2014年後半の「テレビ」を並べる
2014年後半(7月~12月)にテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。要は、自分のツイートを「テレビ」で検索して出てきた言葉をピックアップして編集して並べるという作業の結果(2014年1~6月の分は「2014年前半の「テレビ」を並べる - 飲用てれび」にまとめました)。ビッグ3から一般人まで。饒舌から沈黙まで。ぼくが視聴した範囲に限られるのでもちろん偏りが(特にバラエティ番組方面に)あるわけだけれど、人も番組も異なる言葉のあいだになんとなくある矛盾も含んだ繋がりがおもしろい気が。ということで、以下。
櫻井翔「カメラが回ってるときにしゃべってるのと、楽屋でしゃべってるのと、家に帰ってテレビにツッコんでる時間だったら、どれが一番楽しいですか? 幸せなんですか?」
マツコ・デラックス「全部一緒。アタシもう、テレビに出てる自分も、こうやって話してるのも、なんにも変わんない人なのよ」
西川史子「仕事は医師です。趣味がテレビに出ること。サーフィンが好きな人がサーフィンをするような感じ。ですから、嫌だなって思う番組には出ないですね。趣味だから」
村上ショージ「テレビって参加するもんちゃいます。みるもんですから」
男性(104歳)「珍しいもんができたっていうんで、たまげたよ。すぐ買ったんだ。テレビができたっていうんで」
女性(100歳)「小学校のとき先生が『こういうんが今、日本で開発されて、こういうんができるんだよ』って言ったとき、『へぇ~』ってたまげたんですけど、『あぁ、これがテレビっていうもんかなぁ』と思った。もう、天にも昇る気持ちでした」
田村淳「制約がないとこじゃなきゃやっぱ遊べないんで、そっち側(=ネット配信)に行ってんですよね」
笑福亭鶴瓶「ついついみんなこう、制約あるやんか」
淳「そうなんです、どこ行っても絶対ルールがある」
鶴瓶「昔、全然なかったやろ?」
淳「だからそのテレビをみてボク入ってきてるんで、そうなればいいなと思って」
大竹まこと「テレビで倒れちゃっても仕事していいんだと。その前までは、あれしようこれしようって、台本にオレ真っ赤になるまで書き込み入れて、相手の言うことまで全部書き込んでたのよ。で、それが全部ダメになっちゃっても仕事がくるんだったら、もうテレビでなにやってもいいと。そう思った途端にきた仕事が、『夕ニャン』なんだよ」
マツコ・デラックス「この人たち(=番組スタッフ)すぐにまた画力だけでこういうの(=地方のオネエに会いに行く企画)に飛びついたけどね、こんな表層的なところをさらって、ちょっと笑ってくださいみたいなVTR作られてるだけじゃ、私は不満ですよ。みんなまたサービス精神旺盛だからやっちゃうでしょ、こういう風にテレビっぽく。オカマってだから、そこがいじらしいでしょ?」
村上信五「そうね、健気というか」
マツコ「でしょ? がんばるんだから。もうイジメないで。嫌なの、なんかテレビ的な感じで扱われるのが」
村上「ちょっと上澄み感が」
マツコ「他の番組でやってんだったらいいんだけど、アタシの番組でやるっていうのが…アタシがいるにもかかわらず、そういう風なみせ方しかさせてあげられないのが、すごく嫌なの」
