないですか。でもそれは小説に書くとウソみたいって言われちゃうんですよ。そしたら全然これ、書くべきことなんて全然ないじゃんってなっちゃった」

『SWITCHインタビュー 達人達』2017年10月7日

 

若井ふたば(満島ひかり「夢とか追いかけても、ミサイル飛んできたらんじゃうんだよ」

『監獄のお姫さま』2017年11月7日

 

平野レミ「不思議ですよ。(長男の)唱のところに行っても(次男の)率のところに行ってもね、うちで食べてるみたい。つながっていくんだなぁって。私がんでもその味があーちゃん(=次男の妻)に伝わって、その子どもに、子どもにって。食のDNAってこういうことじゃないかなと思うの」

『徹子の部屋』2017年11月9日

 

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平山夢明「ツライことがあってのうとか思ってる人がいた場合は、ツイッターとかに連絡するより、命の電話にかけてもらいたい。命の電話でも、みんなボランティアで厳しい状況でやってるじゃないですか。こういうものこそ公的な援助を入れてもらいたいですよね」

『5時に夢中!』2017年11月13日

 

片岡鶴太郎「街場のラーメンって20年ぐらい食ってない。いま食べたらたぶんんじゃうと思う」

『ナカイの窓』2017年11月15日

 

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井上陽水に場所は舞台だとかね、後ろに倒れないでぬときは前に倒れるようにとかね、ぬまで漫才を忘れてませんでしたとか、まぁ、とかくそういう言い方をして、そういうことが立派だっていうような言い方あるよね、日本って。そこにも一石を投じたいんだけどね」

博多華丸「どこでお亡くなりになりたいんですか」

井上「布団の中だよね」

『華丸・大吉27周年記念 祝うて三度SP』2018年1月9日(KTV)

 

持本舵(阿部サダヲんでもいいっていうのは、生まれてきてよかったって思えたってことだよ。生まれてきたよかったって思ったことないうちは、まだんでもいいっていうときじゃない」

『anone』2018年1月24日

 

小林亜星「これからあの世へ行く前にね、やせてみたいんだけどね。いま努力してるんです。最後はモテてにたい」

『サワコの朝』2018年1月27日

 

瀬戸内寂聴「書きながらぬのが理想なんですよね。朝、この人(=秘書)が来て、起こそうと思って、『あ、んでる』っていう。それが理想なの」

『徹子の部屋』2018年2月1日

 

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平野レミ「(お父さんの)骨食べちゃったからさ、アタシさ。うちのお父さんんじゃったのね、だいぶ前ね。で、んじゃってさ、燃やしちゃったらさ。(骨を)箱の中に入れちゃってさ、はいじゃあって言ってさ、袋に入れてさ、いった後さ、アタシさ、ふっとして最後にふっと、まだお父さんがさ、(台の上に)残ってんのお父さんがちょんちょんちょんって。お父さんって、いるじゃんまだ、なにお父さんって言ってさ、ちょんちょんちょんっていってさ、骨とってさ、ペって。お父さんと一心同体になったと思ったの。それでさ、しばらく夕方よ。夕方なんかさ、なんかこのへんにひっかかってるから歯を(ほじくったら)お父さんが出てきた。二度会えちゃったわよ、お父さんと」

『ボクらの時代』 2018年2月4日

 

有吉弘行「オヤジがんだとき、1日も引きずらなかったな。すぐ風俗行ってた」

『マツコ&有吉 かりそめ天国』2018年2月22日(ABC)

 

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大杉漣「いつかボクも、ね、そういう意味ではすごくリアルに考えなきゃいけないというものがあるんでしょうし。考えるってわけじゃないけど。ただボクね、にたくないとも思わないし、と言ってにたいとも思わない。ぬっていうことがわかってるってだけであって。ぬまでの間にね、俳優としてどれだけできるかっていうことは、わからない」

『アナザースカイ』2018年3月2日

 

サンドウィッチマン・伊達「実はボクらのネタって『ぬ』っていう単語が結構出てくるんですよ。それは(東日本大震災で)やめましたね。やっぱそれ簡単に出せないなっていうか。ここの(2人の)中でもそれを言いたくなかったっていうのが、あったりしましたね」

『ボクらの時代』2018年3月11日

 

本谷有希子「若いころとか私、めちゃめちゃ他人に厳しかったんですよ。ハタチで劇団つくってるんで」

YOUねとか言ってた?」

本谷「言ってたかもしんない。でも段々歳を重ねるにつれ、人の心の痛みがわかってくるにつれ、昔ほど人でなしのような言葉がかけられなくなって。優しくなったと同時に、表現者として何かを失ったなっていう感じはありました」

『セブンルール』2018年4月3日 

 

デヴィ・スカルノ「目標105歳で、100歳生きて、1世紀をみてにたいなと思ってます」

黒柳徹子「そりゃそうですよね」

『徹子の部屋』2018年5月14日

 

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この会話がすごい:先週みたテレビ(4月9日~15日)

 先週みたテレビのこの会話がすごい。

 