上沼恵美子「(若手のころ、舞台の)1回目終わってきまして、お腹がすくからっていって、近くでAランチっていうの頼んだんです。エビフライとハンバーグとライスがついてるんですよ。楽屋で食べるんです。もう楽屋っていうても汚い芸人さんと一緒でね。ホントに楽屋に鳥を連れてきたり。汚い鳥を家に置いてきたらいいのに飼い主が。大師匠ですよね。鳥カゴからそのピーコちゃんっていうのを出すんですよ。で、出さなくてもいいのに、ピュンピュン飛ぶんですよ。お姉ちゃんと食べてたら、そのピーコちゃんが何を思ったか、ハンバーグの上に乗ったんです、私の。『あー!』って思いました。そしたらそのピーコちゃんの飼い主が、『ピーコちゃん大丈夫!』って言って。『ピーコちゃん大丈夫やあらへんがな』と思いながら、今でいうティッシュペーパー、ちり紙で(その大師匠が)ピーコちゃんの足を拭いて鳥かごパって戻して、『あ~、食べられなくてよかったね』って言ったんですよ。もう私ね、これは絶対活躍しないとダメだなと思いました、テレビで」
香取慎吾「ボクもう小学生のころからSMAPで、そのころからずーっと芸能界にいるんで、もうテレビにそのころからずっといるんで、ここ以外の世界を知らないです」
草彅剛「(『いいとも!』の)グランドフィナーレのときに思ったんですけど、それこそタモリさんとかさんまさんとかダウンタウンの皆さんとかとんねるずさん、生のテレビで、しかも一番前でみてたんですけど、ホントにみんなすごいパワーあって、テレビってやっぱすごいなと思ったんですよ。だからホントにテレビにしか出せないなんかパワーとかエネルギーって存在するんだと思ったんで、そういうのやっぱ大事にして」
ビートたけし「今日、三宅(恵介)さんと話したんだよ。オレとさんまとかね、タモリはね、いい世界に生きてきたなって。テレビの全盛期で、お笑い全盛期にやってきたじゃないかって」
中居正広「(『いいとも!』のグランドフィナーレでは)タモさんもちょっと感傷的になりましたか?」
タモリ「いや、まぁでも、テレビに出てるからね。それより全体的にすごいおもしろかったよね」
香取慎吾「テレビ大好きで、子どもの頃からSMAPで、テレビに育ててもらって、テレビから学び、テレビと笑い、テレビと泣き、この27時間中も笑ってたりとか、なんだよ、ふざけんなよとか言いながらも、すげぇ楽しいとこあったりとか、そういうテレビのウソが最高に楽しいです」
福原愛「(自転車は)テレビ局のお兄さんとか音声さんとかが後ろを押して、練習一緒にしてくれました。縄跳びも一緒に教えてもらいました」
松本人志「ボクは(番組の収録中も)家で自分のテレビをみてる感覚はたまにありますよね。テレビを自分がみてて、『なんか松本にはこんなんあんま言うてほしくないな』とか思うことは言わんとこうっていう」
黒柳徹子「あなたたちは舞台やなんかお出になったときは何やるの?」
田村亮「今あんまり舞台出てないんですよね」
田村淳「舞台はもうずっと立ってないんですよ」
黒柳「じゃあテレビに出てどんなに顔がいいかってことだけをみせてるの?」
マツコ・デラックス「どういうことが起きたら(アタシとアナタの)この差が生まれちゃうんだと思う?」
能年玲奈「…………………………………………」
マツコ「新しいテレビだね。すごい。でも確実にいま数字は上がってる気がする」
松本人志「テレビがテレビらしくないというか、映像なくてもOKになってるところがあって。だからもう、ラジオがテレビ化してるというか、テレビがラジオ化してるというか」
堂本剛「嫌われてもよくない? 好かれようと思ってテレビ出てたらあかんって。好かれようと思ってテレビ出て傷つけることもあんねやったら、そのまんまの自分で出て傷つけてる方がまだええなっていう」
黒柳徹子「(私がドラマで)悪女をやって、うまくいったら、テレビをご覧のみなさんは、そういう悪い女が(『徹子の部屋』で)人にものを聞いてるっていう風にお思いになるかもしれない。テレビってそういう風にみんなが思い込むようなところがあるかもしれないと思って、テレビに出るのは自分自身だけで出ましょうと思って、それで一切ドラマやらないって決めた」
小倉優子「キャラづくりというか、こりん星というネタだけで23(歳)ぐらいから結構自分のなかでしんどくなってきて。テレビで嘘ばっかりついていいのかなぁ、っていう自分のなかでの葛藤が始まり。終わりにしようかなって。嘘の限界を自分で感じました」
田中卓志「われわれがこれだけ考えてテレビに出てるんですと、今日伝えれればそれだけでいいんです。次みたときに、『あの人ああいう感じで考えてくれてんだ。じゃあもうちょっとテレビみてみようかな』と」
あいな「素人で言うのはアレなんですけど。(ダイノジ)大谷と『ゴッドタン』のメンバーって昔の仲間なんでしょ。だけどさ、『ゴッドタン』とかほぼ呼ばれてなかったわけじゃん。だけど、いまこうやってさ、この『ゴッドタン』って番組にさ、呼ばれてさ、おぎやはぎさんだったり、劇団ひとりさんだったりにさ、ラジオさ、いじられてるじゃん。それってなぜかって言うと、いま大谷がラジオのスターとして成功して結果出て、だからみんなこうやっていじってくれてるんだよ。ぶっちゃけそれがいままで出来なかったんだよね。それはなぜかって言うと、大谷は負け顔じゃないじゃん。だから大地が結構テレビで使われてるわけじゃん。たぶん大地、歯がゆかったと思うんだよ。ホントはさ、ダイノジの駄目なほう大地、優秀なほう大谷のはずが、テレビではその2人の関係がさ、逆転しちゃってるわけじゃん。だけどいまこうしてさ、大谷がラジオで成功して結果だして、やっと昔の2人に戻れてきたんじゃない。だから、私はこれからの第2のダイノジを、ちょっと応援しようかなと思ってます」
マツコ・デラックス「まだまだ日本のテレビもいろんなことができるわね」
有吉弘行「やらせやらせってね、やらせを恐れちゃダメだもんね」
樹木希林「テレビみてると、歳とるとね、何言ってるかわかんないのよ。バラエティは特にね。下に字がでるでしょ。それでやっと、あぁそう言ったのか…そういうようにわかるんですよ。今までで一番わからないのはたけしさんね。ビートたけしさん」
ヒロミ「オレなんかさ、ホントに『テレビなんか別にいつだってやめてやらぁ』と思ってやってたけど、若いころから。そしたらね、ちゃんと無くなるもんだよね」
萩本欽一「ボクは芸能界ってのとテレビ界ってのを分けてますから。芸を主体とするのが芸能界。テレビはね…ボクはテレビって芸を映さないと思ってる」
坂上忍「テレビに映るっていうことは、顔が出た段階で嫌われる可能性がある」
田中裕二「野球やんなくなっちゃったじゃん、テレビで。するとやっぱCSとかBSとか、あっちになっちゃう。そっちへ行っちゃうと今度は『アニマルプラネット』ネコ特集だとかさ。自分の番組もみないし、あんまりバラエティとかは最近みなくなっちゃった」
古舘伊知郎「徹子さんにNHK揺籃期の話を聞きたいんですよねぇ」
黒柳徹子「何回かお話してますけど、あんまり詳しくは話してないけど、テレビの始まったときの生の中をどうやって切り抜けたかっていうのなんかは、そりゃすごいですよね」
宮沢りえ(ママ)「どうなっちゃってるのよ今のテレビ…」
マツコ・デラックス「もうちょっとテレビでメチャクチャやりたいよね。こないだ『ゴッドタン』で小木さんがウンコ投げてたから、うらやましいなって思った。偽物のウンコよ。我慢まではいかないけど、無意識のうちに、テレビに出るっていうことはこういうものなんだっていうルールをさ、みんながそれぞれ決めて出ちゃってるわけじゃない。まぁ、このウンコみたいな番組がルールを語るなって話だけど。全部をルールなくせとは思わないけどさ、もうちょっとさ、いろいろ許してくれるといいよね」
矢口真里「テレビはみれなかったんです。自分の顔みるのが嫌だったんで。DVDをみてました」
ベッキー「心から愛していますテレビ番組を。こんなに人を笑顔にさせたり感動させる箱、いまはもう板っぽくなってますけどテレビは、こんな素敵なものないと思います」