その1 「それを男性側がそもそも感じていない」

 先週15日の『ワイドナショー』。週刊誌で過去のセクハラが報じられた元NHKアナウンサーの登坂淳一がコメンテーターとして出演。自身の行動に対する反省の弁を述べたり、メインキャスターとしての起用が決まっていたフジテレビの夕方のニュースの降板についてコメントしたりしていた。

 話は登坂の件を離れてセクハラ一般にも及んだ。松本や東野、ゲストのいとうあさこらが、「相手の感じ方次第のセクハラは定義があいまいでいかがなものか」というようなモードでトーク。そんななか、東野に「モーリーさんはどうお考えになりますか」と話を向けられたゲストのモーリー・ロバートソンは、一般論と断りつつ次のように語った。

 

モーリー「一般論としていまの日本ってね、放送業界、女性の扱い、男性とちがってるような気がする。女性に対してはやたらと厳しい。若くないとか、もっとセクシーであれとか。みえないルールで、負荷をかけている」 
松本「へー」
モーリー「それを男性側がそもそも感じていない」*1

 

 「へー」という反応に、「それを男性がそもそも感じていない」と即座に切り替えしていたのがすごい。即座に、が特にすごい。「へー」という反応は別の意味ですごい。

 

その2 「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」

 先週13日の『徹子の部屋』。ゲストはANZEN漫才のみやぞん。母親の話とか野球の話とかキックボクシングの話とか、いろいろな話があったのだけれど、以下にみるのは生ダコをめぐる味わい深い一連の会話*2

 

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 徹子はいつものように唐突に切り出す。

 

黒柳「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」

みやぞん「中学校の時に生ダコにはまった時期はありますね」

 

 まずもって、「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」という質問がすごい。それまでの話とは何の脈絡もなく、「生ダコにはまっていた時代」についていきなり問う。こういうぶった切りの質問は『徹子の部屋』ではよくみかけるものだけれど、よくよく考えると会話としてすごい*3

 また、みやぞんの生い立ちを視聴者に紹介するにあたり、「生ダコにはまっていた時代もあった」ことが重要だと感じて、あるいはみやぞんと黒柳の間でこの話題が交わされるとおもしろいと予測し、事前に情報を徹子にレクチャーした番組スタッフがすごい。さらに、目の前の男の魅力を視聴者に伝えるにあたり、いくつかの質問候補のなかから「生ダコにはまっていた時代もあった」ことについて収録本番中に聞かなければと判断した徹子がすごい。そして、机の上に広げられた徹子直筆のメモにうやうやしくも「生ダコにはまっていた時代もあった」と書かれているのであろうということがすごい。そんなことを前日とかに予習してるのがすごい。

 

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 会話は続く。徹子は生ダコがわからない、そんな黒柳にみやぞんが生ダコが何かを説明する、という構図で会話はしばらく展開する。

 

黒柳「どんなの生ダコって?」
みやぞん「生ダコってすごくボクのなかでは滅多に食べられないものっていう感じだったんですよ」
黒柳「食べられないですよ、そんなにはね」
みやぞん「でも近くのスーパーに生ダコを見つけまして、初めてカットして食べてみたら、すごくおいしくてはまってしまったんです」
黒柳「それは茹でたのが売ってたの?」
みやぞん「あ、茹でてないやつなんですよ。生ダコなんで」
黒柳「生ダコ?」
みやぞん「えぇ、生ダコです」
黒柳「生ダコをうちで茹でるの?」
みやぞん「あ、茹でないんですよ、生ダコなんで。生ダコっていうものはですね、生のタコなんですよ」
黒柳「でも、生のタコをそのまま食べるの?」
みやぞん「えぇ、そのまま食べるから生ダコ」
黒柳「生…そうなの? 生ダコ」
みやぞん「ほとんどの方はボイルしてしまうんじゃなかろうか、茹でてしまうんじゃなかろうか、そういうときもありますが、えー、生ダコっちゅうのは生で…」

 

 このあたりの会話はみやぞんが主導権を握っている。まず、生ダコについてよく知らない人に生ダコとは何かを聞かれて、「ボクのなかではめったに食べられないもの」と、生ダコそのものについて何も説明しないのがすごい。生ダコとは何かとさらに重ねて聞かれても、「生ダコっていうのはですね、生のタコなんですよ」と、生ダコについて新しい情報をなにひとつ付け加えない返答もすごい。だがしかし、生ダコとは何かと聞かれたら「生のタコです」と答える以外にないような気もしてきて、序盤にしてこの会話の行き詰まり感がすごい。

 そしてもちろん、わからないものについて微塵も知ったかぶりをしない徹子がすごい。というかよく考えてみると、生ダコが何なのかわからないのに「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」と質問していたのがすごい。

 

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 生ダコがわからない徹子と生ダコをわかってほしいみやぞんの会話は、徐々にその主導権を徹子に移しながら、生ダコの色をめぐってさらに混迷していく。

 