田中卓志「トークとか磨いてたけど、なんかもう結局カニとか、体活かした方が早い。めっちゃウケるしわかりやすい。お茶の間なんて、もうそんなテレビがっつりみてないんだから」
マツコ・デラックス「この人(=有吉)がこれから大物になれるかなれないかで、テレビってものをアタシは測ってんのよ」
小堺一機「普通の方たちも、テレビでパッと映った時の映り方を自然に勉強しちゃってますね」
所ジョージ「普通テレビをね、YouTubeにあげるのは困るからって、権利の問題とかいろいろ言ってるでしょ。いいじゃんって思うの私。権利、権利ってうるさい。権利はもってるけど、放棄するからカッコいいのにね」
バカリズム「オレはトツギーノっていうネタで、まずいろんなテレビに出させてもらったんです。で、オレは、ちょっともうトツギーノっていう芸人だと思われ始めたぐらいから、『ヤバイ、やめよう』と思ったんですよ。生意気なんだけど、『トツギーノやってくれますよね?』って言われるようなところでも、違うネタをやるようにしたんです。『ちょっとすいません、今やめてるんです』って言って」
石橋貴明「休みの日…。ただただテレビみてますね」
伊集院光「テレビ局とか、ボクらいろいろこの局以外にも、いわゆる民放と言われる局とかでも仕事しますけど、『あの局すごい調子良かったのに』っていうことで、超おもしろい番組って、飽きるっていうことにもつながってたりとか。逆に、『変な番組ばっかやってダメだ』って言われたところが、実はそこにチャンスがあって、新しいもの生み出したりとかあるから」
星野源「『何気ない日々が一番幸せなんだよ』みたいなことをテレビかなんかで言ってたときに、ホントにそうだとは思うんだけど、でもそれって無責任じゃないかなってちょっと思ったんですよ。何気ない日々っていうのはホントに何気ない日々で終わるんです。でもそのなかで、幸せみたいなのを見つけるのは、ホントはもっと努力しないと見つかんないんじゃないか、みたいな」
有野晋哉「あいつテレビ知ってんねん。うちの相方テレビ知ってんねん」
妻鹿年季子(木皿泉)「暗黒物質と暗黒エネルギーが合わせて96%ぐらいで、物質は4%しかないみたいなことを、NHKで普通に流れてたことの方が私にはすごく衝撃というか。ホントにその日常の、日常性のテレビのなかで、そんな暗黒物質とか96%で、物質は4%しかありません、みたいな、宇宙はいずれ潰れますよ、みたいな話を、平気でしてるんですよ」
泉谷しげる「テレビはね、ものすごい不良だったんですよ。これが楽しかった。映画もそうだったけど、半分は不良だったんですよ」
マツコ・デラックス「ホント、テレビみすぎよ」
小堺一機「だって孤独なんだもん」
タモリ「これは啓蒙する番組でもなんでもないんだよ。放送時間短いからそんなこといちいち説明してたら、肝心なとこいかない。いまのテレビ全部説明するからつまんない」
満島ひかり「テレビとか出るとさ、なんかすごいさ、ブスとか言われたりしたらちょっと傷つくから。ホントにみんなかわいいから。顔がやっぱ可愛いのが女優さんみたいなのが、一般的にはあるから。でも、そこで始められてはいないから、たぶんこの2人は。でも、一応(女優さんに)足突っ込んでるから、かわいいって言われないと、『なんであいつ女優やってるの?』って言われるから、やっぱりちょっとマスカラ多めにしてみようかな、とかさ」
安藤サクラ「今のテープに録音して、1週間に1度聞いて安心したい」
坂上忍「満島(ひかり)さんは2,3年ぐらい前から、この人別格だなと思ってました」
東野幸治「何がそんなにすごいんですか?」
坂上「媚びてないっつうか、なんか」
東野「それはお芝居が媚びてない?」
坂上「芝居が媚びてないのか客に媚びてないのかテレビに媚びてないのか」
大宅映子「みんなやっぱテレビみてるから」
笑福亭鶴瓶「素人がどんどん…」
大宅「そう、芸人化してきてる。カメラきたらなんかやらなくちゃ…」
鶴瓶「やらないといけないっていうのがあるんでしょうね」
マツコ・デラックス「自分をつくりあげたものの8割ぐらいはテレビだと思ってる。本読むわけでもなしに、映画をみるわけでもなしに、やっぱりテレビだよね」
月亭八方「(娘のIMALUが)この番組のゲストいうのは絶対ない?」
明石家さんま「一生、絶対ないです。もうあんな顔、テレビの前で、茶の間のみなさんにみしたくないもんオレ。オレがそんな子煩悩な顔みせたくない」
月亭方正「(芸歴を重ねるにつれて)テレビに出続けるには、という思いになってきたんですよね。芸人というよりも、テレビに出続けるにはどうしたらええねんっていう考えになってきた」
いとうせいこう「クイズ番組はテレビが始まって以来、絶対にあるジャンルじゃないですから。だから新しいクイズの企画を考えることが一番難しいんですよ、言ってみれば」
宮沢りえ(ママ)「ライブとかに行ったときに、大音量で歌う人いるじゃないですか、お客さんで」
タモリ(吉原さん)「引くね。その心理をね、テレビの人ってあんまり考えてないんだよな。感激するような場面で、そこにいる出演者が泣いたら、さらに盛り上がるかと思ってんでしょ? バカだよな、あれな」
飯塚悟志「(単独公演は)確かに自己満足かもしんねぇよ! でもその自己満足をみにお客さんがチケット買ってきてくれんだよ! テレビがそんなに偉ぇのかよ! そこでうまくいかない奴らががんばってコントつくって、それみにくるお客さんがいて、もうそれで充分だろうが!」
吉田鋼太郎「昔ドラマ1回出たことがあって、若い時、20代の時に。飲み屋の客っていう役で出たんですよ。エキストラさんじゃなくて一応役だったんですけど。ワクワクしてドキドキして行ったんですね。オンエアみたら頭しか映ってなかった。それでふざけんなと思ったんですよ。もう嫌だと。こんなことされるんだったら、オレはもうテレビなんか出ねぇぞって思っちゃったんですよね」
品川祐「オレがテレビ局に『さん』付けするようになったのは、『どうした!?品川』以降」
斎藤司「他の人たち、ちょっとテレビ的じゃないよね、みたいな。みなさんストーリー、構成、すばらしい漫才つくってますけど、やっぱわれわれ構成なしの直球勝負。一発ギャグ、顔ギャグ、オンパレードですから」
ミッツ・マングローブ「(昔は)下品のお手本がテレビのなかにあったんですよ。それを私たちは憧れて、どんどん品格なんて落とそうっていう感じで育った」
笑福亭鶴瓶「この番組ほど充実感がない番組はないんですよ。やり遂げた感がないんです」
中島信也「ヤマつくったぞ、とかないから」
鶴瓶「ヤマつくったとかね、やり遂げたは、もう『テレビをやってまっせ』のやり方なんですよ。ヤマなんかいらないんですよ。長いこと、40年ぐらいテレビやってますけど、これが一番の自然なかたちなんですよ」
松本幸四郎「舞台なんかとちがって、役者が役に扮してその役を演じるっていうんじゃなくて、その人物になりきって生きてしまうっていうのが、テレビの場合だと思うんですね」
蛭子能収「漫画はですね、自分の考えで描かなくちゃいけないじゃないですか。テレビの方は一応アンケートとかでディレクターさんとかに、こう言ってくださいとか、ああ言ってくださいとか、言われますでしょ。自分であんまり考えなくていい。はっきり言うと楽なんですよ、テレビの方が」
マツコ・デラックス「お母さんたちね、アタシって好き?」
長野県松川村の高齢女性「好きだよ。だってテレビの画面いっぱいになるんだもん」
馬場裕之「秋山(竜次)と幼なじみなんですよ。だから、友だちがすごいテレビでがんばってる、横にいる感じ。『いろもん』も幼なじみの秋山が出るからついてきた、みたいな」