黒柳「何色してるの?」
みやぞん「何色? タコ色ですね」
黒柳「んー。じゃあ、白っぽい?」
みやぞん「あ、あ、そうですそうです。中身白っぽい感じですね」
黒柳「なるほど。生でも」
みやぞん「んー、生だから白いんです」
黒柳「でも茹でたら真っ白よ、タコって」
みやぞん「…ピンクじゃないんですか? あ、じゃあ全然ボク…」
黒柳「真っ白い、真っ白いのがタコでね、外側の皮がちょっと赤っぽくって、真っ白い身っていうのはあれは茹でてあるの」
みやぞん「茹でてあるのをボクはじゃあ生ダコって言って食べてたってことですか?」
黒柳「たぶんそうでしょう」

 

 なにより、「生ダコはタコ色」というみやぞんのキラーフレーズの破壊力がすごい。対して、みやぞんが食べていたのは実は生ダコではなく茹でたタコであると言いくるめ、「たぶんそうでしょう」と断じる徹子がすごい。自分から「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」と聞いて始まった会話なのにすごい。

 

 「生ダコとはなにか」というシンプルな問いをめぐり話せば話すほど複雑さを増す会話も終盤。徹子は番組のホスト役としてこのすれ違う会話をどうおさめたのか。

 

みやぞん「(スーパーに並んでたときは)生ダコって書いてありましたけどねぇ」
黒柳「んー、どうしたの、どうしたんだろう」
みやぞん「なんか持った感じもたぶん生なんですよねぇ」
黒柳「そうなんですか。じゃあそれでいいと思いますよ」
みやぞん「はい。ボイルしてるのはなんか違う感じで。すいません」
黒柳「そうなの。いいです。生ダコ…んー。フフフフ。でも、お母さまに叱られたことってあんまりない?」

 

 何がすごいってこれだけ長々と生ダコとは何かについて話してどちらも納得いかずに話が終わっているのがすごい。「そうなんですか。じゃあそれでいいと思いますよ」と素っ気なく言い放ち、平行線な会話にこれ以上付き合えないという感じを隠さない徹子がすごい。ボイルしてるタコは生ダコではないのではと、なおも引き下がらないみやぞんを「そうなの。いいです」とあしらいつつ、でも「生ダコ…んー」と自分は今でもあなたの言い分に納得していないのだというメッセージを残すのを忘れない徹子がすごい。

 

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 「生ダコにはまっていた時代もあったんですって?」と唐突にはじまった生ダコ問答は、「お母さまに叱られたことってあんまりない?」と唐突に別の話題に切り替えられ終わりを迎えた。どこからやってきたのかわからず、どこに到達したのかもわからない。この意味のなさ、すごい。この会話全体が、会話ではお互いの意味の共有ではなく発話の接続こそが重要なのだという会話の社会的な本質をついているもののようにも思えてすごい。

 そして何より、こんな意味も結論もない会話を魅せる2人のチャームがすごい。

 

その3 「(爆笑)」

 先週15日の『ボクらの時代』。ヒロミ、坂上忍サンドウィッチマン・伊達の鼎談。なんだかな、とあまり愉快にならないところの多いトークだったのだけれど、ワンシーンだけ。

 

ヒロミ「サンドウィッチマン、ネタおもしろいじゃんか。ネタと…」
坂上忍「(爆笑)」
ヒロミ「ネタおもしろいじゃんか。これオレの感じよ。好感度いい人にこんなこと言うのアレだけど。普段のね、(平場の)感じって、ネタおもしろいけど、そんなでもないじゃんか」
坂上「(爆笑)」*4

 

 テレビの特にバラエティ番組の「危機」と呼ばれる局面に際して、場つなぎ的に「テレビとは、バラエティとはなんだったのか」みたいな話題を展開する、そのためにちょっと前のバラエティ番組が元気だったとされる時代を語る証言者として、いわばゾンビ的な存在として機能するためにヒロミはテレビに「復活」したとぼくは思っていて*5、だからそんなヒロミが何を「おもしろい」と感じ、何を「そんなでもない」と感じているのかについては、「そうなんですか。じゃあそれでいいと思いますよ」という感じなのだけど、坂上忍にとって自身がMCを務めた最初期の『バイキング』でサンドウィッチマンがやっていた地引き網クッキングのコーナーってなんだったんだろうとも思えて先週みたテレビのこの会話はすごい。

 

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*1:『ワイドナショー』2018年4月15日

*2:『徹子の部屋』2018年4月13日

*3:徹子の部屋』は収録だけれど黒柳の意向で生放送のようにしたいということで、原則的に編集を加えず、カメラの前での徹子とゲストの会話がほぼそのまま撮って出しでお送りされている。唐突な話題の切り替えなど日常ではあまりみかけない会話の展開は、視聴者を飽きさせず、ただの会話をエンタメにするという意味で『徹子の部屋』に限られないテレビ的なもののような気もするのだけれど、『徹子の部屋』においては、スタッフによる事後的な編集に依らないセルフ編集を徹子がリアルタイムで行っていると言えるかもしれない。齢80代半ばにして改めて徹子がすごい。ただの無邪気かもしれないけど。

*4:『ボクらの時代』2018年4月15日

*5:増刷された又吉、召喚されたヒロミ : 先週みたテレビ(3月2月~8日) - 飲用てれび